中国杯2008 女子シングル フリー

2008年11月10日

アリョーナ・レオノワさん

いろいろとミスの多い演技だったけど、SPとは違い演技終了後に見せてくれた笑顔が素敵だった。


サラ・マイヤーさん:ピアノ協奏曲「黄河」

昨シーズンの新実徳英さんの音楽といい、アジアの音楽への特別なこだわりがある様子。地元中国の観客にはうれしい選曲だったと思うが、ちょっと曲の雄大さに細身の体が負けてしまっているように感じた。ジャンプの失敗も多く、本来はこんなに崩れる選手ではないはずなだけに残念。


スザンナ・ポイキオさん:ラフマニノフ・セレクション

いつ見ても心が安らぐ大人の演技。中間部分の音楽はISUのバイオを見ると「Melody on a Theme by Sergei Rachmaninov」とのことなので、何かラフマニノフの作品をアレンジしたものなのかも知れない。伊藤みどりさんの解説でピアノ協奏曲の部分を聴いているとついついアルベールヴィル・オリンピックでのトリプルアクセルが頭に浮かんでしまう。


カトリーナ・ハッカーさん

ほかの要素はまだまだだな、と思うところが多いけど、スパイラルのポジションはさすがにとてもきれいだった。


アシュリー・ワグナーさん

SPに引き続き昨シーズンまでとは演技の風格が違ってきたな、と感じさせる演技。バレエのストーリーはよく知らないけど、音楽と衣装と振付けがよくマッチしていていいプログラムだと思った。


ラウラ・レピストさん

ルッツとフリップはないながらもできることを精一杯やって上手に点数を叩き出している感じ。実力のある選手がたくさんいる中での表彰台は見事。


安藤美姫さん

スコアを見ると相変わらずダウングレードが多いけど、スケートアメリカではかなり低く抑えられた点数が戻ってきていることに本人は満足そう。ファイナルに進出できたらジャンプの調子を取り戻して彼女にとって最高の演技を見せて欲しい。


キム・ヨナさん

苦手のループはダブルアクセルに変更、一つ目のルッツの着氷が乱れコンビネーションにできなかったが二つ目をコンビネーションにしてリカバリー。高得点をマークしての優勝はさすが。SPでは‘e’判定だったフリップがフリーでは‘!’となっていたけど、このことの当否は素人なので判断を控えたい。スケートアメリカで見た時よりはいいプログラムだな、と思えてきた。

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