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   <title>Giorni Cantabili</title>
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   <updated>2012-04-15T09:02:05Z</updated>
   <subtitle>歌のある日々 −ブログ版 Vita Cantabile−</subtitle>
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   <title>サーバメンテナンスのお知らせ</title>
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   <published>2012-04-14T16:09:52Z</published>
   <updated>2012-04-15T18:02:05Z</updated>
   
   <summary>サーバをレンタルしているXREAからメンテナンス作業の連絡がありました。4月15日午前0時から午前9時にかけて、サーバのメンテナンスを行うそうです。この間、サイ...</summary>
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         <p style="margin:0;text-indent:1em;">サーバをレンタルしているXREAからメンテナンス作業の連絡がありました。4月15日午前0時から午前9時にかけて、サーバのメンテナンスを行うそうです。この間、サイトへのアクセスができなくなるものと思われますが、どうぞご諒承下さい。</p>

<ins>
<h4>追記(15日18時00分)</h4>
<p style="margin:0;text-indent:1em;">どうやら無事に終了したようです。</p>
</ins>
         
      </div>
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   <title>シス・カンパニー公演『ガラスの動物園』</title>
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   <published>2012-04-03T00:14:53Z</published>
   <updated>2012-04-14T02:05:23Z</updated>
   
   <summary>前回のエントリーに引き続き演劇の話題になるが、先月の29日にBunkamuraシアターコクーンでシス・カンパニーによる『ガラスの動物園』の公演を観た。お気に入り...</summary>
   <author>
      <name>sergei</name>
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      <category term="芸術" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="673" label="テネシー・ウィリアムズ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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         <p style="margin:0;text-indent:1em;"><a href="http://blog.vita-cantabile.org/2012/03/post_622.html">前回のエントリー</a>に引き続き演劇の話題になるが、先月の29日にBunkamuraシアターコクーンでシス・カンパニーによる『<dfn>ガラスの動物園</dfn>』の公演を観た。お気に入りのこの作品を、今や日本を代表する大女優となった感のある深津絵里さんの演技で観られるということで、これは観ておかなければ、と思い渋谷まで足を運んできた。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">この戯曲は20世紀のアメリカを代表する劇作家の一人、<strong>テネシー・ウィリアムズ</strong>の出世作で、一つの家族が崩壊していく過程を詩情豊かに描いた名作である。自伝的な要素の強い作品で、舞台の設定や登場人物のキャラクターには作者自身の生い立ちや家族の肖像が色濃く反映されている。特に作者の姉への痛切な思いが全編に溢れていて、これを書いていた当時はもとより、亡くなるまで決して癒えることのなかったであろう生々しい傷の痛みが、登場人物たちによって語られるみずみずしい言葉のはしばしから、ヒリヒリと伝わってくる。1930年代のセントルイスという時間も空間も隔たった場所が舞台だが、&quot;無縁社会&quot;などという言葉が流行語となるような昨今の日本の社会の状況にあっては、最小単位の共同体である「家族」というテーマは切実に身に迫る題材でもある。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">ローラ役の<strong>深津絵里</strong>さんはまさに今が旬の名女優。幅広い芸域を持った役者さんだが、特にこういう繊細で可憐な女性を演じさせたら今この人の右に出る者はいないと思う。例えば劇の最後、アマンダが持ち前の南部アメリカ風のもてなし術で快活にジムに応接する脇で、蓄音機の傍らに呆然と佇んでいるだけのローラの姿がたまらなく切なく映る。もちろん作者の卓越した作劇術ゆえのことなのだが、こういうシーンを深津さんのような女優さんの演技で見るのはまた格別なものがある。いかにもローラに相応しいか細い声ながら、言葉がはっきりと明瞭に聴き取れる発声なども&#8212;役者として当たり前の技術なのだろうが&#8212;さすがだと思った。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">期待を裏切らない名演を見せたもらったと思う一方で、同時に少し役柄を作り込み過ぎているという印象を受けるところもあった。例えば足が悪いという設定は作者も「舞台上では暗示以上に強調する必要はない」と指定していて、極端にいえば足を引き摺るような仕草は一切見せなくても、観客の側の想像力に委ねてしまっていいところだと思うのだ。当惑して蓄音機のぜんまいを巻く仕草なども私は大仰に過ぎるように感じたのだが、このあたりは笑いの要素も積極的に採り入れるという演出の方針もあってのことだったかも知れない。