もうすぐグランプリシリーズ開幕

2007年10月22日

グランプリシリーズがもうすぐ始まるけど、その前に少し古い話題についていくつか思うところを述べてみたい。


安藤美姫さん 今季も4回転を封印

先日の日米対抗フィギュアでの転倒の翌日、安藤美姫さんが会見で今シーズンも4回転ジャンプを封印する方針を明らかにしたと報じられている。この試合の前までは今シーズンはいずれかの大会で挑戦したいという意向が伝えられていたので、おそらく本人としては意欲を抱いているのだと思う。ただ日米対抗の試合前日の怪我でそういうわけにもいかなくなったものと思われる。やはりこの右肩のトラブルは彼女の競技生活に影を落とすことになっていくようで気にかかる。


フィギュアスケート女王はあの歌のヒロイン?

上の情報を伝えるスポーツ報知の記事を見ていたら、前日の試合での安藤さんの演技を「美姫女王の意地、泣き顔でスマイル」という見出しで報じていることに気がついた。わかる人にはわかると思うけど、この「泣き顔でスマイル」というフレーズは先日このサイトでもふれたわがままジュリエット」の冒頭の歌詞である。記者さんBOØWYのファンだったんだな、と思わずにやりとしてしまった。右肩のトラブルに悩み内面に危うい脆さを抱える氷の上のビューティー・プリンセスは確かにこの歌のイメージに合っているかも知れない。


フィギュアスケートにおける同性ペア

すでに各所で話題になっているけど、男性同士のフィギュアスケートペアを主人公にした映画『俺たちフィギュアスケーター』が日本でも公開されることになった。内容はよく知らないのだけど全米で大ヒットとなった爆笑コメディーらしい。これが日本でのフィギュアスケート熱をさらに盛り上げることになるのか、あるいは水を差してしまうことになるのか、注目される。

この映画の肝はやはり男性同士のペアという異色さにあるようだ。同性によるペアというと私は(何年のことだったか忘れてしまったが)NHK杯のエキシビションでの八木沼純子さんと佐藤有香さんによる即席ペアを思い出す。二人とも今もとてもきれいな人だけど、あの頃は本当にかわいらしくて、何とも微笑ましいエキシビションだったのを覚えている。その時はさすがにリフトやスロージャンプ、デススパイラルといったペア特有の技はなく、シングルスケーターが二人同時に滑っているという趣きのプログラムだった。

あの時二人の初々しくかわいらしい演技を見ながらふと思ったのは、日本では全く何の問題もなく受け容れられているが、欧米ではこれはもしかするとタブーなのではないか、ということだった。性についての厳しい倫理規範を持つキリスト教社会ではこうした試みは少し微妙な反応を惹き起こすのかも知れない、などと思ったものだった。しかしふと気がついてみるとアイスショーではベセディン&ポーリシュク組のアクロバティックな演技が大人気を博しているし、この度こうした映画が大ヒットしたということは私の思い過ごしに過ぎなかったようだ。

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コメント

フィギュアの本格シーズンですね。
どうしてもケガをしている所を庇ってしまい本来の演技が出来なくなってしまいます。

他方ではケガをしていると、力まず自然体で演技できる選手もいると思います。

何れにせよ、頑張って欲しいと思います。
DO YOUR BEST!!

-> moonさん

いよいよ始まりますね。みなさん体調面など事情は様々でしょうけど、全ての選手がそれぞれの力を発揮できるよう祈るばかりです。

いつもお世話様です。先日は当方のブログにもコメントしていただき、ありがとうございました。

・安藤さん4回転
本人はずっと行いたい意向を持っているので、体調と、状況(試合の勝敗にどう影響するか等々)ということと相談しながらということになりそうで、まったく今後行なわないということではないようです。

いずれにせよ、彼女だけでなく、現役選手として活動を行なっていくうえでは困難なことは誰にでもあるわけで、それらと折り合いをつけながら勝負にも向かっていくということです。

