琴光喜 白鵬に勝利
2007年7月17日
大相撲名古屋場所十日目、注目の全勝対決は琴光喜が上手出し投げで白鵬を下し十勝目を挙げた。
相手は新横綱とはいえ、今場所のここまでの内容は琴光喜の方がよかったので勝てる可能性も十分にあると予想して見守っていた一番だった。ただ時間一杯になってから館内に手拍子とコールが起きてしまったので集中を乱さなければいいな、と少し心配になった。しかし表情を見ると全く場内のざわめきを意に介せず厳しい顔つきをしていたので安堵した。琴光喜のあんな厳しい表情は初めて見た気がする。
両者右の相四つの一番、立つとすぐに琴光喜が左上手を引きつけ、タイミングを見計らっての出し投げで横綱を宙に泳がせた。どちらが横綱かわからないような圧倒的な内容での完勝だった。これで彼を琴桜と呼べる日も近づいてきた気がする。
とはいえ残り五日間も集中して取り組んで欲しい。明日の対戦相手は横綱朝青龍。26連敗中の相手だが、今場所のここまでのような相撲が取れれば白星も見えてくるだろう。全力で自身の最高の相撲を見せて欲しい。
コメント
私は相撲の事は本当にうとくて、白鵬との対戦も
スポーツニュースで見ただけなのですが、
琴光喜は近県出身の力士なので思わず見入ってしまいました。
朝青龍戦は本当に大きな山場ですね、頑張ってほしいです!
がんばれ琴光喜応援しています。
-> sashaさん
琴光喜は愛知県岡崎市の出身なのですが、鳥取県の高校に通っていたんですよね。先代の佐渡ヶ嶽親方の鎌谷紀雄さんにとっては故郷の後輩になり、そういうこともあって自身の現役時代の四股名を継がせたいという思いが強いのでしょう。
朝青龍には負けてしまいましたけど、切り換えて残り4日間集中して取り組んで欲しいです。sashaさんも応援して上げて下さいね。
-> moonさん
どうしても朝青龍には勝てませんね。今場所の勢いなら何とかなるかと思ったのですが…。
また明日から切り換えて臨んで欲しいです。