まあローラという役柄は&#8212;もちろん現実の作者の姉がモデルになっているにしても&#8212;ウィリアムズがその天才的な詩的想像力によって作り出したかなり非現実的なキャラクターなので、こういう役を力を抜いて自然体で演じるというのもなかなか難しいことかも知れない。しかし深津さんの力量を以てすればそれも決して不可能ではなかったと思う。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">劇場で売られていたパンフレットを丹念に読むと、彼女が共演の役者さんたちからもリスペクトされている様子が窺えて興味深いのだが、本人は至って謙虚で、幼稚園のお遊戯会では&quot;草&quot;の役だった、なんてエピソードを披露している。きっと素顔が可憐な人なのだろうけど、演技というのは可憐な人が可憐な役柄を演じれば可憐な人物が出来上がる、なんてなまやさしいものではないはずで、そこに役者としての確かな技術の裏付けがなければ、これほど鮮明に役柄の人物像が浮かび上がるものではないだろう。しかしどうも深津さんという女優さんは、そういう自分の能力に対する自意識みたいなものは希薄な人のようだ。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">謙虚なのも結構だけど、彼女が今後さらに飛躍していく上で必要なことが何かあるとすれば、それはもっと自分の技術や才能に確かな自信を持つことではないだろうか。…などと偉そうにもそんなことを考えてみたのだけど、これはローラと同じだな、と気づいたら何だかおかしくて、一人で笑ってしまった。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">トム役の<strong>瑛太</strong>さんもまた実に相応しい配役で、青年詩人の持つ繊細さと粗暴さの両極を大きな振幅で演じて見せた。この俳優さんについてはこれまでほかに大河ドラマ『<em>篤姫</em>』での小松帯刀役くらいしか見たことがないのだが、最近の自動車のＣＭそのままに、一見やさ男風の風貌の下に確かな役者魂を秘めた人、という印象がある。何より初演から70年近くが経つこの劇が紛れもなく&quot;現代劇&quot;なのだということをはっきりと印象づける清新さが、彼の演技からは感じられた。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">欲をいえば、振れ幅の大きな抑揚の中に、それがトムの心理の内的必然によって引き起こされているのだと自然に感じられるところがもっとあればなおよかった、とも思った。例えばジムに「倉庫をクビになるぞ」と脅されて「倉庫もミスター・メンドーザもない世界に跳び出すんだ」と返す場面。ここは親友との平穏な会話のうちにトムの現状への強い苛立ちや焦燥感が滲み出てこなければおかしいところだが(ト書きには「トムは静かな昂奮をもって話す」と指定されている)、言葉があまりに一本調子に過ぎて行くのでこちらにはそうした風情を感じ取る余裕がなく、記憶の中からこの部分のテクストを思い起こして理解を補わなければならなかった(ということは戯曲を読んでいない人にはトムがこの部分でどういう心情を吐露しようとしていたのかが十分に理解できなかったのではあるまいか)。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">アマンダを演じたのは<strong>立石凉子</strong>さん。今回の四人の配役の中で最も無理なく役柄にはまっていたのはこの人だったと思う。このアマンダという人物はかなり戯画的な描かれ方をしているので、かなりの量のセリフを早口でまくし立てなければならないという物理的な意味での困難さを別にすれば、トムやローラにくらべれば演じやすいという面はあるかも知れない(ウィリアムズは「類型のコピーに終わってはならない」と指定しているが、そう見えてしまうとすればそれは作者の責任によるところが大きいだろう)。しかしともかく、戯画的で滑稽であるにも関わらず、あるいはそれゆえにこそ滲み出る、ローラとは全く違った種類の可憐さが、立石さんのアマンダからは自然に感じられたのがよかった。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">ジム役の<strong>鈴木浩介</strong>さんは野心的な出世主義者という側面よりも感じのいい好青年という面を強調して演じて見せた。ジムという人物の造形の仕方にはもっと違ったアプローチもあり得るだろうけど、私はやはりこういう方向性がいいと思う。ローラにキスして虚しい望みを抱かせてしまうところなどはある意味かなり残酷なのだが、鈴木さんはパンフレットに寄せた文章の中で、「熱弁を振るううちにベティのことなんかすっかり忘れて(笑)、その瞬間は本当にローラに惹かれてるんじゃないかな」と述べている。この意見には私も全面的に賛成である。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">演出の<strong>長塚圭史</strong>さんはこの劇の悲劇的な性格をことさらに強調するのではなく、適度に軽快な笑いの要素も採り入れて作品に豊かな彩りを添えている。特にジムのキャラクターなどは、今は冴えない仕事に就いているとはいえ高校時代には花形スターだったという面をもう少し役柄に反映させた方が自然だと思うが、ここではかなりおどけた調子の三枚目として演じられている。これは配役の鈴木さんの個性によるところも大きいのだろう。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">もちろん、悲しい物語だからといってひたすら陰鬱に演じればいいというものではなく、作者自身、ローラの絡む場面にさえ明らかに笑いをとることを意図したセリフを配している。そんなセリフの一つが、キャンドルをはさんでジムと向かい合うシーンでのローラの「私は&#8212;見えます」だが、目を引いたのは、このセリフに対するジムの反応が、いわゆる&quot;ノリ突っ込み&quot;になっていたことだった。こうした翻訳劇で関西芸人風のノリ突っ込みを見ようとは実に意外で、こんなところに長塚さんや出演者たちが風通しのいい稽古場から自由な感覚でこの劇を作り上げてきた様子が窺われるようで、興味深く感じた。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">この公演では<strong>古家優里</strong>さん率いるダンスグループ「<strong>プロジェクト大山</strong>」による舞踏が呼び物の一つになっていた。