追悼 高塚省吾さん

2007年5月31日

連日湿っぽい投稿が続いて恐縮だけど追悼文をもう一つ。28日洋画家の高塚省吾(たかつかせいご)さんが盲腸がんのため亡くなった


私は美術のことはよくわからないのだけど、高塚さんの絵は好きで画集を持っている。何をきっかけに高塚さんのことを知ったのかはもう思い出せないのだけど、その静謐な美しさには見るなり目を奪われたのをよく覚えている。

高塚さんは専ら裸婦を描く画家である。抑制の効いた色彩と透明感の溢れるタッチで女性の肌を淡く繊細に美しく描き出す。自身"引き算の美学"と称する澄明な画風は、肌の奧にひそむ女性の内面まで見透かすことができるかのようである。

ラグビーが好きでTVの中継がある時は必ず見ること、道元の「正法眼蔵」を学び禅の素養があること、どうもフランス現代思想がお嫌いらしいことなど、自分と関心が似ている点が多くて勝手に親しみを感じていた。絵を描きながら音楽を聴くことも多いそうで、クラシックはグレゴリオ聖歌からアルヴォ・ペルト、武満徹まで、スーフィー教の神秘曲やキース・ジャレットなども聴くけど、演歌やショパン、シューマンなどは聴かないとのこと。音楽の嗜好は私と随分違うようだ。


伊東深水や竹久夢二など美しい女性を描いて広く人気のある画家はいるけれど、美術の素養のない素人が見て素直に美しいと思える裸婦の絵を描く画家というのは実は意外に少ないように思う。高塚さんはその数少ない一人なのではないだろうか。美術界では名の通った人なのだろうけど、一般にはあまりその画業が浸透していないのか訃報も大きく扱われなかったのは残念である。もっとこの画家の孤高の美の世界が広く知られることを願っている。

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「揺れる想い」

2007年5月29日

急逝した坂井泉水さんを偲んで聴いてみた感想を簡単に。


揺れる想い」は甘くさわやかな青春への讃歌。私にはZARDといえばこの曲の印象が強かった。今聴いても当時感じた新鮮さは少しも失われていない。

揺れる想い 体じゅう感じて
このままずっとそばにいたい
いくつ淋しい季節が来ても
ときめき 抱きしめていたい in my dream

コンクリートの街の中で人が機械に支配されるような暮らしをしていても、歌に心を揺るがせる感受性だけは大切にしたいと思いつつ聴いていた、懐かしい曲である。


負けないで」はシンプルな詞ながら傍らに彼女が寄り添って励ましてくれているような気分にさせてもらえる応援歌。この歌に勇気づけられてきたファンの方も多いようだ。

どんなに 離れてても
心は そばにいるわ
感じてね 見つめる瞳

下降音階をモティーフにした伴奏パートにプリンセス・プリンセスの「ティンカーベル」との類似を感じる。


Listen to me」はアップテンポな曲調に等身大の女性のリアルな生活感覚を歌った歌詞を乗せた軽快な曲。メディアへの露出が少なく神秘的なイメージのあった彼女の素顔が垣間見られるような気がする。

イヤになっちゃう 満員電車は Biggest Zoo
乙女心の 髪も 靴もダイナシよ
夢も恋も遠いなんて
淋しいじゃない
…
Listen to me 飛び出そう
ダークグレーの空の色 塗り変え
We'll be all right  never give it up!
毎朝が新しいページの始まり

リズムに同じくプリンセス・プリンセスの「Diamonds」や本田美奈子さんの「Oneway Generation」と共通するものがあり楽しく聴ける。


ZARDはとても人気のあるアーティストだったけど、表立って好きというのが気恥ずかしいようなところのある存在でもあった気がする。今こうして聴いていても決してうまいとは思わないし、ブレスのタイミングやアクセントの置き方が日本語として不自然に聴こえる箇所が目立ったりもする。それでもあの歌声にふれた瞬間に胸のうちに広がる清涼感はほかでは決して得ることのできないものだ。それはやはり稀有な才能だったのだとあらためて思う。


久しぶりにアルバムを通して聴いてみて最も私の心をとらえたのは二曲目に収録されている「Season」だった。吹き抜ける風のようなさわやかな曲調が耳に心地よく、甘くノスタルジックな情感に心誘われるZARDらしさの際立つ佳曲である。この歌の最後の二行をそのまま坂井さんの魂に捧げたい。

心に刻み込んで
I'll remember you and windy season
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追悼 坂井泉水さん

