桑田真澄 メジャー初投板
2007年6月11日
パイレーツの桑田真澄投手が日本時間今日未明のヤンキース戦でついにメジャー初投板を果たした。
彼は現在のようにメジャーリーグでの活躍が日本の野球選手にとって現実的な目標となるよりもずっと前からメジャーへの志向を語っていた選手だった。幾多の曲折を経て、今になって彼の夢が実現したのは感慨深い。メジャーリーガー桑田真澄の誕生を心から喜びたい。
アレックス・ロドリゲスへの初球が甘くなりライトスタンドへ運ばれてしまったが、A-ロッドのようなメジャー屈指の強打者と真剣勝負の場で対戦が実現したこと自体が素晴らしいと思う。打たれたのはこの一球だけなので、それなりの手応えもつかめたのではないだろうか。
注目された松井秀喜との対戦はこのすぐ後に実現し、結果はフォアボール。どうもお互いにやりにくかったようだ。しかしこれも日本の野球界にとって記念となる出来事だった。
パイレーツ首脳陣も一定の評価をしているようなので、今後も登板機会が数多くあるだろう。メジャーリーグから目が離せなくなってきた。
コメント
関係ないんですが、
今日の巨人−日ハム戦を見ていると解説が堀内&江川だったんですよ。
この2人も、もしメジャーでやっていたら・・・と、ちょっと考えてしまいました。
2人とも全盛時は今の松坂なんかよりはるか上を行っていたと思うので・・・。
まあ、全盛時を見たことはないんですが・・・。
江川の大学時代はかすかに覚えていますが、あれはすでに手抜きをしてたので。(笑)
ともあれ、クワタくん・・・また次に期待です!
-> ボランチさん
堀内&江川ね…。この二人が活躍していた頃はメジャーでプレーするなんてことは想像さえできなかったのではないでしょうか。振り返ってみると、実現したのこそ今になりましたが、日本の野球選手のメジャー志向の先駆けとなったのが桑田だったといえそうですね。
彼らの全盛期ならどのくらいやれたのか、興味深いところですね。江夏豊さんにも全盛期に挑戦させて上げたかったです。
ところで江川さんの全盛期っていつだったんでしょうね。「江川が最も江川らしかったのは高校時代だった」という説を聞いたことがあります…。^ ^
こんにちわ。
桑田投手のメジャー初登板は、
世の中の同じ世代の男性陣にとっても
我が事のように嬉しかったのではないでしょうか。
甲子園〜巨人全盛時代は、なぜかあまり好きに
なれなかったのですが、
今は同世代(?)のはしくれとして
頑張って欲しいな、って思います。
-> sashaさん
自分が中学生の時から第一線で活躍を続ける彼の背中を仰ぎ見るようにして応援してきたのであまり同世代という感覚はなくて、偉大な人生の先輩という意識が強かったのですが、周りから見れば同世代ということになるんですよね。同じ時代を生きてきた仲間だという思いは確かにあります。我が事のように嬉しいというのはまさにその通りです。
え? あ、もちろんsashaさんも同世代ですとも! (^_^)v
桑田の2戦目、そろそろ来ますよ。1戦目以上に期待してますよ。
(できれば全投球内容を知りたいですね。)
スライダー、ストレートをうまくコントロールして、それであのカーブがあれば、結構いけそうじゃないですか。僕は、4球の数が少なければ、今後もいけると思うんです。逆に松井のように選んで来るバッターばかりだと苦しいのでは?