役者の演技の邪魔にならないよう巧みに存在感を消しながら登場人物が四人しかいない舞台にアクセントを与え、しなやかな身のこなしで舞台の模様替えまで担当する様子は見ていてなかなか面白かった。しかしこの演出が劇の筋立てや詩情を伝える上で十分に効果的だったかというと、そこはやや疑問に思う。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">これと似たような趣向として、2004年のグラインドボーン音楽祭で<em>ラフマニノフ</em>のオペラ、『<em>けちな騎士</em>』が上演された際に、原作にない擬人化された&quot;吝嗇の精&quot;を女優さんがパントマイムで表現する、というのを(ＴＶでだが)<a href="http://vita-cantabile.org/classic/miserly-knight.html">観たことがある</a>。この演出は劇の主題を視覚的に描き出す上で非常に効果的で、深い感銘を受けたものだった。(この上演の模様は<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/B0030LMO1E/vitacantabile-22">ブルーレイディスク</a>で観ることができる。)</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">それと比べると今回の公演での舞踏の使用には、必然性というものがあまり感じられなかった。もっとも、『けちな騎士』 の場合、滅多に上演される機会のない作品を何とか忘却の淵から救い出すためには、どうしても何かプラスアルファが必要だという事情があった。逆に考えると、今回の演出があまり鮮烈な印象を残さなかったのは、何度も繰り返し上演されてきた名作に、それまでにない新たな趣向を付け加えるのはなかなか容易でないことを物語っているのかも知れない。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">私はこの戯曲には小田島雄志さんの名訳で親しんできたが、今回の上演の台本を手がけたのは<strong>徐賀世子</strong>さんである。この新訳はベタなダジャレがこなれた表現になっているな、と感じる部分が多々あった一方で、小田島さんならではの気の利いた言い回しが平板で無粋なものに置き換わってしまっているように思える箇所も散見された。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">一例だけ挙げると、ローラがジムの手に角の取れたユニコーンを握らせてつぶやくセリフ。ここでウィリアムズは「souvenir」というフランス語由来の美しい言葉を用いているのだが、このセリフが徐さんの訳では「おみやげに」となっていた。もちろん決して間違っているわけではないが、極度に内気な女性が淡い恋心を寄せていた男性と短いが濃密な時間を計らずも過ごし、もう二度と会えないと悟って自分が最も大切にしている品物を手渡す際の説明が「おみやげ」というのは、私の感覚では無粋に過ぎる。この部分、小田島さんの訳では「今夜の&#8212;記念に……」である。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">総じていえば、作品の真価を清新な感覚とともに提示してみせた、上質な公演だったといえると思う。いくつか挙げた批判めいた事柄も、作品のファンであるがゆえの欲深な要求とでもいうべきものに過ぎない。ただ、はっきりと強い不満を表明したい点が一つだけあるとすれば、それは音楽である。スタッフのクレジットには音響担当の方のお名前はあるのだが、音楽監督に相当する役回りの人は置いていないようで、何とも味気ないおざなりの音楽が必要最小限使われているだけだった。しかしこの劇は、作者が「上演のためのノート」でかなりこだわって音楽の重要さを強調しているのだ。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">例えば母親の選んだドレスを着て、&quot;かわいいペテン師&quot;(徐さんの訳では&quot;ちっちゃな嘘つき&quot;だったかな？)も仕込んだローラがひとり鏡の前に立つ場面。ここは初版ではスクリーンの字幕に「これが姉のローラだ&#8212;音楽で祝福を！」と映し出すよう指定されていたところで、作者の意思を尊重するならここはとびきり上等の音楽が鳴っていなければならない場面だった。こういう大事なところで音楽がないというのは、何とも寂しい思いがした。ローラが母親に促されて月にお祈りをする場面なども音楽の使用が効果的だったはずだ。これでもし音楽監督に例えば<em>大島ミチル</em>さんを迎えていたらどんなによかっただろう、と夢想してしまうのだが…。まあさすがにストレートな台詞劇にそこまで要求するのは欲深に過ぎるというものか。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">それにしてもあらためて感じさせられるのは、テネシー・ウィリアムズの戯曲の素晴らしさである。生き生きと血の通ったセリフ、巧みな劇の構成、全編に溢れる豊かな詩情。そのどれもが相俟って、この上なくデリケートで親密な追憶の世界を作り出している(立石凉子さん「痛みと不思議な優しさに包まれている世界」、深津絵里さん「完璧な人は誰も出てこなくて、みんなが愛おしい」)。<em>小田島雄志</em>さんは新潮文庫版の解説で「見るたびに読むたびに、新鮮な感動を覚える」と述べているが、私も初めて読んでからもう20年以上が過ぎているが、あの時の新鮮な感動は今も少しも色褪せず胸に蘇ってくる。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">悲しいお話だし、最後に救いの光明みたいなものが見えてくるわけでもない。ここに提示されているのは作りごとではなく、作者自身が生涯にわたって背負うことになった生々しい傷跡そのものである。それでもこの戯曲を鑑賞した後では、人という存在がより愛おしくなり、日々何気なく過ごしている瞬間瞬間がきらきらと繊細な光芒を放ち始めるように感じられる。生きることは悲しいことだけれど、私たちの体を通り過ぎていく時のかけらを、脆くてこわれやすいガラス細工のように愛おしみつつ過ごすことは、確かに貴く価値あることであるに違いないと信じさせてくれる、私にとってそんな作品である。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">最後に、劇場で配られたアンケートに応えそびれてしまったので、代わりにここで回答しておくことにしたい。こんな辺境サイトが関係者の目に留まるとも思えないけど、自分の中のけじめとして。</p>

