本田美奈子さん 生誕40周年

2007年7月31日

今日は本田美奈子さんの生誕40周年にあたる。これを記念して朝霞駅南口広場では記念碑の除幕式が行われた。美奈子さんの偉業を語り伝えるための礎ができたことを心から喜びたい。式には参列できなかったけど、私も微力ながら美奈子さんのことを後世に伝えるお手伝いをしていきたいと思う。


Wikipedia編集 中間報告

今月に入って取り組んでいたWikipediaの美奈子さんの項目の編集作業、今日までに一区切りさせたいという思いもあったのだけど、まだ書き加えたいことがらがあり今後も継続していくことにする。それでもすでに一頃の雑然としたエピソード集のような状態は脱することができたのではないかと自負している。どうやら強力な助っ人が参加してくれそうな気配なので、より充実した記事にできるよう努力したい。

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DOI 2007 BSフジの放送を見て

2007年7月29日

先週の日曜にBSフジで放送されたDOIの感想について。もうすでに野辺山でのショーも終わっているのに今頃こんなことを書くのも何だか空しい気がするけど、地上波放送時に書いた感想が簡単過ぎたので少し補足しておきたい。


南里康晴選手

演技の内容よりもまず「アントニオ猪木のテーマ」がこんな洒落た味わいのジャズ風のピアノ曲になってしまうということに驚かされた。こんな音楽なら洒落たバーでのBGMとして水割りを傾けながら大人の会話を楽しむのにも似合いそうだ。つくづく編曲という行為の奧深さを感じさせられる。

肝腎の演技はというと随所に猪木を思わせる仕草が入っていたりして南里選手の新境地を見せてくれていた。ただどうせそこまでやるならもう少し実際のリングの風景を再現するようなあざとい演出があってもよかったかな、という気がする。もっとも観客をビンタして闘魂を注入するというわけにもいかないだろうけど…。


鈴木明子さん

地上波では女子で唯一ダイジェストになってしまっていたのでBSで見るのを楽しみにしていた。荒川静香さんもかつて用いていた映画『タイタニック』のテーマによるプログラム。冒頭から優美な身のこなしで魅了してくれた。やはり荒川さんを彷彿とさせる仕草が随所に見られた。荒川さんに強くあこがれて自分の演技に磨きをかけようとしていることが窺われる。

演技の後半ではダイナミックなステップを披露してくれた。優美さを強調した前半部分とのコントラストを形成することで見る人の心に全体がより強く印象づけられることになった。鈴木さんのステップワークには独特のものがあり、安藤美姫さんが手足を大きく振り回すことでダイナミックさを強調しているのに対し、彼女の場合は重心を上下左右に大きく動かすことで同じ目的を達している。こうしたステップを見せる女子選手はほかになかなかいないのではないかと思う。

個人的には今回参加した女子選手の中では彼女の演技に最も感銘を受けた。それが地上波放送では女子で唯一ダイジェストになってしまうというのは皮肉である。もっとも自分自身つい最近まで彼女のことをよく知らずにいたくらいなのであまり大きなことは言えないのだけれど。


織田信成選手

レッド・ホット・チリ・ペッパーズの曲に乗せたノリノリの演技。昨シーズンの悔しさを払拭し新たな気持ちでスケートに取り組めるようこうした曲を選んだとのことだが、楽しそうにいきいきと滑っていた。パジャマ姿の「ルースター」よりずっと大人びて見えるし今の織田選手にはちょうどいい選曲だと思う。少し羽目をはずし過ぎて失敗をやらかしてしまったけれど、またこれを糧に人としてアスリートとして成長していって欲しい。


高橋大輔選手

華麗なステップワークをはじめ彼独特の色気の漂う演技で魅了してくれた。ただすでに多くの方が指摘されているように何を表現しようとしているのかがわかりにくいプログラムでもあったと思う。自分があまりビョークさんについて詳しく知らないというせいもあるのだろうけど。不思議なテイストのプログラム、という印象。

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琴光喜関 大関昇進おめでとう!!

