キム・ヨナさん 日本でも人気上昇中

2007年4月13日

このところこのサイトの検索ワードの圧倒的一位が「キム・ヨナ」である。ヨナさんがヘルニアのために国内選手権を棄権することを伝えたエントリーがYahoo!で1ページ目に表示されているのが原因のようだ。それに続く二位が「キム ヨナ」という状態なので、このサイトは訪問者のみなさんには“キムヨナブログ”という位置付けになっているかも知れない。こんなことからも世界選手権での活躍以来日本でもヨナさんの人気がうなぎのぼりになっていることが窺われる。

このエントリーの内容自体はもう古いニュースなのでせっかく来ていただいても読む価値はあまりないけれど、今回の世界選手権の演技がきっかけでファンになった方にはヨナさんが幾多の曲折を経て大会出場にこぎつけたという事情を理解していただければ、と思う。一時期はおのっちさんのファンサイトより上位に表示されていたのだけど、幸いなことにここからリンクが張ってあったのでみなさん迷わずにファンサイトまでたどり着けたはず。


私がヨナさんに関心を持つようになったのはほとんどのフィギュアスケートファンの方と同じく昨年のジュニアの世界選手権以降のことなので、残念ながらこれといって詳しい情報などの持ち合わせはない。でもせっかく「キム・ヨナ」で検索してここを訪ねて下さった方のために、一つヨナさん関連の記事を紹介しておきたい。

Sports@niftyのフィギュアスケート特集に2006/07シーズンのグランプリシリーズのフランス大会を終えて安藤美姫さんとヨナさんがファイナル進出を決定したことを伝える記事がある。残念ながらGoogleでもYahoo!でも「キム・ヨナ」の検索で100位以内には表示されないようなので見つけるのが難しいかも知れないけど、Niki Yamamotoさんという方がヨナさんの素晴らしさについて簡潔ながら要を得た解説をされている。今回の世界選手権をきっかけにヨナさんのファンになった方にはぜひ一読をお薦めしたい。


この記事にあるようにヨナさんの長所の一つはジャンプが美しく正確で、ジャッジから加点をもらいやすいということである。特にルッツとフリップのエッジの使い分けについては浅田真央ちゃんや安藤さんよりも評価が高いようだ。実は「キム・ヨナ 点 出すぎ」というような検索でここに来て下さった方もいて、世界選手権のSPでの点は高すぎるのでは、と感じた方も多いようだ。調べてみるとネットで質問をしている方もいた。しかし上記の点からみて、これは決して不可解な採点ではない。いっちゃんさんが詳しく分析されているので、併せて読まれると納得がいくことと思う。(なお、安藤さんがジャンプの基礎点でヨナさんを上回りながら合計でヨナさんに及ばなかったもうひとつの要因は、肩の故障の影響でビールマンポジションをとることができず、レイバックスピンのレベルを下げざるを得なかったことにある。)


Niki Yamamotoさんによる記事はさらにもう一つ、ヨナさんの表現技術にも言及している。その美しさの秘訣は、肩や背中の表現力にあるとの指摘は、まさに私がこの人の演技に惹きつけられるポイントを的確に言い当ててくれていて、読んでなるほどとうならされた。素顔のヨナさんはどこにでもいる普通の女の子といった感じで、決して際立った美人とは思わないのだけど、氷の上に立つとぞくぞくとするような美しさを感じてしまう。その秘密は背中から肩、そして腕に繋がる部分を意識して踊るということにあるのだろう。ヨナさんは本格的にバレエを習ったことはないそうで、だとするとこうした表現力は天性の素質によるものと思われる。


素晴らしい才能で前途洋々のヨナさんだけど、今シーズンは結局フリーをクリーンに滑り切ったことがなかったので、今後はその点が課題になってくるのではないだろうか。スタミナの問題もあるのだろうけど、どうも腰ばかりでなく膝も痛めていたようなので、そうした体調の影響もあったのかも知れない。来シーズンは体をしっかりケアして、万全の状態で試合に臨んで欲しい。真央ちゃんや安藤さんとの高いレベルでの競り合いが今から楽しみになる。