<hr />

<dl>
  <dt>この公演を何でお知りになりましたか？ (該当するもの全てに○をつけてください。)</dt>
  <dd>d. 新聞・雑誌 [誌名: 朝日新聞2月23日夕刊]</dd>
  <dt>この公演をご覧になったきっかけは何ですか？ (該当するもの全てに○をつけてください。)</dt>
  <dd>a. 出演者 [深津絵里さん] b. 作品 c. 作家</dd>
  <dt>この公演でよかったものは何ですか？ (該当するもの全てに○をつけてください。)</dt>
  <dd>a. 戯曲 b. 演出 c. 出演者 [全員]</dd>
  <dt>&#8212;</dt>
  <dd>(以下四つの設問は割愛)</dd>
  <dt>この公演の感想などございましたら、お書き添えください。</dt>
  <dd>詳しくは上に述べた通りだけど、とにかく今をときめく大女優、深津絵里さんを擁してこの劇を、という企画自体が秀逸でした。パンフレットの長塚さんの「ごあいさつ」などを読む限りでは予てからお気に入りの作品だったというわけではないようで、この企画がどういう経緯で立ち上がってきたのかよくわからないけど、ともかくこれを発案された方に敬意を表します。</dd>
</dl>

<br />

<h4>関連ページ</h4>
<ul>
  <li><a href="http://www.siscompany.com/03produce/37glass/index.htm">シス・カンパニー公演　ガラスの動物園</a>: 公式サイト</li>
</ul>

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      </div>
   </content>
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<entry>
   <title>「私たち一息つけるわ」</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://blog.vita-cantabile.org/2012/03/post_622.html" />
   <id>tag:blog.vita-cantabile.org,2012://1.928</id>
   
   <published>2012-03-28T19:11:10Z</published>
   <updated>2012-04-02T02:34:16Z</updated>
   
   <summary>                       Мы отдохнем. Рахманинов - YouTube    今日3月28日はセルゲイ・ラフマニノフの...</summary>
   <author>
      <name>sergei</name>
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   </author>
   
      <category term="ラフマニノフ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="671" label="セルゲイ・レイフェルクス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="242" label="チェーホフ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="672" label="ヴィクトリヤ・グリナ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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    <a href="http://www.youtube.com/watch?v=T8OGwzdUliw">Мы отдохнем. Рахманинов - YouTube</a>
  
</div>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">今日3月28日は<strong>セルゲイ・ラフマニノフ</strong>の69回目の命日に当たる。しばらく前にちょっとした騒ぎになったようにこの3月は内閣府の定める自殺予防月間ということなので、既にもう月末で些か時機を逸してはいるが、それに絡めて一つ彼の作品を紹介したい。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">ラフマニノフの歌曲に「<dfn>私たち一息つけるわ</dfn>」Op.26-3という作品がある。テクストは直接の親交があった劇作家、<strong>アントン・チェーホフ</strong>の戯曲、『<strong>ワーニャ伯父さん</strong>』から採られている。いわゆるチェーホフの四大劇の二作目に当たるこの劇は、幕切れに長く&#8212;ほとんどお涙頂戴といわんばかりの&#8212;美しいセリフが置かれていることが一つの特徴となっている。人生に絶望し生きる意欲を失って自殺を企てる伯父ワーニャを何とか思いとどまらせようと、ソーニャは自身の失恋の痛手をこらえつつ切々と訴えかける。「仕方ないわ、生きていかなくちゃ」とはじまるそのセリフは&quot;チェーホフ劇の中でも最も美しいセリフ&quot;といわれ、愛好されてきた。チェーホフを師として慕った<em>マクシム・ゴーリキー</em>がこの劇を見て「女のように泣いた」と告白したことはよく知られているが、私自身にとっても、高校生の時に初めてこの戯曲を読んで以来、このセリフはずっと心の支えであり続けた。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">後にクラシック音楽に関心を持つようになり、ラフマニノフという作曲家の作品が自分に合っていそうだと気づきはじめた頃、この作曲家が&quot;あの&quot;セリフに曲をつけていたと知った時には、それこそ跳び上がるほど驚いたものだった。『ワーニャ伯父さん』は純粋な台詞劇で、節をつけて歌われることを想定して書かれたものではない。他の作曲家はどうかよく知らないが、ラフマニノフがそうした散文のテクストを歌曲にするというのは他にほとんど例のないことで、よほどこのセリフから強い印象を受けたのであろうことが推察される。ゴーリキーや私や、あるいは多くの演劇愛好家がこの作品から受けたあの感動を、この作曲家も共有していたのだと知った喜びには、いわく名状し難いものがある。この曲は演奏時間にして2分程度の小品ではあるが、帝政末期のロシアが生んだ二人の偉大な芸術家の交流の記念碑として、極めて重要な意義を持つ作品といっていいだろう。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">なお因みに、ラフマニノフが散文のテクストに曲をつけたもう一つの例が作品番号のない「<em>スタニスラフスキーへの手紙</em>」という歌曲で、これもまた演劇と関わりの深い作品である。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">私がラフマニノフに心酔している大きな理由の一つは、このように彼がチェーホフの薫陶を受け、その影響下に創作に取り組んだ芸術家だということにある。しかし残念ながらそうした認識は世間一般にはあまり共有されていないようで、この作品はその重要さにも関わらず、音楽ファンに広く知られるには至っていないように見受けられる。演奏される機会もそれほど多くはないのが実情のようだ。これはこの二人の芸術家がそれぞれの領域で占める位置を考えると些か異なことではある。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">チェーホフといえば演劇史における最重要人物の一人と誰もが認める劇作家だし、ラフマニノフも作曲家としてはともかくピアニストとしてはクラシック音楽の歴史上最高の評価を受けてきた音楽家である。その二人のコラボレーションがあまり注目されていないというのはなかなか考えにくいことだ。もしかするとチェーホフ作品のようなストレートな台詞劇とクラシック音楽というのはファン層があまり重ならないのかも知れない。でなければこの作品が人目につかず埋もれるというのはあり得ないことだと思う。この二人のどちらの作品からも深い感銘を受けてきた&#8212;もしかしたら数少ないかも知れないうちの&#8212;一人としては、「ラフマニノフを理解したければチェーホフを読め」というのが常識となるくらい、この二人の交流が広く知られるようになって欲しいものだが…。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">それでも原題の「<strong>Мы отдохнём</strong>」でYouTubeを検索したらそれなりの数がヒットしたので、両者の母国ロシアではさすがに幾許か知られた作品ではあるようだ。興味深いのは、元は女性の登場人物のセリフであるにも関わらず、バリトン歌手が歌っている例が目立つことだ。私が唯一所持している録音もロシアのバリトン歌手、<strong>セルゲイ・レイフェルクス</strong>さんによるものである。ラフマニノフが使っている部分には文法的に話し手の性に依存した言い回しが全くないので、あるいはそういうことも影響しているのかも知れない。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">ただし残念ながら著作権に問題のなさそうなものが見つけられなかったので、ここに紹介するのはメッツォソプラノの<strong>ヴィクトリヤ・グリナ</strong>さんによる歌唱である。原曲はピアノ伴奏なのだがここでは<strong>スタニスラフ・カリニン</strong>さんのオルガンによる伴奏で、重厚で恰幅のいいソーニャを聴かせている。このグリナさんという歌手についてはよく知らないが、公式チャンネルの他の動画から判断するに、<em>チャイコフスキー</em>やラフマニノフの歌曲に精力的に取り組んでいる方のようだ。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">冒頭の自殺対策強化月間の話に戻るが、日本では年間の自殺者が3万人を超える状態がもう何年も続いている。これはほとんど戦争状態といってもいい事態で、例の評判の悪かった&quot;GKB47&quot;なるキャッチフレーズも、お役所的なおざなりの発想では十分に世の中に問題意識を共有してもらうことはできない、と担当のお役人さんなりに危機感を持って知恵を絞った結果だったのではないかと思う。私自身これといって何ができるわけでもないが、『ワーニャ伯父さん』という戯曲から多くのことを学んできた身としては、何とかしてソーニャの言葉が、それを必要とする人の心に届いて欲しいと願うばかりである。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">最後に、拙い訳で恐縮だが、ソーニャのセリフのうちラフマニノフが使っている部分を以下に引用して、この稿を締めることにしたい。</p>

