心をとらえたギリシャのマーメイド
2007年3月19日
現在行われている世界水泳メルボルン大会、シンクロナイズド・スイミングのソロTRで印象に残る演技を披露してくれた選手がいた。ギリシャ代表のデスポイナ・ソロムさん。
陸上での動作からすでに心を奪われた。私はシンクロについては技術的なことは全くわからないのだけど、フィギュアスケートに比べると無機質でメカニックな動きが目立つという印象があり、それがフィギュアスケートほどにはこの競技に夢中になれない理由でもあった。しかしこの選手はシンクロにしてはめずらしいほど動きにしなやかさが感じられ、音楽のとらえ方や表情の作り方に繊細で豊かな感性を感じさせるものがあった。それは色っぽさ、なまめかしさといってもいいようなものだったと思う。
ギリシャというとアテネオリンピックの時に女子のバレーボールチームが体の線がはっきりと出るユニフォームを着て話題になったが、あの時に受けたのと似た印象を持った。実況を真面目に聞いていなかったのだけど、確か16歳と言っていた気がする。とすると真央ちゃんと同じ歳ということか。随分と対照的なアスリートではある。結果は8位だったけどまだこれから伸びる余地が十分にありそうだ。名前を記憶に留めておきたいと思った。
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