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コメント

>背中から肩、そして腕に繋がる部分を意識して踊るということにあるのだろう。

SPのヨナ選手の演技はまさにそうでしたね。
荒川さんがテレビ「極上の月夜」で、佐藤有香さんから、背中で見せる演技を教わったと語っていらっしゃいましたが、ヨナ選手はバレエを本格的に習ったわけでもないのに、あの若さで表現できる選手なのですね。天性の素質が備わっているのでしょうか。

キムヨナちゃん、テレビ東京で真央ちゃんと対談(というかダブルインタビュー)が放映されてさらに注目度がアップしたみたいです。
真央ちゃんが小さいときに何か習い事をしていたか?ヨナちゃんに聞いてました。真央ちゃんはバレエなどいろいろやっていたんですね。ヨナちゃんはあまりやってない。
不思議ですね。ただ、ヨナちゃんは、クワンさん、コーエンさん、村主さんなど、芸術的といわれる人のビデオを繰り返し観て、自分ならどうするかずっとイメージしてきたんです。
音楽家でもいい音楽にたくさんふれるのがいいといわれてます。

お久しぶりです。
ご紹介していただいてありがとうございます。

>表現力は天性の素質によるものと思われる。

本格的にバレエ習ったことないのに、
あの表現力なのですね、初めて知りました。
本当に素晴らしい才能ですね。
彼女のFPは、技術面では素晴らしい出来とは言えるものが
今シーズンなかったのですが
何度見てもすいこまれてしまいます。
このプログラムを完璧に滑ったなら
どんなんでしょう・・。
個人的には、今シーズンのなかで一番好きなFPだったので
来シーズンに完璧なものを見てみたいって思ったりしますが。
新しいプロも見たいと思ったしまいます(笑)
来シーズンに向け体力を強化してくるのだろうと思うし。
真央ちゃん、美姫ちゃんと今シーズンより
高いレベルの戦いになるのかな・・

本当に今から楽しみですね(^^♪

-> tattiさん

そうそう、荒川さんは有香さんから背中で演技することを教わったと仰っていたんでしたね。ヨナさんはあの若さでそういうことが自然にできるのですから素晴らしい素質ですよね。あれは教えられたからといって簡単にできることではないはずで、やはり天性によるところが大きいのだと思います。やまぼうしさんご指摘のように、好きで熱心に見ていた先輩スケーターの演技からも影響を受けているのかも知れません。


-> やまぼうしさん

その番組、おのっちさんのところで情報を得て見ていました。他愛もないインタビューで、競技の内容についての踏み込んだ話はありませんでしたが、二人の素顔を垣間見ることができて楽しかったです。


ヨナさんには身近なところに手本になる人がいなくて、その分あこがれのスケーターの演技の映像を繰り返し見ていたのでしょうね。それがいいイメージトレーニングになっていたのかも知れませんね。公の場で名前を出したことはないのかも知れないけど、あのイナバウアーを見るとやはり荒川さんや太田由希奈さんのこともかなり意識しているのでは? と感じます。


-> いっちゃんさん

お久しぶりです。挨拶もなくいきなりTBを送信してしまってすみませんでした。

そう、ヨナさんバレエは本格的には習っていないそうなんです。あの細やかな気配りの行き届いた身のこなしには驚くばかりです。

私も「あげひばり」は今シーズン見たプログラムで一番好きなものの一つです。どの大会でも後半にジャンプミスがあったりするのですが、見ていてそんなことが気にならないくらいの美しさなんですよね。確かにもう一シーズンやってもよさそうな気もしますね。


世界選手権の順位はあの三人の今後の競技生活にとってこうなると一番いいのでは、と思っていた通りの結果になりました。それだけに来シーズンが待ち遠しく感じてしまいます。

お久しぶりです、キムヨナ選手の事が書いてあったので、
立ち止まらずにいられませんでした・・・(~_~;)
私もキム選手に注目しだしたのは、
sergeiさんと同じく世界ジュニアで2位になった頃からです。
浅田選手が優勝はしたものの、
キム選手のエレメンツの一つ一つが際立っていて、
これは間違いなく世界のトップに来る日が
そう遠くはないだろうと思っていましたが、
まさかこんなに早く躍進してくるとは思いませんでした。
当時まだJスポーツの解説をしていた城田さんも
「強敵だ」と繰り返していましたものね。