2007年7月25日

25日午前、日本相撲協会の臨時理事会が開かれ関脇琴光喜の大関昇進が満場一致で決定した。伝達式で琴光喜は「いかなるときも力戦奮闘し、相撲道に精進いたします」と答えた。長い間彼を応援してきたファンとしてとても感慨深い。


私が最初に彼を知ったのは佐渡ヶ嶽部屋への入門が決まった際の記者会見の時だった。アマチュアであらゆるタイトルを総なめにした最強力士が入門するとあって、佐渡ヶ嶽ファンとして心強く思った。しかもその時に目標とする力士を聞かれて当時佐渡ヶ嶽部屋の部屋頭だった琴錦(現浅香山親方)の名を挙げたことで、なかなかかわいい新弟子が入ってきたな、とうれしくなったのだった。

実際に相撲を見たのは2000年の九州場所で横綱武蔵丸(現武蔵丸親方)を右下手出し投げで土俵に叩きつけた一番だった。新入幕の場所を怪我で全休したためにこの場所が事実上の新入幕だったが好調に白星を重ねたために横綱戦が組まれたのだった。それまで評判では聞いていたものの実際取り組みを見るのはこれが初めてで大いに注目したのだが、その見事な取り口に唖然とさせられたものだった。右攻めを得意とする横綱の特徴を熟知した上で周到に相手の長所を消し、得意の右下手で仕留める理詰めの取り口はとても横綱初挑戦の力士とは思えないものだった。

同じ場所で武双山(現藤島親方)を破った一番も忘れることができない。一枚まわしの右下手で土俵中をぐるぐると何周も引きずり回した末に外に出した相撲は今も心に焼きついている。あんな相撲は後にも先にも全く見たことがない。

ちょうどこの頃は長年応援してきた琴錦が引退してしまった直後であり、相撲を見る楽しみが減ってしまったな、と寂しく思っていた時期だったので、突如彗星の如く登場した技能派力士に心を踊らせたものだった。この場所を見た時には大関昇進は時間の問題だろうと思っていた…。


その期待に違わず翌2001年の九月場所で優勝し、初の大関取りに挑んだ2002年の一月場所では12勝を挙げ三場所の白星の合計を34としたが様々な要因で昇進は見送られた。仕切り直しとなった次の大阪場所では8勝7敗とふるわず、しかも取り組み中に顎を骨折するというアクシデントに見舞われた。

その後は両肘を怪我し手術するなど、不運が続いた。差し身のよさが身上の力士が肘を怪我したのだからそのつらさは察するに余りある。奇しくも入門の際目標として挙げていた琴錦と同じ境遇を味わうこととなった(私の応援するアスリートはなぜか右肘に致命的な怪我をする…)。元々は強烈な出し投げを得意とする力士だったがその後は振り回すような出し投げは影を潜めるようになった。

代わりに右を差したら真っ直ぐに前に出る取り口に磨きをかけているように見受けられたが、取り口に安定感がなく、肝腎なところでの勝負弱さも露呈するようになった。かつては"ライバル"と言われていた朝青龍には大きく水をあけられ、直接対決では全く勝てなくなってしまった。

それでも諦めずに重ねてきた努力がようやくここ数場所で実を結ぶようになってきた。最近は古参の大関たちよりむしろ力強さが目立つようになっていた。この七月場所では要所で左右からの出し投げも効果的に使えていたので肘の状態もかなり改善してきているものと思われる。


上に述べたような経緯から、私は彼のことを琴錦の後継者として期待をかけてきた。四つ相撲と押し相撲の違いはあるが、差し身のよさ、右で下手を引くと力を発揮するところなど共通する点が多い。それだけに今回の大関昇進は琴錦の叶わなかった夢を叶えてくれたようで感慨に絶えない。

