昨日は三回忌
2007年11月 7日
昨日は本田美奈子さんの三回忌。また献花に行こうかとも思ったのだけど、美奈子さんを思いながら一人で静かに過ごしたい思いが強くなって今回は行かなかった。このところ「Anthem of Life」を聴き込んでいたせいで少し平静さを失っていたかも知れない。やはり自分にとってアイドル時代の美奈子さんの音源は取り扱いに注意を要する劇薬であるようだ。
こんな風に心が千々に乱されるのは決して楽ではないが、この歳になってもそうした青臭い感傷に浸っていられるのはとても幸せなことだと思う。“生涯青春”を教えてくれた美奈子さんに感謝しないといけない。
忘れてた ときめきを せつなさを ありがとう プリンセス・プリンセス「ジュリアン」
Wikipedia編集 第2次中間報告
Wikipediaの本田美奈子さんの項目の編集、三回忌までに一区切りさせようと思って取り組んできたのだけど、一応これまでに美奈子さんの音楽を理解する上で知っておく必要のあることは一通り記述できたのではないかと思う。これでひとまず完成、と言いたいところだけど、まだ少し気になることが残っている。
美奈子さんとゆかりの深い方のお名前は一通り言及するように務めてきたのだが、まだふれていない方が何人かいる。特に牧田和男さんについてはどうしてもふれておくべきなのだけど、まだできていない。牧田さんについてふれるとなると当然アルバム「晴れ ときどき くもり」に絡んで、ということになるのだけど、このアルバムについて記述するなら「JUNCTION」についても書いておく必要がある。そしてこの二つについて書くとするとほかの分野についてももう少し詳しくしておかないとバランスがとれなくなる。そうなると節分けの仕方など全体を構成し直す必要が出てきてとてもややこしいことになる。
そんな訳ですぐにはできそうもないので、気長に取り組んでいきたい。
今回「好きからはじめよう」の感想を書くにあたってサザンオールスターズ関連の項目を参考にしたのだけど、さすがに日本最高の人気を誇るバンドだけあって、バンド自体のみならず各メンバーやアルバムなどの項目も非常に詳しく充実していて感銘を受けた。さらに凄かったのがビリー・ホリデイの項目で、百科事典という枠を超えてほとんど一つの読み物になっているといっても過言ではない。
こういうのと比べてしまうと自分が関わっている美奈子さんの項目が何とも貧相に思えてきて、何だか申し訳ないような気分になった。自分の力量ではどうがんばっても今よりも少し分量的に増やせるくらいで、あれほど充実したものにはなりそうもない。美奈子さん許してくれるかな…。
コメント
美奈子さんが天に召されて三回忌を迎えられたのですね。
sergeiさんの思いがきっと天国にいる美奈子さんにも届いていると思います。
wikipediaの件はご苦労様です。
サザンオールスターズの話は膨大、且つ濃密なエピソードだと想像しています。
-> moonさん
早いものでもう三回忌ですね。みんなの思いが美奈子さんに届くことを願うばかりです。
Wikipediaのサザンオールスターズの項目はノートを見ると百科事典にしては詳し過ぎるという批判もあるみたいなのですが、やはりファンとしては知っていることを何でも書きたくなってしまうんですよね。書いている人の気持ちはわかるような気がします。
sergeiさん、ご無沙汰してます。
僕は、このところ忙しいのですが、落ち着いた気持ちで向き合えないと行く意味はあまりないと考え、今回は参加せず、自分の事に専念していました。それにしても、もう三回忌、早いですね。
Wikipediaの編集、御苦労様です。
-> ysheartさん
お久しぶりです。自分も行かなかったのですが、場所は朝霞でなくてもみなそれぞれの立場で美奈子さんを思って過ごせばいいのではないか、と思っています。いつも面影を心に抱き締めているので命日だからといって特別なことをしなくてもいいかな、とも思いました。
Wikipediaは微力ですが少しでもいいものにしていきたいと思います。
早いもので、美奈子さんがお亡くなりになってから2年が経ちましたね。
私は、まだ一度も、参加したことがないのですが、セルゲイさんのブログを
はじめ、掲示板で皆さんのレポートを楽しみながら読んでいます。
ところで、Wikipediaは、セルゲイさんが編集されたのですか?
全然知りませんでした。沢山の人が読むサイトなので、編集作業は
大変でしょう。
-> フラワーさん
この二年間、早かったですね。私は今回は行かなかったのですが、どこにいても私たちの気持ちは美奈子さんの許にきっと届くと信じています。
Wikipediaの編集は今年の7月から本格的に参加しています。すでにその時点でかなりの量の情報があったので自分が書き加えたのは現在の版の一部分です。作業は大変といえば大変ですが、書いていると美奈子さんとどこかでつながっているような気分になれてうれしく感じてもいます。また新たな情報も手にしたので楽しみながら続けていきたいと思います。