亀田興毅 亀田家を代表して謝罪

2007年10月26日

先日の世界フライ級タイトルマッチで亀田大毅選手が反則行為を繰り返した問題で、亀田興毅選手が会見を開き亀田家を代表して謝罪した

夕方のニュースなどで会見の模様をダイジェストで見た。私はずっと亀田家のことは冷やかに見ていた方だが、マスメディアの手のひらをかえしたような興毅への苛烈な追求ぶりには少し辟易した。父親の史郎氏が会見に顔を出さない理由を興毅に問いただしても仕方ないだろうに…。全く節操がないというか定見がないというか。二十歳の青年に返答に窮するような質問をぶつける前に、自分たちがこれまで彼らのことをどんな風に伝えてきたかを自己検証するのが先ではないだろうか。

こうなることはわかりきっていたにもかかわらず長男の興毅を矢面に立たせて自分は表に出なかった亀田史郎氏は非道な父親だとしか言いようがない。ボクシングからは身を引くということなのでとにかく今後はおとなしくしていてくれることを願うばかりだ。

興毅は何度か言葉に詰まる場面もあったが自ら進んであの場に出てきただけでも大したものだ。「世界一の親父やと思っている」と言いながら少し涙ぐんでいたところに彼の素顔を見る思いがした。彼も弟たちも本来は素直で心の優しい青年なのだと思う。今後はもうこれまでのような特別扱いをされることはないだろうが、一人のボクサーとして一から再スタートを切るのなら暖かく見守ってやりたい。

これで一連の騒動はひと区切りということになるが、これをきっかけにボクシング界がよりよい方向へ向かっていくことを願っている。

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亀田興毅は強くなる

26日午前9時に始まった謝罪会見。 とても良い会見だった。 21歳という若さで一

“同情”という“感情”を逆手に取った?亀田スタイル

一連の騒動で、長男の亀田興毅が 『亀田家の代表』 として会見を行い謝罪した。父の亀田史郎は当初からの予定通り同席せず、記者からの執拗な厳しく辛辣な質問に対...

コメント

立派な会見でしたね、ビックリしました。自分でも二十歳を過ぎたし、いつまでも親に厄介にはなれないから・・・と親離れ宣言もしていたし、今後は良いトレーナーのもと人間的にも技術的にも素晴らしくなるんじゃないでしょうか♪大毅君も一言「ごめんなさい」と、前の謝罪会見であれば良かったんですが・・・(汗。反則指示の質問に対して、はじめは何だか解せない回答をしてましたが、最後は「はい」と認めた興毅さん。今後は練習に頑張るのみ、次の試合は応援したいです^^

父・史郎のある種、逆手にとった作戦なんじゃないかと自分は感じます。
 
あれって、普通なら出てきて一緒に会見しますよ。
そこで、史郎は今後一切ボクシング界には拘われなくなり、
表に出て行く必要もないわけだから、批判は全部で自分で受けてしまえ・・・と。
それも、出て行って会見で批判を受けるのではなく、
逆に出ていかない事で、興毅をさらし者にした『ヒドイ父親』って事を装えば、
史郎に批判が全部行くでしょう。
そんな形で、興毅に対する世間の同情をひいて、
今後、兄弟を復帰しやすくする・・・というシナリオ。
一緒に会見をやれば、少なくとも“同情”という感情は、
見ている側には起きなかったはずです。
事実、「かわいそう」とか「立派だった」とか言う人が増えてますよね。
思うツボか・・・って感じがします。穿った考え方かもですが・・・。
 
まあどんな形でも、一応ちゃんした会見をして謝った事は、
沢尻エリカもそうですが、評価はできるのかなとも思えます。
(エリカ様は一社独占でしたが・・・)
『次のターゲット』朝青龍はどうするんでしょうかね・・・。
タイミングを完全に逸してるから、これこそマスコミの餌食になるのでは・・・。(笑)