彼の大関昇進は佐渡ヶ嶽部屋としての悲願でもあった。現在の師匠である佐渡ヶ嶽親方は最初の大関取りの時には琴ノ若として同じ現役力士であり、兄のような眼差しで励ましていた。昇進が見送りとなって涙を流して悔しがる彼の姿を見ただけに感慨もひとしおだと語っている。

彼が大関に昇進すれば先代の佐渡ヶ嶽親方の現役時代の四股名である琴櫻を襲名するというのは佐渡ヶ嶽部屋の既定の方針だと理解していたのだけど、どうも報道によるとそれは横綱になるまでお預けということに軌道修正されたようだ。私は琴櫻の現役時代を知らないので、この名前の力士を応援できる日を楽しみにしてきただけに少し残念ではある。しかしこれを励みにまた横綱に向けて精進してくれるとすれば心強いことである。

31才と3ヶ月での昇進は最年長の記録を更新ということだが、見た目にはまだまだ力に衰えは感じられないし、本人もインタビューでそういう実感はないと話していた。入幕した当初のような振り回す投げを控え真っ直ぐに前へ出る相撲が今まさに形になりつつあるところでもある。これからも年齢を感じさせない相撲で土俵を盛り上げてくれることだろう。朝青龍への苦手意識さえ克服できれば横綱昇進も十分視界に入ってくるはずだ。


注目された伝達式での口上、四字熟語は「力戦奮闘」だった。どんな時にも挫けず精進を重ねてきた彼に相応しい言葉だと思う。本来なら化粧まわしでも贈呈したいところではあるが、もちろんそんな財力はないのでささやかながらこの文章をお祝いに贈りたい。

琴光喜関、大関昇進本当におめでとう!!

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大相撲名古屋場所 優勝は朝青龍

2007年7月22日

琴光喜は本割で黒星

何というか、本割で負けるとは想定していなかったのでどう気持ちを整理していいかわからない。立ち合いでもろ差し狙いにいったのが失敗だったろうか。左は上手を取りにいっていればまた違う相撲になったはず。まあ結果論でしかないけれど…。

稀勢の里はいい相撲だった。ここ数場所で一番いい内容だったのではないだろうか。角界の未来を担う若手力士として期待を集めながら散々裏切っておいて、誰も期待していない状況に限って本領を発揮して折角盛り上がっていた場所に水を差してしまうというのは何とも複雑な気持ちになる。この責任をとって来場所以降は自分が活躍して場所を盛り上げられるよう精進してもらいたい。


まあ何はともあれ長かった名古屋場所はこれで終わった。最大の焦点だった大関取りは充実した取り口で見事悲願を成就させた。心からおめでとうと言いたい。朝青龍戦の連敗を止められず、優勝も逃した悔しさは来場所以降の大関としての活躍の糧にして欲しい。

朝青龍がインタビューで自分から祝福の言葉を述べたのはすがすがしかった。さすがに横綱の度量だと思わせるものがあった。またこれから、最後は尻すぼみに終わってしまった新横綱の白鵬ともども相撲界を盛り上げていって欲しい。

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琴光喜 大関昇進へ

2007年7月20日

大相撲名古屋場所十三日目、琴光喜豊真将を寄り切りで下して十二勝目を挙げ、場所後の大関昇進をほぼ確実にした。過去に三場所の勝星の合計を34としながら見送られた苦い経験があるので安心はできないが、あの当時とは状況が異なり、今回は残り二日間でよほど不様な相撲を取らない限り昇進は間違いないだろう。

この後は現在横綱朝青龍と並びトップに立つ優勝争いに興味が絞られる。明日の対戦は栃乃洋が組まれた。千秋楽は予想しづらいが、おそらく稀勢の里あたりが組まれるのではないかと思う。琴光喜の実力と今場所の勢いからすれば決して恐れる必要のない相手だが、どちらもけんか四つになるので相手十分の体勢にはさせないことが重要だ。あと二日間、集中して取り組んで欲しい。