私も皆さんと同じく、今シーズンのフリーで一番好きなプログラムが
「あげひばり」なんです。
キム選手の一番の素晴らしさは、やはり音楽表現じゃないかな、
と私は思っています。
昔から変わらないな・・と思うのは、技術はある程度のレベルまで
もっていくことができても、表現力って天性のものが大きい。
勿論、これもトレーニング次第でいいものは得られますが、
キム選手のような人はそれに何か、プラスアルファの部分が
あるような気がしてなりません。

ワールドでは得意なルッツが2回とも右に傾いてしまい、
非常に残念でしたが、それでもミスを感じさせないほどの
素晴らしいフリーだったと思います。
それはやはり、外の要素の質が高いからなのでしょうね。
樋口先生もおっしゃってましたが、よく女子のスピンで
上を向いて回るものがありますが、キム選手は「はっきり上を向く」。
私はこのスピンはあまり見た目が好きではなかったのですが、
キム選手のこの上を向くスピンは綺麗だな〜と思いますね。

どうしても同じ日本人である浅田選手を応援してしまうのですが、
彼女と同じ国籍だったらダントツで彼女を応援してたと思います。
今でもこんなにキム選手のスケートに魅せられてますから。

大切なブログに長々とコメントしてすみません(~_~;)

キムヨナさん、イナバウアも人気高いうようですね。
私は、由希奈さんのしなやかな、荒川さんのダイナミックな、が好きなんでんが、あえてキムヨナさんのイナバウアが誰のに近いかというと、サーシャコーエンの明るく咲いたイナバウアかなと見えました。
もちろん、キムヨナさんはダブルアクセルに入っていくのが見事で加点されてるんでしょうけど。
(私はどちらかというと、荒川さんのイーグルから入るダブルアクセルの方がかっこよくて好きなんですけど。)

-> sashaさん

こんばんは。お久しぶりです。

私もキム選手に注目しだしたのは、
sergeiさんと同じく世界ジュニアで2位になった頃からです。

すみません、私がヨナさんに注目するようになったのは昨年の世界ジュニアで優勝した時からですのでsashaさんより一年遅いですね。ほとんどのフィギュアスケートファンより遅かったと書くべきだったでしょうかね(汗)。そうですか、城田さん誉めて(警戒して)ましたか。

キム選手の一番の素晴らしさは、やはり音楽表現じゃないかな、
と私は思っています。

そうなんですよね。ああいう表現というのはなかなか教えられてもできるものではないという気がします。いろいろとほかの選手の演技を参考にしたりして意識して努力しているのでしょうけど、元々の感受性が豊かだからこそできることなのではないかと思います。

私はこのスピンはあまり見た目が好きではなかったのですが、
キム選手のこの上を向くスピンは綺麗だな〜と思いますね。

レベルを上げるためによくこういう変わった姿勢のスピンというのを見ますけど、「おもしろいな」とは思ってもなかなか「きれいだな」と思うことは少ないですよね。ヨナさんの天井を向くキャメルスピンは無理してやっているような不自然さがなくてとてもきれいだと思います(私は荒川さんのもとても好きですけど)。

どうしても同じ日本人である浅田選手を応援してしまうのですが、
彼女と同じ国籍だったらダントツで彼女を応援してたと思います。

私も安藤さんや真央ちゃんにもそれぞれ思い入れがありますけど、単純に自分の一番好きなタイプというとやはりヨナさんなんですよね。これだけ日本中が真央ちゃん人気で沸き立っている時にあまりヨナさんのことを騒ぎ立てるのはいかがなものか、というような思いもありましたけど、真央ちゃんとはとても仲がいいみたいなので、あまり余計なことは考えずに応援していこうかな、と思っているところです。

大切なブログに長々とコメントしてすみません(~_~;)

いえいえ、大切にしているブログだからこそみなさんのコメントがうれしいです♪ いつもありがとうございます。

-> やまぼうしさん

ヨナさんのイナバウアーからのダブルアクセルは一つの見せ場になっていますね。反り方は荒川さんや由希奈さんほどではないけど、流れがあってとてもきれいだと思います。前に出した左足のアウトサイドからそのまま跳ぶアクセルは見事ですね。イーグルからとどちらが難しいのかわかりませんが、これからも自分の得意技としてプログラムの要所で見せてくれることになるのではないでしょうか。

