スケートアメリカ2006 アイスダンスFD ペアフリー
2006年10月30日
ペアとアイスダンスについても少し。
アイスダンスFD
渡辺心&木戸章之組
途中から見たのでTVをつけたらちょうどこの二人が演技を終えた後だった。というわけで演技の内容は見ていないのだけど、衣装のセンスが非常によかったのに驚いた。ODの時もそうだったのでデザイナーを変えたか、本人達の趣味が変わったかのどちらかだろう。最後のシーズン、品のいいコスチュームで悔いのないフィナーレを迎えて欲しい。
デンコワ&スタヴィスキー組
モーツァルトの「レクイエム」を基調にモダンなアレンジも加えた音楽による、白い衣装での天上的な雰囲気のプログラム。実に優雅で気品のあるダンスで世界チャンピオンの貫禄を示した。あまりに優雅で、これが果たして「レクイエム」の表現なのか、と思ってしまうようなところもないわけではないがやはりさすがの表現力だった。
ペアフリー
井上怜奈&ジョン・ボールドウィン組
ボールドウィンは相変わらずソロジャンプで失敗。スロートリプルアクセルは転倒。ミスもあったけど地力を発揮しSPの貯金もあり優勝。曲はプッチーニ・メドレーで中盤には「私のお父さん」が表れる。怜奈さんにとっては特別な思いがあるだろう。まだシーズン序盤ということもあり曲調に演技を合わせることが十分にはできていないようだったがこれからもっとよくなっていくだろう。
シュデク&シュデク組
音楽はショパン・メドレー。前奏曲イ長調 Op.28-7〜練習曲ハ短調 "革命" Op.10-12〜ノクターン第2番変ホ長調 Op.9-2と続いたが最後の曲がわからなかった。多分バラード第4番ヘ短調 Op.52のコーダではないかと思うが自信がない。
彼らも最後のシーズンだそうなので、母国の作曲家の名曲に乗せていい演技をしてフィナーレを飾って欲しい。ジャンプにミスがあったもののリフトなどに高い技術を発揮してフリー1位、総合では2位に輝いた。
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