虫の音と日本人・再考

2006年7月30日

先日蜩が鳴き始めたという記事を書いたばかりだが、Firefoxの拡張機能の日本語化に尽力されているnorahさんのブログこんな記事を見かけた。


「日本沈没」という映画の制作に協力した東京大学地震研究所のサイトにこの映画についてのQ&Aのコーナーがあるのだが、その中の質問にこんなものがある。

玲子の駐屯地へ小野寺が来た時のラブシーンで、野外でじぶんの過去の辛さを語る玲子とそれを静かに聴いている小野寺の後ろの虫の声・・・・・アレだけの火山灰がぼたぼた降っていても虫って生きているものなのでしょうか??? すごく素敵なシーンなだけにあの音が邪魔に聞こえて.....


映画を見ていないので問題のシーンの中で虫の音がどんな風に聞こえているのかわからないのだけど、あの音が邪魔に聞こえるという感想にショックを受けてしまった。日本人は虫の音を言語と同じように聞いていると言われているのだが、そうした感受性も過去のものになろうとしているのだろうか…。

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