大変失礼いたしました(~_~;)ちゃんと>昨年のジュニアの世界選手権以降
と書いてらっしゃるのに、見落としてたみたいですごめんなさい(~_~;)
やまぼうしさんも書いてらっしゃいますが、私もキム選手には
コーエンと同じものを感じます。
イナバウアーもですし、レイバックスピンのポジションの良さ、
そしてこの二人に共通する事は、音楽が後からついてくるところです。
普通は音楽に『合わせて』演技してるように見えることが多いのですが、
コーエン選手もキム選手も音楽が後からついてくる感じがします。
音楽を自由自在に操っているような・・・
勿論、ほかにもいらっしゃいますが代表格ではないかと。

-> sashaさん

熱心に見ているつもりではいるのですが、なかなかJ SPORTSまでは手が回らず細かいところまでは目が届いていなかったりします。sashaさんには敵いません。^ ^

やまぼうしさんも書いてらっしゃいますが、私もキム選手には
コーエンと同じものを感じます。

共にしなやかで繊細な音楽表現を持ち味とするところは確かに共通するものがありますね。イナバウアーのポジションなどは最もサーシャに近いでしょうか。柔軟性はサーシャほどではないですが、上背があり手足の長い体型は演技にサーシャにはないダイナミックさを与えていますね。フリーの後半にジャンプのミスが頻発するところはあまり似て欲しくないですが…。

普通は音楽に『合わせて』演技してるように見えることが多いのですが、
コーエン選手もキム選手も音楽が後からついてくる感じがします。

私はよく「音楽に踊らされているか」、それとも「音楽を使って踊っているか」ということを考えながら見るのですが、sashaさんご指摘の論点と共通しているようですね。競技では(ほとんどの場合エキシビションでも)録音された音楽で演技するのですが、本当に優れた選手というのは音楽の方が演技に合わせて演奏されているかのように見えるんですよね。サーシャもそうですがヨナさんもそういう高度な表現ができる数少ない選手の一人だと思います。

2007世界選手権の女子、フリーに限って、ワンモア賞、つまり「もう一度見たい!といえば、やっぱり、ヨナちゃんのひばり、かな(番外編で、由希奈さん、やっぱりファンなので。。。)
>このプログラムを完璧に滑ったなら、どんなんでしょう・・。
私も見たいっす。
ところで、ヨナちゃんのミニHP、「My Favorite」として、由希奈さんの2004年のSP「ピカソダンス」(4大陸選手権)が挙げられていました。
>・・・や太田由希奈さんのこともかなり意識しているのでは? と感じます。
そうみたいですね。
 ちなみに、由希奈さん、今シーズン最初は「イナバウア→ダブルアクセル」に挑戦しようとしてたみたい。これは逆にヨナちゃんのことを由希奈さんが注目してる? ヨナちゃんVS由希奈さんのイナバウア対決やスピン対決も、待っていれば、いつの日にか、2年後くらいには確実に! 実現すると思います。

-> やまぼうしさん

そうですか、やはりヨナさん由希奈さんのことも十分意識しているんですね。由希奈さんにとってもヨナさんは気になる存在かも知れませんね。二人の競演、見てみたいですね!

詳細が分からないのですが、どうもユナ選手、今、ちょっとスケート関係のゴタゴタに巻き込まれているようで、そのあおりもあってか、明日のジャパンオープンへの出場が突然取り消しになったようです。
国際スケート連盟が「競技に出場しない選手のガラの出演は駄目」と言ったらしいのですが、それなら舞さんも同じですし、現役を退いているからかもしれませんが、渡辺さん達や中国の世界チャンピオンもそうですし、、、。何よりもユナさんが見たくて、ガラのチケットを取ったって方がけっこういると思うんです。彼女が出場するのは早い段階で決まってたわけですし、ここまで直前だと代替の選手の手配なども難しいと思います。もしかしたら、明日、ユナさんがいる可能性もありとも思うのですが、もし本当に直前にストップがかかったとしたら、すごく悲しいです。