-> やまぼうしさん
早速来ましたね。TVのニュースで映像を確認しましたがスライダーの切れがとてもよかったように思いました。あの球がコンスタントに投げられればそうは打たれないでしょう。今回は敗戦処理でしたがストッパー構想というのもあるらしくて、今後がますます楽しみになります。
さっきスポーツニュースで見たのですが、今日、3試合目の登板があったようですね。
ネクストサークルにいるイチローを見ながらの投球でしたが、
二死からの登板で、なんなくその打者を抑えたために
結果ワンポイントの登板になり、イチローとの対決は実現しませんでした。
イチローの「桑田さんに抑えて欲しい気持ちもあった」ってコメントもおもしろかったですね。
前日は「投手の打撃は見たくない」なんて辛口コメントも発してましたけど・・・。(笑)
でも、桑田の投球はもっと見たいですね・・・。
なんとか先発させてくれないでしょうか?
それとずっと上の方のコメントで、江川の全盛期に関して話が終わってしまってましたが、
見たことはないですが、やはり高校時代だと思います。(特に高2の時という説があるようです。)
球速150キロを楽に超え160キロくらい出ていた可能性もあるという話も聞きました。
まあ、沢村やカネやんでも同じような話は聞くんですが・・・。(笑)
大学時代はあの「ちんたらカーブ」をすでに投げてましたよ。
というより本人は打撃に本腰を入れていて、
打点王になったり、4年間でたしか本塁打10本以上打ったんじゃなかったですかね。
でも、投手成績ももちろん凄いものを残しましたが・・・。
-> ボランチさん
今までにない緊迫した場面での登板でしたね。それだけ首脳陣の信頼感が増してきているのでしょう。バッティングカウントで踏み込んで打ちにきたところを外にわずかに沈む球を引っかけさせての内野ゴロ。まさに持ち味を発揮したピッチングでした。
試合前にイチローと会談している様子を写した写真があったのですが、イチローが深々と頭を下げていて心からの敬意を以て接しているのが伝わってきました。アメリカの野球ファンがこれを見たらさぞかし奇異に感じるんでしょうね。^ ^
メジャーは先発陣とブルペンとの役割分担がはっきりしているので先発は難しいでしょうかね? でもやはり見てみたいですよね。
江川さんの高校時代、見てみたかったです。私が物心ついた時にはすでに技巧派投手に変身していましたので…。^ ^ まさに"怪物"だったんでしょうね。
このところ打ち込まれていたので、イヤな予感はしていたのですが、
それが現実になってしまいました。
冷静になって見ると、
やはり慣れられるとあの球威では苦しかったですね。
それよりも、思った程コントロールが冴えなかったのが一番だったかも。
ちょっとでも高めに浮いたら、メジャーの打者は見逃しませんからね・・・。
それがクリーンナップだと、簡単にスタンドインだし・・・。
また、チームを変えてマイナーで出直しでしょうか・・・。
個人的には、あまりボロボロになる姿は見たくないので、
もうこの辺りでいいんじゃないかな・・・とも思いますが。
このまま現役引退してしまうのかと思うと、一抹の淋しさがあります。
一花咲かせて欲しい気持ちもあります。
桑田選手のチャレンジした事には心からエールを送りたいです。
同世代として誇らしく思います。
春先のケガがなかったらと思うとこのような結果にならなかったのではと思います。
勝負の世界の厳しさを痛感します。
自分で選んだ道だから、後悔はしていないと思います。
最後の一文は"ハートに火をつけて"から拝借しました。
これからも応援して行きたいですね。
-> ボランチさん、moonさん
うーん、やはりメジャーの世界は厳しいですね。このところの試合の映像を見ていないので何とも言えないのですが、慣れないリリーフの役割りをこなす上で調整が難しかったのかな、と思っています。移動や連投の疲れなどもあって昇格直後のような切れのある変化球を投げられていなかったんじゃないか、という気がしています。どうも右足首も万全ではないまま投げ続けていたみたいですしね。
「悔いはない」という言葉からは引退覚悟の意志も読み取れますが、日本に帰国してからゆっくり考えることになるようです。私としてはどういう決断を下すにせよそれを尊重するつもりでいます。アメリカで指導者としての道も開かれているようで、それはそれでまた凄いことですよね。とにかく悔いのない決断をして欲しいですね。