LIVE FOR LIFE in 渋谷 2006

2006年8月13日

昨日は本田美奈子さんの追悼展に出かけてきた。久しぶりの渋谷だったけど何とか迷子にならずに行ってくることができた。昼過ぎに東急デパート渋谷本店に着くと7階の特設会場へ。朝霞の時は人が一杯であまりゆっくり見ることもできないくらいだったのだけど、意外に閑散としていて少し拍子抜けしてしまった。でもそのお蔭でゆっくり気の済むまで展示を見ていることができた。

朝霞の時に比べて充実していたのは写真パネルだったろうか。特にCDジャケット等ですでになじみ深い旭川の雪の美術館でのセッションは数も多く、美奈子さんの美しさの際立つものばかりだった。できることならこれだけで一冊写真集を作ってもらえないだろうか。本当に貴重なショットの数々だった。

衣装も朝霞の時にはなかったものがあった。『誰でもピカソ』に出演した時のピンクのものとブルーのもの。そして特筆すべきなのは20周年のために準備された一際豪華な衣装の脇に、それを着ている美奈子さんの写真が添えられていたこと。コンサートなど公の場で披露する機会はついになかったのでこれを着せて上げたかったとは誰しも思うところ。サイズの確認などのために試着したことくらいは当然あるだろうと思っていたけど、写真まで残っていたとはうれしい驚きだった。髪をアップにしたヘアスタイルでにこやかに微笑む美奈子さんは正に幸せそのものといった表情だった。一体誰がこの後間もなくこの世を去ってしまうなどと思い至っただろうか。

様々な展示品の中で音楽的に最も興味深いのがアルバム「JUNCTION」の制作準備期間に作成された30巻の「MINAKOエトセトラテープ」。美奈子さんが自分の音楽の方向性を探る上で参考にしたと思われる洋楽の音源がテープに納められている。脇から少しだけ収録された内容が確認できるのだが、サラ・ブライトマン、ダイアナ・ロス、ヴァネッサ・ウィリアムズ、ジュリア・フォーダム、ビョーク、セリーヌ・ディオン、トリーネ・レイン、エルザといった歌手達の名前があった。個人的には特にエルザの名前を見つけた時が一番うれしかった。

会場の外には関連グッズの販売コーナーがあり、その脇には美奈子さんへのメッセージを貼り付けるためのボードがあった。これまでにも例えば東宝のサイトなどで美奈子さんへのメッセージを贈ることができたのだけど、何をいえばいいのかわからなくて書き込みなどはしないできた。今回はせっかく来たのだから何か残しておきたいと思い、やっと思いついた言葉は「いつまでもあなたを愛しています」という陳腐なものだった。いざ貼り付けてからほかのみなさんのカードをちらっと見てみると結構細かい文字で丁寧に書かれたものが多くて、太目のフェルトペンでぶっきらぼうに書かれた私のメッセージはちょっと周りの雰囲気から浮いていたかも知れない。このメッセージボードは追悼展と一緒に全国を巡回するらしいのだけど、みなさんのお近くで開催された時にもしこの間抜けなメッセージを見つけても笑わないで下さいね。

グッズのコーナーではフォトカード5枚組を購入。一番上になっているプール(バスタブ?)につかった美奈子さんのかわいい笑顔に買わずにはいられなくなってしまった。


デパートの外に出てみると外は激しい雷雨だったらしく一面水浸しだった。その時点ではかなり小止みになっていたのだけど油断して傘を持って出なかった私は少し困惑してしまった。しかしありがたいことにスターバックスで軽い食事をとっているうちに雨はほぼ上がってくれた。フィルムコンサートの行われるラフォーレ原宿に移動するために渋谷駅に行ってみたら落雷のために山手線がストップしてしまっていた。地下鉄で表参道経由で明治神宮前に行って無事着くことができたが、このために地方からわざわざ出てきた人などは途方に暮れてしまっていないか少し心配になった。


"舞輝" Tour 2006-2007 in 原宿に続く
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・・・追悼展・・・

夕貴が憧れて止まない『本田美奈子.さん』の追悼展に行ってきたょ オネダリして、用事が終わった後に、連れて行っていただきました。へへへ

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