桑田真澄 執念のキャッチボール
2007年4月 1日
今日はセルゲイ・ラフマニノフ、八木沼純子さんなど私にとって親しみ深い人の誕生日だが、その中でも今最も気になるのは39歳を迎えたピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄投手。
オープン戦での思いがけないアクシデントからその手に届きかけていた開幕メジャーの座を逃すことになったが、報道によると早くもキャッチボールを始めているという。彼は私の知る限りでは最も精神力の強いアスリートなので、挫けることなくまた自分の道を歩み始めるだろう。審判3人の体制で試合を強行したメジャーリーグの運営や巨漢球審のどんくささに腹が立ったりもするが、気落ちせずまた応援していきたい。
追記:6日0時20分
5日になって足首の怪我は靭帯が切れていたことを共同通信が伝えている。当初の診断で判明していたことで、球団広報が明らかにしたのが今のタイミングになったということらしい。
コメント
桑田にはホント頑張って欲しいです。
でも、彼は右肘靭帯断裂から見事に甦ってきた男ですから、
夏頃には、必ずPNCパークのマウンドに立っていますよ。
そういえば、1995年に肘をケガする1週間くらい前の
桑田登板の試合を東京ドームに見に行ったのを思い出します。
生涯、ネット裏で見た2回のうちの1回だからよく憶えてます。(笑)
でも憶えてるのは、中日戦で初回に大豊にドデカい一発を浴びたのだけですが・・・。(苦笑)
MLBの運営なんてあんなものだと思いますよ。
日本みたいに細かいところまでキッチリとはやらないですね。
まあ、それがいい方に向く事もありますけど、
去年のWBCの審判・デービットソンなんか見ちゃうといい加減過ぎますけど。
彼、マイナーの審判なのにあの場所で主審やってたんですから・・・。
まあ日本が優勝したから、すべてうやむやになりましたけど・・・。
(ちなみに、あの後メジャーに昇格して(させて)ましたけど・呆)
-> ボランチさん
右肘の怪我はシーズン序盤でしたから、ご覧になったのは4月の頃でしたでしょうか。あの年は最初の登板でスワローズの飯田選手の頭部にぶつけてしまって危険球退場になっていますが、あれがすでに肘の変調の兆しだったともいわれていますね。なかなかつらい思い出です。
私もそう信じたいです。
確か松坂もそういうことがあったみたいですね。審判3人で試合ってどういうつもりなのか…。
WBC、ありましたね〜。海外のスポーツ事情に詳しいボランチさんと一緒に盛り上がりたかったのですが…(とちょっとここで不平を言ってみる)。
そうですよね、ヤクルト戦で飯田への頭部死球もありましたね。
自分の中では、前年の94年に突如奪三振王になっちゃった時点で、
何かが変わっていったのかな・・・とも思います。
観た試合は5月6日の中日戦でした。
結構、観た試合のチケット半券を記念に残していまして、これもありました。
写真を撮って、UPしたURLを入れておきましたので、↓をクリックしてご覧下さい。
http://a-draw.com/uploader/src/up19641.jpg
でも、怪我した試合の『1週間くらい前』と記憶していたんですが、
いろいろネット上で調べてみると、6月5日が怪我した日のようで、
そうだと『1ヶ月前』だったようですね・・・。(笑)
が、『5月』と書いているサイトもあり、結局怪我した正確な日がわかりません・・・。
sergeiさんは正確な日をご存知ですか?
あの審判は・・・(怒)。でかすぎなんですよね!
横レスになってしまいますが、あのダイビングのケガは
私は5月24日と記憶しています。その後、登録抹消
されていたようで、6月15日に急遽登録されましたが、
自ら志願して5回降板。6月20日、先発桑田と発表されて
いたにも関わらず、登板回避・・、という流れのようです。
痛々しい思い出ですねえ。(Sergeiさん、出しゃばり過ぎすみません)
-> ボランチさん
私もあの頃のことは細かく覚えていません。ゴールデンウィークの後くらいかな、と思っていたのですがみゅりえさんによると5月24日だそうです。人の記憶は当てにならないですね。
94年のシーズンは彼のキャリアの中でも最高の結果でしたけど、日本シリーズで2試合先発してリリーフにも回るなど、ちょっと無茶をしてしまいましたよね。調子のいい時ほどこういう落し穴が待っているものなのかな、という気がします。考えるとつらくなりますね…。
-> みゅりえさん
選手同士が衝突してしまうというのは仕方のない面もありますが、審判が選手に怪我をさせるというのはあってはならないことで、運営サイドの手落ちですよね。まあ球団首脳が理解を示してくれているようで救われますけど…。
いえ、とんでもないです。細かいことは覚えていなかったのでとても助かりました。少し前の雑誌で、この頃球団内部にはメジャー移籍をにらんだ仮病ではないか、という観測があったという記事を目にしました。どこまで信憑性のある話なのかわかりませんが、一番つらい時期に身内から疑われていたなんて、本当だとしたら腹立たしいですね。あの頃のことは本当に思い出すとつらくなります…。
>みゅりえさん
すごい詳しいですね〜!ビックリしました!!!!
