サーシャ・コーエンさん 競技に復帰

2009年5月10日

すでに各所で話題になっている通り、サーシャ・コーエンさんが来シーズンから競技に復帰することを表明した。サーシャは大好きなスケーターなのだけど、最初に聞いた時はすでに3年も競技から離れていてすぐに一線に返り咲くことができるのか、不安な気持ちの方が先走ってしまった。ここ最近のシーズン毎のルール変更に対応するのは浅田真央ちゃんのようなバリバリの現役選手でもなかなか大変なのに、旧採点方式の時代を長く経験したサーシャのような選手が簡単についていけるものなのか…。大好きな選手なだけに、あまり痛々しい姿をさらすのは見たくないな、とかいろいろとネガティヴな思考が頭の中をぐるぐると駆け巡った。アレクセイ・ヤグディンさんやエヴゲニー・プルシェンコさんもここ数年何度も復帰の噂が出たが、結局実現には至っていない。一度一線から離れた選手がまた競技の場に戻ってくるというのは決して容易なことではないはずだ。

ただ彼女はすでに昨年の夏頃から本格的なトレーニングを再開していたとのことで、単なる思いつきではなく周到な準備を進めた末の決断のようだ。サーシャならまた競技の場でもかつてのような輝きを取り戻してくれるのかも知れないと思うと胸が躍るような気分にもなる。アメリカは若手の有望選手がここへ来て意外にも伸び悩んでいるので、彼女にも二つしかないオリンピック出場枠を手にするチャンスが巡ってくるかも知れない。まあどのような結果になるかはともかく、彼女が意を決して挑む新たな道のりを精一杯応援していきたい。

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コメント

swrgeiさん
 次週 5/27 CX「グータン」でキム・ヨナさんが登場しますよ!
 お見逃しのないように〜♪

訂正:sergeiさん でした。老眼で打ち間違いに気付くのが・・・
  
sergeiさん 申し訳ありません。

-> Kenおじさん

…らしいですね。見たことない番組ですが楽しみです♪

typoについてはお気になさらずに。誰でもやることですから。

sergeiさん
 もう1時間前ですよ。
 ・・・お忘れなく。^ ^

-> Kenおじさん

ご心配ありがとうございます。^ ^ 録画しておいたので後ほどゆっくり見ます。

録画を見ました。何というか、中身のない番組でしたけど、ヨナさんがかわいかったのでまあいいことにします。^ ^

アサインが発表されましたが、オリンピックイヤーと言うことで、復帰組が多いようですね。プルシェンコ、コーエン、中国ペアも復帰と言うことで、しかも今年から前年に出ていなくても、過去に世界選手権6位以内なら2試合出れるので楽しみが増えた気がします。メダルに絡んでくるかと言えば、ちょっと厳しい気がしますが、代表になる可能性はけっこう高いと思います。日本大会もいつもとは順番が違うおかげで、ヨーロッパの有力選手が来る(ジュベール、ドムシャバなど)予定ですし、井上さんと川口さんも来る予定なので、とても楽しみです。

-> モモさん

復帰組が多いですね。プルシェンコの復帰には驚きました。これまで何度も噂になっては立ち消えになっていたのでどこまで本気なのか未だ信じられないところがあるのですが、本当ならとても楽しみなのは間違いありません。シェン&ツァオ組の復帰はうれしい限りです。彼らに関してはメダルはおろか、金メダルも決して夢ではないような気がします。というか個人的にはぜひ彼らにとらせて上げたいです。

NHK杯はいつもより早い時期の開催なんですよね。私はウィアー選手がくるのも楽しみです。まだまだだいぶ先のことですが、選手の顔ぶれを眺めているだけでも気持ちが昂ぶってきますね。

シェン&ツァオ組組、金メダル取れそうですかね?休養前の力が維持できていれば、可能性は高いと思いますし、全力でやってきたら、やはり彼らが中国の一番手と言えるかも知れませんが。彼らとしては、もう取りたいのはオリンピックの金メダルだけですし、年齢的にも今回が最後でしょうから頑張ってもらいたいですね。NHK杯にも来て欲しかったです、、、。

プルシェンコはブランクもありますが、、どうも怪我などもあるようで万全ではないようですが、とりあえずエントリーはされてますし、周りは2枠あるのだから、1人は是非彼にと思っているような気がします。

-> モモさん

これは多分に私の希望的観測でもありますが、彼らは結構やれそうな気がします。最後の試合となった2007年の世界選手権でも力の衰えは全く感じませんでしたし、中国の後輩たちにしても、ドイツのペアにしても、着実に力はつけてきているものの、プログラムとしての完成度ではシェン&ツァオ組にはまだまだ遠く及ばないと思います。2シーズンの休養でリフレッシュして、また全盛期に近いレベルにまで戻すことができれば金メダルは決して夢ではないと思います(思いたい)。NHK杯でも見たかったですね。


プルシェンコ選手はアイス・ショーなどでの演技を見た限りではかなり厳しい感じがするのですが、それでもオリンピック代表の座を勝ち取るのが現実味を帯びているというところに今のロシアのフィギュアスケート界の実状が表れていて、ちょっと寂しいですね。まあとにかく話題性としてはとても面白い存在であることは間違いありません。

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