-> がちゃ子さん

あの年齢でよくあんな場に顔を出しましたね。自分ならこの歳になってもとてもそんな勇気はないです(汗)。

これで一応再出発の条件は整ったので、これからはまた新たな環境で真摯にボクシングに取り組んで欲しいですね。肉親としての情愛は保ちつつ、父親からの影響をどこまで脱することができるかがポイントになりそうです。

大毅はこの前の会見の時に「ごめんなさい」の一言だけでも話していれば世の中の反応も違っていたはずなんですけどね。しかし金平会長は大毅にも練習再開時に会見をさせると明言しているので、その時は兄を見習ってしっかりと話してくれるのではないでしょうか。


-> ボランチさん

筋から言えば史郎氏は絶対に会見に応じるべきだったのですが、結果的にはこれでかえってうまくいったのかも知れませんね。リスクマネージメントの専門家もこの方が親離れして再出発するというイメージを演出することができてよかった、という見方を示していました。

ただ史郎氏はそういう計算ができるような人だとは思えません。^ ^ 単純に自分の非を認めることができなかっただけのような気がします。こういう結果を思い描いていた人がいたとすれば、それはむしろ金平会長ではないでしょうかね。史郎氏が出てくるのを渋ったのを幸いに無理強いせず契約解除(結果的には本人の自主的な辞任になりましたが)の大義名分を獲得し、興毅の再出発に向けての条件を整えたとも考えられます。

まあ自分としては元々ファンではないかわりにアンチでもなかったので、リングの上で真っ当にファイトするのなら歓迎します。後は金平会長がマッチメイク等で主導権をしっかりと握り、史郎氏の介入を防いでくれることを願うのみです。


朝青龍は自分としてはもうどうでもいいのですが、^ ^ 時津風問題や亀田家騒動のお蔭で風当たりが分散してラッキーと思っているかも知れないですね。エリカ様は…、もっとどうでもいいです。^ ^

昨日夕方のニュースで亀田興毅選手の謝罪会見を見ました。
世間一般としては父親の史郎氏の醜態を息子である興毅選手が矢面にたち、時より父親を擁護する場面がありました。

逆に、史郎氏が会見に臨んでいたら収拾がつかない状態になっていたのではと思います。

ボクサーはリングの上で正々堂々戦って欲しいと思います。
興毅選手は多少言葉足らずな所がありましたが、スポーツマンらしいと思いました。
また如才ない所がありました。

確かに金平会長がウラで糸をひいている・・・というのは間違いないでしょうね。
ただ自分は、まだ金平という人の実体(?)が掴み切れてないです・・・。
言い換えれば、『いいひと』なのか『悪い人』なのかが・・・。
 
それも、まずは興毅の復帰戦までにある程度は見えてくるとは思います。
同時に、興毅が本当に『強い(強くなる)ボクサー』なのか『並のボクサー』なのかも・・・。

-> moonさん

史郎氏はああいう会見をこなせるような人ではないのでしょうね。前回の時も謝罪というよりはふてくされた態度を見せただけで、金平会長が同席していなければ会見の体をなしていませんでした。もしもう一度出てきても事態を収拾するどころかかえって悪化させていたかも知れません。

興毅はあんな場所に一人で出てくる勇気があるなら出直すこともできると思います。今度こそは真っ当にリングの上で結果を出して欲しいですね。


-> ボランチさん

確かに金平会長の人物像はつかみきれないですね。かつてはあの疑惑の採点の黒幕とも見做されましたが、大毅の世界戦後の対応は優等生的な態度に終始しています。激ヤセぶりも含めてかなり違った人物像を見せていますね。その間にはどうも史郎氏との関係悪化という事情もあるようなのですが…。

一つ言えるのはよくも悪くもプロモーターとして“プロ”なんだな、ということですね。特に今回興毅の復帰への条件を整えた手腕は見事だと思います。今後の兄弟たちの演出の仕方なども腕の見せ所でしょうね。


興毅は今度は日本人かどうかはともかく戦績のはっきりした選手と組まれるでしょうから、そこで真価を問われることになりますね。トレーナーが変われば少しは洗練されたスタイルに変わりそうな気もしますけどどうなることやら…。

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