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DOI2007 TV放送を見て

2007年7月18日

お待ちかねのDOIのTV放送、多くの選手の演技を堪能させてもらったけど、今名古屋場所が大変なことになっているので感想は女子選手を中心にダイジェストで。


中野友加里さん:サン=サーンス「白鳥」 ヴォーカルヴァージョン

「アメイジング・グレイス」「クロディーヌ」に続く中野さんの清楚な美しさが引き立つ素敵なプログラム。まだ十分に滑り込めていなくて動きが音楽としっくりいってないような気がしたけど、今シーズンを通してこのプログラムをエキシビションで滑ってくれるのかと思うとうれしくなる。しかし中野さんが競技会よりもエキシビションの方が楽しみに見たくなるような選手になるとは数年前には考えられないことだった。


村元小月さん 水津瑠美さん 武田奈也さん

村元さんは動きがしなやかで踊りのセンスはなかなか私の好みのタイプ。これからますます大人びた演技を見せて欲しい。

水津さんは以前安藤さんが滑っていた「Mickey」を少し色っぽくした感じのプログラム。とてもいきいきと滑っていてかわいかった。

武田奈也さんは曲や衣装は煽情的だけど笑顔がさわやかなのでかわいさの方が際立つ演技。スタイルがいいので何をやっても見映えがする。


キム・ヨナさん

やはりスタイルがいいのでパンツルックもよく似合う。おへそが出ているのがかわいらしい。ヨナさんには今までなかったタイプのプログラムだと思うけど、こういう曲調での踊り方は奈也さんや水津さんの方がうまいかな、と思った。ただ「Just a Girl」という言葉には韓国で“国民の妹”と呼ばれ世界中からも注目を集めるヨナさんの本音が表れているような気がする。


村主章枝さん

村主さんらしい女優魂の込められた演技。ただこういうプログラムはここ数シーズン続いている気がするので、やや新鮮味に欠けるかな、と思う。今度はもう少し違ったタイプのエキシビションが見てみたい。


女子選手では鈴木明子さんがダイジェストになってしまったのが残念。楽しみにしていたのに。でもこの感想文もダイジェストなので文句を言えた義理ではないか…。まあとにかく素晴らしい演技で楽しませてくれた選手のみなさんに感謝したい。

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琴光喜 白鵬に勝利

2007年7月17日

大相撲名古屋場所十日目、注目の全勝対決は琴光喜が上手出し投げで白鵬を下し十勝目を挙げた。

相手は新横綱とはいえ、今場所のここまでの内容は琴光喜の方がよかったので勝てる可能性も十分にあると予想して見守っていた一番だった。ただ時間一杯になってから館内に手拍子とコールが起きてしまったので集中を乱さなければいいな、と少し心配になった。しかし表情を見ると全く場内のざわめきを意に介せず厳しい顔つきをしていたので安堵した。琴光喜のあんな厳しい表情は初めて見た気がする。

両者右の相四つの一番、立つとすぐに琴光喜が左上手を引きつけ、タイミングを見計らっての出し投げで横綱を宙に泳がせた。どちらが横綱かわからないような圧倒的な内容での完勝だった。これで彼を琴桜と呼べる日も近づいてきた気がする。

とはいえ残り五日間も集中して取り組んで欲しい。明日の対戦相手は横綱朝青龍。26連敗中の相手だが、今場所のここまでのような相撲が取れれば白星も見えてくるだろう。全力で自身の最高の相撲を見せて欲しい。

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琴光喜 魁皇に勝利

2007年7月15日

大相撲名古屋場所中日、琴光喜は大関魁皇を寄り倒しで下して勝ち越しを決めた。

最初の立ち合いが合わず待ったをされたが集中を切らさなかった。二度目の立ち合いで厳しく踏み込むと右に変わりながら右上手をつかいみ、流れの中で右四つになって寄り立てた。ますます調子を上げてきているようで、この後がさらに楽しみになる。

