中国大会2007 男子シングル SP
2007年11月10日
今日は女子フリーもあるので感想はダイジェストで。
柴田嶺選手
ジャンプの構成が物足りない上にサーキュラーステップで転倒してしまってはSP最下位も仕方のないところ。それでもやはり独特の魅力のある演技ではあった。
セルゲイ・ダヴィドフ選手
ノーミスの快心の演技といっていいのではないだろうか。ベテランになってもこれだけの技術を維持しているのは素晴らしいと思う。フリーはスタミナが最後まで持つかが鍵になるだろう。ランビエール選手の出来によっては表彰台の可能性もありそうだ。
ジョニー・ウィアー選手
4回転ジャンプこそないものの全ての要素をミスなくこなし高得点をマーク。ここしばらくは実力を発揮し切れないもどかしいシーズンが続いていたが、今シーズンは序盤から好調なようで先行きが楽しみになる。
プログラムは曲調がずっと一定していてメリハリに欠けるのが気になるが、やはりこういう雰囲気のプログラムは彼にはよく合っている。
エヴァン・ライザチェク選手
4回転のトウループで手をついてしまったがそれ以外に目立ったミスのない充実した演技。衣装が真っ黒だろうが何だろうがやはりとにかくカッコいい。彼のような選手がSPで果敢に4回転ジャンプに挑戦してきているのは高橋大輔選手などにとってもプレッシャーになるのではないだろうか。
ステファン・ランビエール選手
苦手のアクセルをダブルに抑えたのは予定通りだとしても4回転のトウループで転倒したのは痛いミスだった。ほかの要素の得点や過去の実績がものをいうPCSのお蔭で何とか逆転優勝の射程圏内に滑り込んだ。フリーでもこの調子では逆転は難しいが、本来の実力を発揮できればまさかの展開もあるかも知れない。
カテゴリー:
フィギュアスケート
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