<blockquote><p style="margin:0;text-indent:1em;">私たち一息つけるんだわ。天使たちの声がして、空は一面にダイヤモンドを敷きつめたようになるの。この世のあらゆる悪も、私たちの苦しみも全て神様のお慈悲の中にうずまって、それが世界中を満たしていくの。そして私たちの暮らしも、まるで神様にやさしく撫でてもらっているような、静かで、なごやかで、心地いいものになるんだわ。わたし信じてるの、信じてるの…。</p></blockquote>

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   </content>
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   <title>安藤美姫さん Art on Ice に出演</title>
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   <published>2012-02-25T02:40:11Z</published>
   <updated>2012-02-25T19:08:58Z</updated>
   
   <summary>                       Art on Ice 2012　安藤美姫 - YouTube    全日本や四大陸の感想も書かないまますっかり時期...</summary>
   <author>
      <name>sergei</name>
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   </author>
   
      <category term="フィギュアスケート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="670" label="ディオンヌ・ブロムフィールド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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    <a href="http://www.youtube.com/watch?v=1V15lV2O-Cc">Art on Ice 2012　安藤美姫 - YouTube</a>
  
</div>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">全日本や四大陸の感想も書かないまますっかり時期が過ぎてしまった。手抜きだけど動画をいくつか紹介してエントリーを立てておくことにする。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">今シーズンは競技への参加を取りやめて休養に充てている<strong>安藤美姫</strong>さんだが、その分アイスショーには積極的に参加している。今月はスイスで開催されたアイスショー「<strong>Art on Ice</strong>」に出演し、華麗な演技を披露した。その時の動画がYouTubeに公開されているのでここに貼り付けておく。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">前半の「<strong>Foolin&quot;</strong>」で共演しているのは<strong>ディオンヌ・ブロムフィールド</strong>さんという歌手で、昨年惜しまれつつ早世した<em>エイミー・ワインハウス</em>の秘蔵っ子なのだそうだ。後半の「<strong>ブラック・スワン</strong>」でもバレエ・ダンサーと共演しているが、この方のお名前は調べてもわからなかった。競技をお休みしている間にもこうしてスケーターとしての新たな境地の開拓に余念がないようで、実に頼もしい。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">「Art on Ice」に関してはこのほか安藤美姫さんと<em>ステファン・ランビエール</em>さんの<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Ufx3Se1CkWc">対談</a>や(安藤さんの英語の流暢なこと！)、そのランビエールさんの<a href="http://www.youtube.com/watch?v=ANd8us6Wzqs&amp;feature=channel">演技</a>、<em>サラ・マイヤー</em>さんの<a href="http://www.youtube.com/watch?v=01zWZ7jvelw&amp;feature=relmfu">演技</a>の動画も公開されているので併せてご覧になるといい。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">安藤さんはその後<em>桂由美</em>さんのブライダル・ショーでモデルを務め、可憐なウェディング・ドレス姿を披露した。それに先立つ記者発表の様子も<a href="http://www.youtube.com/watch?v=kJ62KZCLSBY">ニュース映像</a>が公開されているので、これもファン必見である。</p>
         
      </div>
   </content>
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   <title>「海辺の祈り」</title>
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   <published>2012-01-29T23:35:53Z</published>
   <updated>2012-01-29T23:46:56Z</updated>
   
   <summary><![CDATA[                       K.KONDO-&quot;Prayer on the seashore&quot; for Bassoon So...]]></summary>
   <author>
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   <category term="668" label="ロベルト・ロネス" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="669" label="近藤浩平" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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    <a href="http://www.youtube.com/watch?v=FkSiM6DrRYs">K.KONDO-&quot;Prayer on the seashore&quot; for Bassoon Solo. Prayer for Japan 2011. - YouTube</a>
  
