国別対抗戦2009 第3日
2009年4月18日
浅田真央ちゃんは二つ目のトリプルアクセルと二つ目のフリップがダウングレードされたもののほかはノーミスの演技で自身初の200点超え。これでもルッツをトウループにしていたりサルコウをループにして二つ目のフリップからのコンビネーションをダブルループにしているという抑えめの構成なので、まだまだ伸びしろを残しているというのが来シーズンに向けて楽しみなところ。SPではサーキュラーステップでレベル4をもらえたことも今後の自信になることと思う。
PCSも高い点をもらっているが、TRやCHがやや抑えられているのはトリプルアクセルを二度跳ぶためにつなぎのスケーティングが単調になっていたり、曲調の変化のないプログラムになっているところが原因になっているものと思われる。このあたりは来シーズンのプログラム作成のためのヒントになりそうだ。
国別対抗戦の記念すべき初代覇者はアメリカだった。この時期にも関わらず各選手とも好調を維持していたのが素晴らしかった。個人的にはキャロライン・ジャンちゃんのフリップ–トウループの回転数が認定されたのがうれしかった。日本は小塚崇彦選手がどうも怪我をしていたらしく、そのあたりがちょっと響いてしまった感じ。まあしかし高橋&トラン組がシニアデビューを飾るなどとても意義深い大会になったんじゃないかな。
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