グランプリファイナル2007 男子シングル SP
2007年12月15日
ステファン・ランビエール選手
最初に苦手のトリプルアクセルを成功、4回転トウループ–トリプルトウループのコンビネーションも見事に決めてみせた。ルッツはやや危ない感じだったけどここへきてかなり調子を上げてきているようだった。これまでの2戦はややPCSに助けられてきた感があっただけに彼を優勝候補に推す人は少なかったが、フリーでもこの調子なら優勝の可能性もかなりありそうだ。
ジョニー・ウィアー選手
めずらしく得意のトリプルアクセルで転倒。今シーズンは好調を維持していただけにもったいない。ほかの要素はそう悪くなかったので気を取り直してフリーに臨んで欲しい。
高橋大輔選手
三つのジャンプを含め大きなミスのない演技でSPを終えてトップにたった。4回転ジャンプのない構成でランビエール選手を上回ったというのはいかに内容の濃いプログラムを滑っているかの表れだろう。PCSのCHやINで8点台の高得点を出しているのが僅差でかわした決め手になった。。競技用のプログラムでヒップホップという挑戦が勝利を収めた瞬間と言えるかも知れない。本人もインタビューで言っていたけどスピンでチェンジエッジの回転数が足りないところがあったようだけど、逆にまだのびしろを残しているのが素晴らしいと思う。男子では日本人選手初のグランプリファイナル制覇へ向けてフリーもこの調子で力を発揮して欲しい。
しかしそれにしてもなぜ男子は3人なのか…。カメラアングルが低過ぎてやや見にくいのも気になった。
カテゴリー:
フィギュアスケート
コメントを投稿