</div>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">東日本大震災の犠牲者への追悼や復興への祈りとして発表された音楽作品をこのサイトでいくつか紹介してきたが、今回は<strong>近藤浩平</strong>さんによる「<dfn>海辺の祈り〜震災と原子炉の犠牲者への追悼</dfn>」Op.121を取り上げたい。近藤さんはいち早くこの災害に反応し、昨年4月の時点で本作を発表していた。私も早い段階で聴いて感銘を受け、ここで紹介したいと思っていたのだが、もたもたしているうちにすっかり時間が経過してしまった。しかしこれだけ待った(?)甲斐があって昨年12月に<a href="http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0004699594.shtml">神戸新聞の記事</a>でこの作品が取り上げられ、作曲の詳しい経緯や背景なども含めて紹介できることになったのは幸いだった。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">記事によると震災前からノルウェイのファゴット奏者、<strong>ロベルト・ロネス</strong>さんから作品の委嘱を受けていたのがファゴット独奏のための作品となった理由のようだ。ファゴットの朴訥とした音色で歌われるもの哀しい旋律は、津波に襲われて全てが失われた被災現場に一人呆然と立ち尽くしているかのような寂寥感を醸し出す。福島県を中心に東北地方の民謡を多く聴いてリズム感や節回しを採り入れようとしたとのことで、目に浮かぶ状況は全く絶望的であるにも関わらず、どこか安らぎのような感覚さえもたらされるのは、そのようにして生まれた旋律の懐かしさ、親しみやすさゆえなのだろう。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">ここに紹介した動画はもちろん作品を委嘱したロネスさんによる初演である。近藤さんはほかにもいろいろな楽器のための編曲をも手がけ、ご自身の公式サイトで公表されている。特に左手のピアノのための編曲は<em>智内威雄</em>さんによって演奏され、<a href="http://www.youtube.com/watch?v=T_KXToBnhi8">動画</a>も公開されている。智内さんはさらに近藤さんにこれと対になる作品を依頼し、「<em>海辺の雪〜震災と津波の犠牲者への追悼</em>」Op.122が生まれた。こちらも演奏の<a href="http://www.youtube.com/watch?v=Gd481YRXbKU">動画</a>が公開されている。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">近藤さんとはTwitterで少しやりとりをさせていただいたこともあるのだが、時代の状況に真摯に向き合いつつ創作をされる方で、そうした姿勢はこの作品が震災だけでなくやがて生じるかも知れない原発事故の犠牲者にも捧げられていることにも表れている。本作はそうした鋭敏な感性が生み出した賜といえるだろう。ぜひ多くの方に、震災の犠牲となった方々の魂や、被災された方々の今なお続く苦しい生活に思いを馳せつつ聴いていただきたい作品である。</p>

<br />

<h4>関連ページ</h4>
<ul>
  <li><a href="http://koheikondo.com/">山の作曲家、近藤浩平</a> (公式サイト)</li>
  <li><a href="https://twitter.com/#!/KondoKohei">山の作曲家 近藤浩平 (kondokohei)  Twitter公式アカウント</a></li>
</ul>
         
      </div>
   </content>
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   <title>南波志帆さん「少女、ふたたび」</title>
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   <published>2012-01-27T22:42:27Z</published>
   <updated>2012-01-27T22:42:27Z</updated>
   
   <summary>                       少女、ふたたび / 南波志帆 - YouTube    すっかりブログの更新をサボっていて、これが今年最初のエント...</summary>
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      <name>sergei</name>
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      <category term="音楽" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   <category term="667" label="南波志帆" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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         <div style="text-align:center;">
  
    
    
    
    <a href="http://www.youtube.com/watch?v=BMjuPBARGHg">少女、ふたたび / 南波志帆 - YouTube</a>
  
</div>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">すっかりブログの更新をサボっていて、これが今年最初のエントリーになる。今更だけどみなさま本年もよろしくお願いします。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">さて、今年最初のエントリーは最近見つけたお気に入りの歌手の動画から。<strong>南波志帆</strong>さんの「<dfn>少女、ふたたび</dfn>」という歌である。YouTubeの登録チャンネルの更新情報に出ていたので何気なくアクセスしてみたら、透明感のあるさわやかな歌声に、一度聴いただけですっかり魅了されてしまった。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">南波志帆さんはその個性的な声によって独自の幻想的な歌世界を作り出している。少女から大人へと移り行く多感な時期の心象風景というのはありふれたテーマではあるが、彼女の歌声には現実と空想の垣根を軽やかに越えるような独特の浮遊感がある。こうした世界観は、<em>原田知世</em>さん、<em>斉藤由貴</em>さん、<em>遊佐未森</em>さんといった歌手たちとも共通するものを感じる(たとえが古い？)が、もちろんそうした歌手たちの単なるコピーには決して終わっていない。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">まだ18歳とのことだが、すでにインディーズでデビューしてから3年以上のキャリアがあるらしい。その存在にもう少し早く気づくべきだったかとも思うが、これからいよいよ本格的に活躍していくことになるであろう歌手なので、その過程を見守っていくのが楽しみだ。</p>

<br />

<h4>関連ページ</h4>
<ul>
  <li><a href="http://www.nanbashiho.com/">南波志帆オフィシャルサイト</a></li>
  <li><a href="https://twitter.com/#!/nanba44">南波志帆 (nanba44)  Twitter公式アカウント</a></li>
  <li><a href="http://www.myspace.com/nanba44">南波志帆 公式myspace</a></li>
</ul>
         
      </div>
   </content>
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   <title>グランプリシリーズ 2011 男子シングル</title>
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   <published>2011-12-19T01:19:44Z</published>
   <updated>2011-12-19T02:48:44Z</updated>
   
