朝青龍 4敗目
2008年9月23日
大相撲秋場所九日目、横綱朝青龍は関脇の安馬を相手にいいところなく敗れ、ついに4敗目を喫した。立ち合いから右に変化した安馬に上手を許すとすぐさま出し投げで後ろを向かされ土俵の外に送り出された。
報道では十日目以降の休場が濃厚と伝えられている。九州場所へ向けて体調をととのえて再起を期すということになればいいのだが、今場所の取り組みからは気持ちがすでに切れてしまっているようにも見える。左肘の状態がかなり悪いとは言われているものの、それ以上に立ち合いの集中力や土俵際の粘りに欠けているのが目につくのだ。それはこれまでの彼の土俵人生を支えてきたものだったはずなのだが。
今の時間まで何もニュースが伝わってこないということはまだ大きな決断をするまでには至っていないのだろうが、今後も彼が本来の姿を取り戻すのは容易なことではないように思われる。
コメントを投稿