・「俺たちフィギュアスケーター」
米国大ヒットながら、当初は「日本では米国のコメディ映画は当たらない」ということでお蔵入り濃厚と思われていました。ほぼ1年遅れの公開、当初は東京で単館上映ということで、「事情がわかっている」人向けの公開ということでしょう。それ以外の人に特別に好影響や悪影響を及ぼすような作品ではないと思われます。

>女性同士のペア

キリスト教国ではこちらのほうがタブー視が強いでしょうね。芸術作品でも娯楽作品でも、表立った形では女性の同性愛(を思わせる表現)が、たとえパロディーであってもいまだにほとんど登場しないことでもわかります。

日本のサブカルチャー(アニメ、マンガ、コスプレをはじめ、日本人フィギュアスケーターも多分にそういう意味合いで海外ファンにもウケていると思われる)が海外の人々に新鮮なのは、表現があまりに自由で、宗教や人種、、時代、社会などの制約を殆ど感じさせない自由な設定も痛快で、魅力の一端と感じられているのだとか。

-> 長野のK嬢さん

こちらこそいつもお世話になっております。私のは概略だけの骸骨みたいなレポートでしたがほかのみなさんが肉付けして下さったので助かりました。


安藤さん4回転

やはり本人は意欲がありこの技にプライドを感じているでしょうから、ファンとしては枠取りその他の重圧がかからない状況で挑戦させて上げたいな、という気がしますね。試合の結果を優先させるためならともかく、右肩の状態がそれにストップをかけるということになるとしたらとても残念です。


「俺たちフィギュアスケーター」

なるほど、米国産コメディーのコアなファンの間だけで盛り上がっている限りは特に外部への影響はなさそうですね。個人的にはサーシャが出演している部分だけでも見てみたい気もしますけど。^ ^


女性同士のペア

やはり多少そういうこともあるでしょうか。男性同士の場合でも、この映画やベセディン&ポーリシュク組の演技などは一目見ておふざけということが明らかなので問題にもならないのでしょうけど、少しでもシリアスな雰囲気があるとまた違った反応があるかも知れませんね。

日本のサブカルチャーの受容にはそういう背景もあるのですね。『鉄腕アトム』など人型のロボットのアニメや現実のロボット技術の開発で日本が優位に立っているのも、やはり欧米では宗教的なタブーからそうしたことを自由に行えない雰囲気があるのだという説明を聞いたことがあります。日本で生活している分には日本社会の不自由さばかりが目についたりしますが、どこの社会にもそういう制約はあるものですね。

今季の放送は、去年と違って、地上波とBS、CSは違った内容に確立するスタイルのようで、地上波は女子のみと言っても過言ではないような内容になりそうで怖いです。一番どうかと思うのは、大ちゃんの出るスケアメのショートが地上波では一部地域でしか放送されないということです。女子ほどではなくても彼に対する注目度は高いですし、系列のスポーツ番組でインタビューとかしてるのにですよ。そしてさらに怒りをあおるのが、我が地元であり大ちゃんの地元である岡山での放送予定がないことですよ。まあ、このへんはこちらのテレビ局側の意向というのもあるのでしょうが、、、。

BSでは男子が長め、CSではエキシビジョンまでとおして全部放送してくれるのはとても嬉しいのですが(来月と再来月はCSに加入します)見れる人が限られるので、、、。やはり以前のようにNHKBSに放送権が戻って欲しいですね。

-> モモさん

多くの人が見られる地上波で一部の種目しか放送してくれないのは残念ですね。特に西日本のフィギュアスケートファンは冷遇されているようでお気の毒です。やはりある程度の視聴率が見込めないとTV局はやる気になってくれないのでしょうね。その意味でもこの間の日米対抗の視聴率が低かったのはまずかったかも知れませんね。

NHKBSも見られない人はいますけど、変な煽りがなくて落ち着いて見られるという意味ではNHKBSの放送がよかったですね。

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