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琴光喜 7連勝

2007年7月14日

大相撲名古屋場所は七日目を迎え、大関取りのかかる関脇琴光喜は7連勝し、横綱白鵬とともに全勝を維持している。序盤はやや慎重な取り口が目立ったが次第に調子を上げ、このところは圧倒的な強さで相手を退けている。

今日の対戦は高見盛。右の相四つで変化や小技のない力士なので、普通に右四つ得意の平幕力士として見れば琴光喜にとっては楽な相手である。ただこの二人は日大相撲部の同級生で、互いにライバルとして意識し合う関係にある。そのことで余計な力が入ってしまったりすると墓穴を掘ることになりかねず、少し心配しながら見ていた。立ち合いで待ったをした時にはいやな予感がした。しかし二度目の立ち合いですんなり立つとすぐに右四つの体勢になり、高見盛が右の差し手を嫌って引いたのにつけこんで真っ直ぐに寄り立てた。全く危なげのない圧勝だった。

明日の中日にはいよいよ大関魁皇との対戦が組まれた。番付では格上の力士だがけんか四つなのでこれまでの対戦では差し身のうまい琴光喜が有利な体勢を築くことが多く、対戦成績もリードしており相口のいい相手と言える。今場所のこれまでの相撲のような厳しい攻めを見せればいい結果がついてくるだろう。明日も楽しみに応援したい。

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ブラジル先住民が伝えた歌

2007年7月12日

地球の反対側から興味深いニュースが伝わって来た。ブラジルのアマゾンで近代文明との接触を絶っていた先住民の部族が突然姿を現し、三日後に姿を消したという。現れたのはメチキチレ族と呼ばれる部族で、約7000人いるカイアポ族の一部族だそうだ。

興味深いのは二曲の歌を残していったということだ。歌を通じて何を伝えたかったのだろう? カイアポ族地域のすべての村に無線で流されたということは録音されたのだろうか。どんな歌なのか、聴いてみたい。

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真央ちゃん 来季のフリーは「幻想即興曲」

2007年7月 6日

浅田真央ちゃんの来シーズンのフリーはショパンの「幻想即興曲」であることが明らかになったと報じられている。ショパンの曲であることはすでにわかっていて、どの曲になるのか楽しみにしていたのだけど「幻想…」と聞いてちょっと複雑な気持ち。

この曲は2005/06シーズンに荒川静香さんが用いていて(元々はフリーだったがオリンピックではSPにアレンジし直した)、昨シーズンもアイスダンスの渡辺&木戸組がFDに用いていた。新鮮味という点ではやや物足りない。加えて荒川さんと比較されてしまうというのは真央ちゃんにとって損だと思う。もちろん、今の真央ちゃんはあの頃の荒川さんと比べて技術的には全く遜色ないけど、やはりオリンピックチャンピオンの演技というのは見る人の心に深く印象づけられているものだ。決してまだまだ表現力が持ち味とは言えない真央ちゃんには荒川さんと曲が被るのは少しつらいことのような気がする。

しかしそれはともかく、やると決めたからには真央ちゃんならではの「幻想即興曲」に仕上げて、荒川さんとは違った魅力で人々を惹き付けられるような演技を見せて欲しい。

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「impressions」再び

2007年7月 6日

作曲: 山梨鐐平/編曲:田代修二
シングル「Shining eyes」(1996.07.21)所収。現行のCDでは「I LOVE YOU」MJCD-20054(2006.03.29)に収録されている。

この曲についてはすでに一度書いているが、牧田和男さんから寄せていただいた情報を元にもう一度論じておきたい。


本田美奈子さんは東芝EMIからデビューした後マーキュリー、バンダイ、マーベラスとレコード会社を移っている。「impressions」はシングル「shining eyes」のカップリング曲としてバンダイ・ミュージックエンタテインメントからリリースされた。したがって当然マーキュリーから移籍した後に制作されたものと思っていた。しかし実際はマーキュリー在籍時に牧田和男さんのプロデュースにより制作されたものであることを牧田さんご本人からご教示いただいた。作曲の山梨鐐平さん、編曲の田代修二さんもともにマーキュリー時代に制作された「June」と同じ顔ぶれなのでどういうことなのかと訝しく思っていたが、これですっきりと疑念が解消した。