-> モモさん

マネージメント会社の移籍問題がこじれてしまっているようですね。ちょっとまずい相手と喧嘩してしまったな、という気がします。それまで実績のなかった韓国のフィギュアスケート界から突如現れたスター選手だけに、ヨナさんの身辺にはこういうことで適切な判断ができる人がいなかったのかと心配になります。いずれにしても今後のヨナさんの競技生活に重大な支障が生じないことを願うばかりです。


しかし大会の概要は前からわかっていたのに今頃こんなことを言い出すISUの定見のなさには呆れてしまいますね。そのしょぼい説明も情けなくて笑いがこみ上げてきます。大会を企画したマネージメント会社の差し金だろうというのは今のところ推測に過ぎませんが、そう見做されてしまっても仕方ないと思います。

ヨナさんが目当てでチケットを取ったという方は相当数いるはずで、実際ファンサイトにもそうした声が寄せられています。どうしてこんなことになったのか、きちんと説明してもらいたいですね。

大会の公式サイトでは、ユナさんは体調不良のために欠場で、代わりに中国ペアが出場となっているようですが、中国ペアの出場はユナさんのことがなくとも、確か出場することになっていたはずです。苦し紛れの言い訳だなあと思ってしまいました、、、。

-> モモさん

そうですか、"体調不良"ということになってしまったんですね…。ISUともIMGとも関わりのない理由にしたというのは姑息で理不尽だと思います。せっかくの楽しみな大会だったのに、何だか興醒めしてしまいますね。

皆さんヨナを 応援してくれてありがとう。先日行われた 彼女の新しい Once open a dreamをみてみてね。ため息が出るほど綺麗な演技
まるで 天使が 氷の上に参って来たようでした。

-> limelight777さん

はじめまして。コメントありがとうございます♪

ヨナさんのこと、保護者のような思いで見守っておられるのですね。^ ^ 好きで応援していることですので、お礼には及びません。

「Once upon a dream」は動画で見ましたよ。本当に素晴らしかったです。天女が舞い降りて来たようでした。あそこまで美しいともう犯罪的ですね。^ ^ やはりヨナさんには「Just a girl」よりもああいうプログラムが似合うと思います。今シーズンの活躍が楽しみですね。

通りすがりのものですが……
タイトルに"おやっ"と思い入った者ですが
最近のフィギュア競技について一言。

数年前の不正による採点方式が問題となり改正に改正されて、
更に五輪も含めてフィギアの採点システムが全くおかしな方向と
不正の温床となっている。
フィギュアもスポーツ競技であり体操種目と同じ様に難易度の
高い技術に正当な評価がされるのが当たり前のことである。
体操競技で言えば、キムヨナの技術では金メダルどころか入賞が
やっとかなと言う状況だと思う。

また、審判員の問題もある演技者に関係する国の審判員が入れば
不正が出るのは当然の結果で、中立で公正な採点など不可能に近い。
演技者と関係の無い国の審判員で構成すべきである。
なぜこう言う審判員制度になっているのか不思議でならない。

総括すると五輪までの採点方式の改正は、真央及び他の競技者に
不利になるようにキムヨナに有利になるように改正されてきた
経緯は一目瞭然となっている。

公平な採点方式と公平な審判員の採点であれば、五輪会場の
観客も世界のテレビの前の視聴者も素直にメダリストに感動して
賞賛し、また真央ちゃんのくやし涙も無かったと思うし、またネットで
韓国人と日本人がここまでののしりあい中傷する事は無かったと思う。

現在の「採点方式」「審判員制度」、原因の全てがここにある !!!!

残念な事に、更に世界大会でフィギュアの採点方式及び審判員による
不正の実態が明確となった。

これではキムヨナ以外の演技者は、信頼できない採点方式と
不正の審判員ではプレッシャーでいい滑りは難しくなる、
また、良い滑りができても期待している点数が取れない採点方式の為
モチベーションが保てないと思う。

世界大会でも感じたが滑走後の真央ちゃんの採点を待ってる表情は
審判員を信頼していない表情がありありと見受けられた。
点数が出ると[やっぱり……]
これならまだ昔の採点方式のほうがすっきりとすると思うが、
正直言って GUEの祭典方式は不要である。
是非、良い方向に向ってほしいと願うフィギュアファン。

それからもうひとつヨナが日本でも人気急上昇とは
何を勘違いしてるんだろうね !

