ユジャ・ワンさん スクリャービンを弾く
2011年2月26日
YouTubeを徘徊していたらユジャ・ワンさんがスクリャービンの作品を弾いている動画が公開されているのを見つけたので、ここで紹介したい。演奏しているのは以下の5曲である。
- 前奏曲ロ長調 Op.11-11
- 前奏曲ロ短調 Op.13-6
- 前奏曲嬰ト短調 Op.11-12
- 練習曲嬰ト短調 Op.8-9
- 詩曲嬰ヘ長調 Op.32-1
ユジャ・ワンさんの演奏は以前にも『N響アワー』でラフマニノフのパガニーニ・ラプソディを聴いたことがあって、それも十分にいい演奏だったのだが、ここに聴くスクリャービンもまた実に素晴らしく、あらためてこの若いピアニストの豊かな天分を思い知らされた思いがする。ここで弾いている作品の多くは比較的初期のもので、この作曲家にしてはやや穏当な作風といっていいのだろうが、最も作曲時期の遅い詩曲には幾分神秘的な雰囲気も漂っているのが感じられる。ユジャさんの演奏はスクリャービン特有の幻想的な情景を想像力豊かに描き出していて見事である。
なお、演奏自体もさることながら、それに劣らず目を引くのは彼女のセクシーな衣装である。これほどスカート丈の短い衣装でピアノを弾くコンサートというのは初めて見た気がする。一昔、というか二昔ほど前にディスコ(死語?)のお立ち台で踊っていたイケイケのお姉さんたちを思い出してしまうようなスタイルで、これがどういう意図の表れなのかは何とも計りかねるところである。演奏に対する私の印象もこの過剰とも思えるセクシーさに影響されている可能性を正直否定できないが、スクリャービンは作品の演奏を視覚的効果と組み合わて上演する構想も抱いていた人なので、そういう鑑賞態度もあながち誤りではないかも知れないと言い訳しておこう。
コメント
自分はこれでもう十分です〜〜。
他にあげられている動画も思わず見ちゃいました・・・。ww
-> ボランチさん
お、喜んでいただけたようで何よりです♪ ぜひこの
セクシーな太腿に素晴らしい演奏に悩殺魅了されちゃって下さいませ〜。^ ^