   <summary>男子ではハビエル・フェルナンデス選手の躍進が目についた。昨シーズンまではニコライ・モロゾフコーチが凝った振り付けで彼のよさを生かそうとしているのが感じられたが、...</summary>
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   <category term="27" label="高橋大輔" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   
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      <div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
         <p style="margin:0;text-indent:1em;">男子では<strong>ハビエル・フェルナンデス</strong>選手の躍進が目についた。昨シーズンまでは<em>ニコライ・モロゾフ</em>コーチが凝った振り付けで彼のよさを生かそうとしているのが感じられたが、今シーズンは<em>ブライアン・オーサー</em>コーチに師事することでスケーティングの技術が全般的に向上し、本格派の演技にかわってきているように見受けられる。そして何といっても二種類の四回転ジャンプは圧巻である。ファイナルでは初の表彰台という成果を手にしたが、これは決して一時の勢いではなく、世界のトップ選手と言われるに相応しい実力をつけてきたとみて間違いないだろう。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">シニア2年目の<strong>羽生結弦</strong>選手も進境著しい。<em>ステファン・ランビエール</em>さんに助言を仰いだとのことで、四回転ジャンプはコツをつかんだようでかなり自信を持っているらしい。仙台に拠点を置く彼は震災でしばらくは避難所で過ごしたそうで、今シーズンは被災地にみなさんを勇気づけたいとの思いも込めて競技に臨んでいる。そんな彼を心から頼もしく思う。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">ベテラン<strong>高橋大輔</strong>選手の復調も心強い。シーズンオフに膝に埋まっていたボルトを抜く手術をした関係でジャンプの練習は十分に積めなかったようだが、その分フランスでアイスダンサーたちと一緒にスケーティングを練習してきたそうで、元々トップクラスだった音楽表現がさらに豊かなものになった。今シーズンはＳＰ、フリーともに抑揚のない曲を選んでいて、演技中に曲に助けてもらうということがしにくいプログラムなのだが、それでも見ていると曲の世界にぐいぐいと惹き込まれていく。後は四回転ジャンプが戻れば、ということになるが、ＮＨＫ杯フリーの6分間練習中に四回転フリップを降りたのが生涯初の成功とのことで、これからに期待したい。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">四回転ジャンプといえば<strong>ブランドン・ムロズ</strong>選手にもふれないわけにはいかない。グランプリシリーズが始まる前のアメリカでの大会で、彼は何と四回転ルッツを成功させ、フィギュアスケートファンを驚かせた。ＮＨＫ杯のＳＰでも、この驚異的な技を見せてくれた。四回転ジャンプといえばこれまでトウループとサルコウしかなかったのだが、技術の進展もついにここまで来たか、と感慨深い。しかしこれほどの技を成功させても成績はさほどでもない、というのがこの競技の奥深いところである。</p>
         
      </div>
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   <title>グランプリシリーズ 2011 女子シングル</title>
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   <published>2011-12-19T01:08:30Z</published>
   <updated>2011-12-19T03:08:15Z</updated>
   
