ジャパンオープン2010
2010年10月 2日
いよいよフィギュアスケートの新シーズンが本格的に開幕。浅田真央ちゃんのフリーはリストの「愛の夢」。冒頭からトリプルアクセル–トリプルトウループというとんでもなくすごい技ダブルアクセル–トリプルトウループを見せてくれた。でもトウループは回転不足だったかな…。ルッツとフリップがどれもうまくいかなかったのはエッジ矯正の過渡期としては仕方ないところだと思う。サルコウも着氷が万全でなかったようだけど、6種類のトリプルジャンプを組み込んできたところに意欲を感じる。エッジの問題はあまり性急に結果を求めても仕方ないだろうから、長い目で取り組んで欲しい。私たちファンも気長に見守って上げるようにしたい。
ほかの選手ではやはり高橋大輔選手が4回転のトウループを見事に成功させたのが目を引いた。今シーズンは抜群の表現力に加え4回転ジャンプも武器として使えそうで、世界選手権連覇に向けて明るい見通しが開けてきた。女子でもう一人挙げるとジョアニー・ロシェットさんが素晴らしかった。彼女は昨シーズンもこの大会で目の覚めるような演技を披露してくれたのだけど、よほどこの大会と相性がいいのだろうか。今シーズンは競技への参加を見合わせるようだけど、何だかもったいない気がする。
この大会は各選手の新プログラムのお披露目の場としての意味合いもあるのだけど、今シーズンはピアノ協奏曲の名曲を使う選手が多いのがうれしい。小塚崇彦選手(リストの第1番)、安藤美姫さん(グリーグ)、アダム・リッポン選手(ラフマニノフの第2番)、シンシア・ファヌフさん(パガニーニ・ラプソディ)、それぞれの選手がこうした名曲を使ったプログラムをどんな風に仕上げていくのか、とても楽しみだ。
コメント
こんばんわ。
OPが終わった翌シーズンと言うのは
メダリスト達が引退し、寂しさと新しい風に期待する楽しみとで
何ともいえないシーズンであったのですが(過去においては)
真央ちゃん、大ちゃんという日本の2人のメダリストに加え
安藤選手や小塚君が頑張ってくれて
ジャパンオープンもいい大会になったようですね。
私はまだ動画で見ただけですが、
特に真央ちゃんはフリーで2シーズンぶりのローリーのプログラムで
新鮮な感じがしましたし、何より6種類入れてきてくれたことが嬉しかったです!
コーチも決まったばかりで、まだまだ何もかも始まったばかり。
おっしゃるように長い目で、温かい目で見守りたいですよね。
-> sashaさん
こんばんは。お久しぶりです♪
そうですね、オリンピックの翌シーズンにしては選手層の入れ替わりが少ないかも知れないですね。真央ちゃんはノクターンを滑ってた頃を彷彿とさせて、何だか懐かしい気分になりました。6種類入れて、なおかつ後半で二つ目のトリプルアクセルを跳ぼうとしていたらしいのがすごいと思いました。本人はチームの足を引っ張ってしまったということでしょげてたみたいなんですけど、先を見据えてじっくりと取り組んで欲しいな、と思います。これからの真央ちゃんからますます目が離せませんね。
すみません、冒頭のコンビネーションはダブルアクセルでしたね(汗)。今シーズンはトリプルアクセルを後半に跳んで点数を稼ぐ戦略なんでしょうかね。