-> shiwakeninさん

はじめまして。コメントありがとうございます。

私はその種の陰謀論が競技の発展や選手の意欲の向上に寄与することはあり得ないと考えていますので、まともに取り合わないことにしています。でも信じたい人は信じればいいと思います。

しかしトリプル–トリプルのコンビネーション・ジャンプを安定して跳ぶことができるほぼ唯一の女子選手が入賞すらできないような採点基準ってどんなものなんでしょうね。もしそんな基準が採用されることにでもなったりしたら、競技の衰退につながるのではないかと危惧します。


このエントリーは3年も前に書いたものなので、「日本でも人気上昇中」というのは確かに現状にそぐわないですね。今年4月に行われた読売新聞の調査によると、日本人の二人に一人はヨナさんに親しみを感じているそうなので、今書くとしたら、「日本でも大人気」ということになるでしょうね。

管理人はどこの国の人かな。
もちろん個人的にファンとか好き嫌いはあると思うが、貴方は本当に現状の
フィギュア競技に対する私の様な発言が陰謀論とか競技の発展、選手の向上に
寄与していないと言ってるけど、全く逆でしょう。現状のシステムこそ
フィギュア競技を衰退、競技者への挫折をさせているんですよ。
いいですか五輪から2010世界大会と、現状のフィギュアの採点に関する
問題点と不正が浮彫りと成りましたね。
今の採点方式は、100点が最高得点なのに120点にも150点にも200点にも
なるGOEを含んだ採点方式と成っているんですよ。
端的に言えば審判員による不正が堂々とできるシステムになっていることです。
もう一つは審判員の選定の問題です、競技者の国の審判員が入っていれば
公正な審判などとても期待できない、不正の温床となっています。
早急な改善が必要ですね、これなら昔の採点方式のほうがよっぽと良かった
と思うしそういう中でのヨナの金メダルであれば賞賛するけど。
全般的に何かすっきりしないのは、ISU組織自体が韓国に牛耳られてる……
ヨナとオーサーコーチの解雇による中傷合戦が、最近話題となっいるが
当然の結果か ?それにしてもコーチ料が時給で110ドルとは悲しいね。
いっその事、是までの不正を泥仕合で罵り合って公にして欲しい。
現状の採点方式は韓国人によって改正された経緯もあるし……

-> shiwakeninさん

「管理人はどこの国の人かな」という問いかけで始まるコメントにまともに応じる必要はないと考えますのでいちいち反論しません。すでに言いましたが、信じたい人は信じればいいと思います。

もう一つついでに言うと、競技の結果が自分の希望した通りにならなかったのをルールの不備や(立証されてもいない)審判の不正のせいにしようとするのは、どんな状況でも自分の技術の向上のために最善の努力を尽くしている浅田真央ちゃんをはじめとする選手たちに対して恥ずかしいことだと思っています。ですがそういう含羞の感覚を他の人に無理に共有してもらおうとも思っていませんので、自分の気に入らない選手や審判への中傷を撒き散らすことを恥ずかしいと思わないのなら、好きにすればいいと思います。(ただしこれ以上私のサイトでそういうことを繰り返すのはご遠慮下さいね。)

貴方は本当にわかっていない。
希望通りにならなかったことや不正にのせいにしていると……
どうして現実を見ようとしないだ、五輪から世界大会の結果を含めて
不正のオンパレードだろう。
公正であれば、こんな事は書かないしヨナが勝ったって祝福するよ。
お前みたいな日本人(?)がいる事のほうが恥かしいよ。

-> shiwakeninさん

うーん、現実を見ろというなら、選手や元選手、コーチ、専門のライターといった人たちが誰もそういう陰謀論にまともに取り合っていないという現実をよく認識するべきだと思うのですが…。

まああなたと私とでは見えている現実が違うのでしょう。これ以上の意見交換は無益でしょうから、この辺で。

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