という事は、ダイビングした後もう1試合投げていたっていう事ですか?
そりゃまた凄すぎです!!!!!
95年は9試合登板になってるので、怪我したのは6月頭であってるんだろうな・・・と思ってましたが、5月24日が怪我した日で、その後1試合投げてるのであれば計算が合いますね〜!
日テレの番組じゃないけど、「スッキリ!」しました。
>sergeiさん
94年の桑田はMVPを獲得したくらいですので、球のキレは最高だったんじゃないかと思います。(14勝11敗と勝星にはあまり恵まれなかったですが・・・)
が、どこかで酷使していたのは確かだと思います。
どうしてもシリーズでミスターの胴上げをしたかったから・・・とでも考えると仕方なかったのかも知れないですね・・・。
あと関係ない話ですが、ちょっとネット見ていたら、
あの中日の近藤(高卒の左腕投手でプロ初登板のG戦でノーヒットノーランを達成)から、
巨人の選手で初めてヒットを打ったのが桑田だったという記事が目に入りました・・・。
それも、後楽園のレフト最上段に打ち込んだ本塁打ですよね。
当時、まさか2試合連続でやられないだろうな・・・と結構ドキドキでTV観てたのを、
桑田が一発で打ち破ってくれたのを思い出します。
『打撃』の方で言うと、何年か前に「代打」で起用されたこともありましたよね。
またしゃりしゃり出てきてしまって恐縮ですが・・・。
>sergeiさん
>>この頃球団内部にはメジャー移籍をにらんだ仮病ではないか
靱帯が切れているという診断が下されたのは秋で、ダイビングの
後はただの関節炎と言われていたらしく、右手で荷物を持ったり、
キャッチボールができるという理由から、巷でこうしたウワサが
あったのは事実らしいですよ。巨人内部でも言われたのかどうかは
よく分からないのですが。スポーツ紙でも記事にしていたらしい
です。しかも、靱帯の手術の後も、嘘の手術だったのではないか?
とまで言われてたとか。誰が一シーズン棒に振ってまで、手術したことに
するかなあと、今でも腹立たしいです。そしてつらいです。
>ボランチさん
どうもです。実は、怪我が5月24日というのは覚えていたのですが、
その他の登板日の下りは、石田雄太さんというスポーツライターの
方の書かれた本を参考にしました。6月15日に投げている様子の
映ったビデオがあるんですけど、ボールが抜けまくって、
ストレートが全然走らず、スピードも全然ありません・・・。
たぶん、痛かったんだと思います。
-> ボランチさん
みゅりえさんはお詳しいですよ。何せ彼の名前からHNをつけた方ですから。^ ^
そういえば確かに右肘に違和感があるままで投げているのを不安な思いで見ていた記憶があります。考えるだけで痛々しいですね。
そういえばそうでしたっけ。実は近藤投手についてはちょっとした思い出があります。
当時親しい友人に熱狂的なドラゴンズファンがいて、このシーズン桑田と近藤のどちらが多く勝星を上げるか賭けをしよう、ということになりました。高校生でしたから大した額ではありませんでしたが…。この年2年目の桑田は序盤からハイペースで勝星を重ねて、全く勝負にはならなかったのですが、このノーヒットノーランには驚かされました。ちょうど部活の夏合宿の最中で、このニュースを伝え聞いた時は愕然としたのを覚えています。その次のジャイアンツとの対戦で桑田と投げ合ったんでしたね。
-> みゅりえさん
靭帯断裂が判明したのは秋になってからでしたっけ。当時からいろんなことが言われていたんですね…。移籍のために仮病を使ってずる休みなんて普通に考えればあり得ない話なんですけどね。そんな状態で投げていたというのも周囲の理解が得られていなかったからなんでしょうね…。
>sergeiさん
みゅりえさんのブログに行ってみました。
ついでに書き込みもしてきちゃいましたが・・・。(笑)
なるほど〜ですね!
>sergeiさんへ
靭帯断裂が判明した時期、間違えました。判明は、8月だったようです。すみません。
-> ボランチさん
私も最近まで気づかずにいました。でも本当に粋なお名前ですよね。^ ^
-> みゅりえさん
8月でしたか、いずれにしても判るまでに時間がかかったんですね。
今回の足の怪我も今になって靭帯が切れていたというニュースが伝わっていますね。まだ一部のメディアしか扱っていないので確かなことかよくわからないのですが…。まあ、とにかく気を落ち着けて見守りたいです。
靭帯ですか。はたから見ると辛そうに見えないんですよね。損傷したことのある人なら事の重大さがわかる。
でも、足なら、腕じゃないなら、復帰するんじゃないでしょうか。
-> やまぼうしさん
今回は手術の必要はないそうですし、大丈夫でしょう。当初からわかっていたことのようなので、それほど心配しなくていいようですね。