この曲はバンダイとマーベラス在籍時にリリースされた音源を集めたアルバム「I LOVE YOU」の収録曲の中で一際異彩を放っている。それは単にスキャットだけで歌われているというのみならず、曲を制作する姿勢そのものがはっきりとほかの曲と違っているように見えるのだ。だからこれが牧田さんによるプロデュースだと知った時は実に腑に落ちる思いがした。マーキュリー時代のアルバム「晴れ ときどき くもり」は丁寧に時間をかけて作られたものだった。ほとんどの曲で作詞家と美奈子さんが顔を合わせて話し合い、収録の際は一切つぎはぎを行わなかったという。そうした手作りのような味わいはこの「impressions」にも聴き取ることができる。


「晴れ ときどき くもり」の制作の状況からは、美奈子さんが歌手として喜びを感じながら取り組んでいる様子が伝わってくる。牧田さんをはじめとするミュージシャンたちとのコラボレートは、美奈子さんにとってかけがえのない幸せな時間だったのだとあらためて思わせられる。それが長く続かなかったことは残念でならない。移籍に至った経緯は明らかでなく、何か“大人の事情”のようなものがあったのだろうと推測するほかはないが、かえすがえすも悔やまれることである。

この「impressions」はマーキュリーではリリースの機会を得なかったために、移籍によってそのままお蔵入りになったとしてもおかしくなかった。それを他社音源の移譲という障壁を乗り越えてまでリリースにこぎ着けたというのは美奈子さん自身の強い意志がはたらいたものと思われる。美奈子さんを衝き動かしたのは牧田さんと過ごした日々への追憶であっただろう。

これと並行して録音されていたのが自ら作詞作曲した「満月の夜に迎えに来て」だった。逝去後にリリースされた未発表音源を集めたアルバム「優しい世界」の収録曲の中で、この曲だけはすでに生前から特殊な形でリリースされていた。その理由を私はそれが自作であるがゆえと思っていた。しかしこの曲がマーキュリー時代の作品であることがはっきりとするに及んで、美奈子さんは自作曲であるということよりもむしろ、牧田さんとの思い出の曲であるということにこだわっていたのではないかという思いを強くした。


全編スキャットでというアイディアは美奈子さん自身による発案だった。元々の山梨さんによるデモはほんのスケッチ程度のものだったそうだが、美奈子さん自身の歌唱による対位旋律と重ね合わせる凝った編曲と相俟って魅力的な楽曲に仕上った。後年のクラシックでの活躍の萌芽をここに見出すこともできる。今回あらためて聴き直してサビの部分での対位旋律に「June」に聴かれるのと同じ音型が現れるのを発見し、「June」と関わりの深い楽曲であることを再確認した。

収録の際は室内の照明を落として外の景色が見える向きに立って歌ったという。その時美奈子さんの胸のうちにあったのがどんな思いだったのかは、歌詞がないゆえに聴き手の想像に委ねられている。きっとこれからも聴く度にその時の心情に応じて様々な感慨に浸らせてくれることになるのだろう。

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御礼 10万アクセス達成

2007年7月 3日

本日、当ブログは10万アクセスを達成致しました。ほぼ一年でこんなにも多くの方にご覧いただけるとは思ってもみませんでした。本当にありがとうございます。このところ自分のサイトのことで手一杯で、なかなかよそ様のブログや掲示板にお邪魔できていませんがご容赦下さい。連日の祝辞を要求するようなエントリーで恐縮ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