   <summary>ブログの更新をサボっているうちにグランプリシリーズもファイナルまで終了してしまった。全日本選手権ももう間もなくだがその前にこれまでをざっと振り返ってみる。 今シ...</summary>
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   <category term="412" label="今井遥" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
   <category term="13" label="浅田真央" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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      <div xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
         <p style="margin:0;text-indent:1em;">ブログの更新をサボっているうちにグランプリシリーズもファイナルまで終了してしまった。全日本選手権ももう間もなくだがその前にこれまでをざっと振り返ってみる。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">今シーズン目を引くのは、まず何といっても<strong>鈴木明子</strong>さんの活躍だと思う。ＮＨＫ杯では競技生活で初めてトリプルトウループ&#8212;トリプルトウループのコンビネーションを成功させ、ファイナルでは成功はしなかったもののトリプルフリップ&#8212;トリプルトウループという高何度の技に挑戦した。6分間練習ではこのコンビネーションを成功させている様子も確認することができた。フィギュアスケート界ではもうベテランと呼ばれる年齢の鈴木さんがジャンプの難度を上げるというのは実に驚異的なことだ。適切な比喩かどうかわからないけど、野球でいうなら30歳を過ぎたピッチャーが球速を増した、というのに近いだろう。昨シーズンの世界選手権出場を逃した悔しさをばねに、これまでになく意欲的に練習に打ち込んできた結果がこの躍進につながっているようだ。ファイナルでは自己最高の2位という成果を得たが、PCSでもかなり高い点をもらえるようになってきているので、シーズン後半に向けてもさらに期待が高まるところである。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">プログラムはＳＰ、フリーとも魅力的だが、ＳＰの「ハンガリー狂詩曲」でアクセルの前のつなぎの部分で小走りに駆けるようなところは<em>長久保裕</em>コーチのアイディアなのだそうだ。ここは「豊の部屋」で<em>太田由希奈</em>さんが好きだと仰っていたところだが私もお気に入りで、鈴木さんのコーチを長年務めてきた方だけあって、さすがに彼女の魅力をよく知り抜いてらっしゃるな、と思う。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;"><strong>浅田真央</strong>ちゃんはトリプルアクセルに過剰にこだわらなくなったのが目を引く。元々真央ちゃんは決してジャンプだけの選手ではないので、状況に応じてアクセルをトリプルとダブルで使い分けるようにするばより安定した成績が残せるようになるだろう。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">しかしファイナルを直前にしてお母さんが亡くなったのは実に悼ましいことだった。親を亡くすのは誰にとっても辛いことだが、真央ちゃんはまだ21歳。しかもフィギュアスケートが家族の献身的な支援がなくては成り立ちにくい競技であることを思えばなおさらである。競技生活の支えとしてなくてはならない人だっただけでなく、一人の女性としてもお母さんとの関わりを通して学びたいこともまだまだたくさんあったに違いない。しかし真央ちゃんのことだからきっとこの悲しみも乗り越えて、また力強く復活を遂げてくれることと思う。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">ＳＰの「シェエラザード」は音楽のアレンジがあまりに凝り過ぎていて今一つのることができない。原曲がこれ以上は望むべくもないほどファンタジーに満ち溢れているのだから、余計な装飾を施したりややこしい変奏をしてみたからといってより豊かなイマジネーションがかき立てられるということもないと思うのだが。しかしスタイルのいい真央ちゃんにはパンツルックもよく似合うということがわかったのはこのプログラムの収穫だった。本当はもう少し肉付きがいい方がアスリートとしても健康のためにもいいのだろうけど。昨シーズンの世界選手権の際のあまりの激やせぶりも含めて、このあたりはお母さんの闘病とも関係があるのかも知れない。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">フリーの「愛の夢」は昨シーズンからの持ち越しだが、素晴らしいプログラムに仕上がってきているのを感じる。真央ちゃんもいろんなタイプのプログラムをこなしてきたが、真の真央ちゃんらしさとはこういう方向に定義づけられていくべきなんだろうな、と思わせるものがある。今後の大会でより完成度の高いものを見せてもらえるのを楽しみに待ちたい。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">ファイナルを制したのは<strong>カロリーナ・コストナー</strong>さんだった。もう長いこと世界の一線で活躍している彼女だが、ヨーロッパ選手権では3度の栄冠に輝いているものの、世界規模の大会では意外にもこれが初めての優勝になる。好不調の波が激しい選手だが、今シーズンは安定して実力が発揮できている。怪我をした昨シーズン以来ルッツをプログラムから外しているが、それを補ってあまりあるだけのスケーティング技術の持ち主なので、他のジャンプが安定すればライバルたちにとって脅威になるだろう。真央ちゃんのお母さんの訃報を聞かされた時は絶句して涙をこぼしたという心やさしい一面も持つカロリーナ。これからもこの調子で活躍して欲しい。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">今シーズンのグランプリシリーズで旋風を巻き起こしたのがシニア初挑戦の<strong>エリザヴェータ・トゥクタムィシェワ</strong>さん。グランプリシリーズ初参戦で優勝は史上初の快挙で、しかも第2戦でも優勝してしまうという快進撃だった。ファイナルではＳＰでつまづいてふるわなかったが、トリプルルッツ&#8212;トリプルトウループを軽々と決めてしまうジャンプの能力は他のお姉さん選手たちにとって脅威である。練習ではトリプルアクセルも成功させており、今後の成長には目が離せない。彼女も今年4月にお父さんを亡くしていて、ＳＰの黒い衣装はお父さんへの哀悼の意を表したものだそうなのだが、そんな悲しみにも耐えて競技に打ち込んでいる彼女に温かい声援をおくりたい。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">昨シーズンのグランプリファイナルの覇者、<strong>アリッサ・シズニー</strong>さんは引き続き安定した演技でファイナル進出を果たしたが、そのファイナルでは足首の怪我があったそうで思うような演技ができなかったのが惜しまれる。しかし彼女も鈴木さんと同様トリプル&#8212;トリプルのコンビネーションに取り組んでいるので、その成果が表れるのが楽しみである。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">そのシズニーさんと同じく<em>佐藤有香</em>夫妻の元で練習している<strong>今井遥</strong>さんはシーズンオフに足を怪我してジャンプの練習が十分にできなかったそうで、本来の力を十分に発揮できなかったのが惜しまれる。しかし有香さん夫妻の指導でスケーティング技術に磨きがかかり、シズニーさんという素晴らしいお手本を間近に見ることでスピンが上達していることでもあり、今後の活躍が楽しみである。独特のはにかんだような笑顔がとても魅力的な選手で、いつもキス＆クライで両手でハートマークを作ってくれるのを見る度にハートをきゅんと撃ち抜かれてしまう。</p>

<p style="margin:0;text-indent:1em;">笑顔がかわいいといえば忘れてならないのが<strong>村上佳菜子</strong>ちゃん。今シーズンは新調した靴が合わないとかで苦しんでいて、なかなかいつもの輝くような笑顔が見られなかった。これまで順調にキャリアを重ねてきた彼女だが、苦手なループをＳＰとフリーの両方に採り入れるなど、<em>山田満知子</em>コーチは将来を見据えて敢えて険しい道程を歩ませようとしているようだ。佳菜子ちゃんならきっとそんな親心に応えて、また一回り大きく成長してくれるだろう。</p>

<br />

<p style="margin:0;text-indent:1em;">なお、グランプリシリーズの各大会は今シーズンからエントリーする選手の数と基準が変更されて、以前よりも出場が厳しい門になっている。そのために出場選手の顔ぶれが例年より限られた人数になっていて、<em>クヮク・ミンジョン</em>さんとか<em>アマンダ・ドブズ</em>さんといった私のお気に入りの選手が出場していないのはおそらくそのせいなのだろう。しかしこういった実力ではトップ選手にまだ一歩及ばない選手たちにとっても、グランプリシリーズのような大きな大会への出場は得難い成長の機会なので、門戸はなるべく広く開いておいた方がいいのではないか。今回の変更がどういう趣旨で行われたのかよく知らないのだが、この点は改善した方がいいように思う。</p>
         
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