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Wikipedia 本田美奈子さんの項目

2007年7月 3日

いつも何かと利用させてもらっているネット上の百科事典Wikipediaだが、今年の初めころにちょっとした誤りを発見したのをきっかけにアカウントを取得して、これまでにいくつかの修正を行ってきた。ただ最も気になる本田美奈子さんの項目については、4月にどうしても看過できない誤った記述を修正したほかは編集に深く関わるのを避けてきた。私にとって百科全書のスタイルで美奈子さんのことを記述するのは難しいことであり、ウィキケットの項目にもあまりにも情熱を持っている事柄については執筆を避けてくださいと記されているので。もちろん、ファン歴に大きな空白のある私には十分な知識がないという事情もある。

ただ最近またこの項目を読み返して大幅に書き換えたいという気持ちが強くなってきている。音楽の中身についての言及がほとんどなく、“エピソード”の節が無駄に長い。現状ではほとんどマルチタレントのTV言行録のようだ。病気についての解説も必要以上に詳し過ぎ、百科全書の記述には相応しくない“お涙頂戴”的な情緒的な言い回しも散見される。

現在、あるいは将来にわたって、美奈子さんのことをよく知らないインターネットユーザーが彼女に興味を持った時、まず最初に参照するのはやはりWikipediaだろう。そうだとすれば美奈子さんのためにももっと充実した記事であることが望ましいはずだ。

すでに一部を書き直してみたが、これから編集に積極的に関わっていこうと思う。自分にはいささか荷が重い作業ではあるが、微力を尽くしてもう少し音楽家の評伝に相応しい内容に発展させていきたい。

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この一年を振り返って

2007年7月 1日

今日でサイト開設以来ちょうど一年になった。当初は不安なスタートだったものの、多くのみなさんの励ましのお蔭で楽しく運営してこられた。ここで簡単にこの一年を振り返ってみる。


スポーツでいろいろなことがあったのはある程度予測の範囲内だった。フィギュアスケートが空前の盛り上がりを見せたことも含めて。

そんな中でも最も意外だったのはあの亀田興毅のタイトルマッチだろうか。あんな試合を見せられるとは思っていなかった。

予想というか希望はしていたけどうれしい驚きだったのはやはり桑田真澄のメジャーでの活躍である。長いこと応援してきて本当によかったと思う。


一方音楽で大きな事件がいくつか起きたのは全くの予想外だった。音楽については自分のペースで好きなことを書いていこうと思っていたのが、「『おふくろさん』騒動」をはじめいくつかの事件を時間を追って更新しなければならない羽目になった。

その中でもやはりZARD坂井泉水さんの急逝は大きな衝撃だった。本田美奈子さんの逝去をきっかけにして始めたこのサイトで、またもこうした悲しい出来事を扱うことになるとは思ってもみなかった。それでもみなさんとコメントのやりとりをしながら気持ちを整理することができたのはサイトを運営してきたからこそだと思う。


最もうれしかったことの一つはやはり牧田和男さんからメールをいただいたことである。美奈子さんの関係者の方から直接お話を伺うのはとても貴重な経験でありがたいことだった。


このほかに意外だった出来事というとYahoo!の検索で重要なキーワードで度々上位に表示されたことである。それも大して有意義な情報があるわけでもないページが検索を通じてたくさんのアクセスを集めることが多かった。“キム・ヨナ”に至っては一時期一位と二位がこのサイトという状態だった(今も一位はこのサイト)。

Googleではサイトの歴史を重んずるアルゴリズムになっていて新興のサイトがいきなり上位に表示されることはないようだが、Yahoo!ではYSTの歴史自体が浅いためにここのような新しいサイトでも上位に表示されることがあるらしい。もちろん、サイトを公開している以上たくさんの方に見ていただけるのはとてもうれしいことではあるけれど、せっかく来ていただいても大した情報がなくて申し訳ないような気にもなる。


しかしそれはともかく今や多くの方に訪問していただけるようになったのはありがたいことである。これからも更新頻度については自分にプレッシャーをかけないという方針で、マイペースで運営していきたい。

というわけでいつもご覧いただきましてありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。

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