2007年5月28日

ZARDのヴォーカリスト、坂井泉水さんが27日急逝していたことが明らかになった。私は特に熱心なファンというわけではなかったけど、この人の歌はいつも自分のそばにあったという実感がある。


90年代の初めに意味のない横文字の名を冠したバンドが乱立するという奇妙な事象が生じたが、ZARDはその代表格だった。あの当時人気を誇った多くのこうしたユニットの中で長命を保つことができたのは、このZARDのほかにはB'zを挙げることができるくらいだろうか。

当初は"バンド"として認知されていたZARDだが、間もなく実質的にヴォーカルの坂井泉水さんのソロでの活動であることが知られるようになった。人気の理由はあのさわやかな歌声と、気取らずさりげない言葉で青春の哀歓を綴った坂井さん自身による歌詞にあったといっていいだろう。この人の歌を聴く度に生きづらい世の中に新鮮な風が吹きわたるのを感じさせてもらったものだ。

各種の報道では高校野球の春の選抜大会の開会式の入場行進曲に採用された「負けないで」を代表曲として挙げているが、私が一番好きなのは「揺れる想い」だった。今私の手許にはこの二曲を含むアルバム「揺れる想い」があるのだが、ジャケットには歌の世界そのままの清涼感に満ちた坂井さんの美しい姿が写し出されている。私にはジーンズの似合う人という印象が強いのだが、今調べてみるとベストジーニスト賞の受賞歴はなかった。メディアヘの露出を極端に抑える戦略を採っていたことでこうした賞にも縁がなかったようだ。それでも彼女のさわやかで素敵なジーンズ姿は歌声とともにいつまでも人々の記憶に残ることだろう。

亡くなった時もTシャツにジーンズといういでたちだったそうだ。最後までこの人らしい姿だったというべきか。今夜はこのアルバムを聴きながらありし日を偲ぶことにしたい。

アルバム「揺れる想い」を聴いた感想

音楽葬に寄せて

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白鵬 連続優勝を全勝で飾る

2007年5月27日

大相撲夏場所千秋楽は大関白鵬が横綱朝青龍を上手出し投げで下し、連続優勝を全勝で飾った。重圧のかかる綱取場所で終始危なげのない取り口で全勝したのは見事というほかない。今後間違いなく押しも押されもしない大横綱になっていくことだろう。不知火型の土俵入りが早くも楽しみになる。


琴光喜は大関取りへ

一方関脇の琴光喜は大関千代大海を送り出しで破り今場所の成績を12勝3敗とした。千代大海にはやや相口のよくなかった琴光喜だが、立ち合いから大関の張りに負けずに張り返し、右の上手をつかむと出し投げで後ろを向かせて送り出した。今場所は先月腰を痛めた影響で体調が十分でなく、場所前の稽古も不足していたそうで心配されたが、そんなことを全く感じさせない好調な相撲で白星を積み重ねた。体調のいい時には自分から無駄な動きをして墓穴を掘るようなこともある琴光喜だが、体調が万全でない分余計な動きがなくシンプルに自分の技量を生かす取り口を徹底できていたのが好結果に結びついたのかも知れない。

勝ち越して関脇に留まることが確実になったので、来場所は関脇在位の新記録を打ち立てることになる。そしてもちろん、先場所も二桁勝利をしていたので大関取りの場所になる。審判部長の放駒親方は個人的見解と前置きをしつつ、来場所で11場所連続で関脇を務めることになる安定感は十分考慮に値すると述べている。関脇で積み重ねてきた実績を周囲も認める雰囲気にあるようだ。これまでやや苦手にする傾向のあった地元の名古屋場所だが、ぜひこのチャンスを確実につかみとって欲しい。

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サーバ移転作業のお知らせ

2007年5月26日

いつも当サイトをご覧いただきありがとうございます。明日27日に(同じXREA内ですが)サーバの移転作業を行うことを予定しています。その間一時的にアクセスできない状態になるかも知れませんがご了承下さい。

アドレス等の変更はございません。引き続きどうぞよろしくお願いします。

追記:27日18時50分

移転作業終了致しました。自分の環境で通常通り閲覧できることを一通り確認しましたが、もしまだページが表示されない等の不具合がありましたら報告していただけると助かります。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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白鵬連続優勝 横綱昇進へ

2007年5月26日

大相撲夏場所14日目は大関白鵬が千代大海を寄り切りで下し、二場所連続の優勝を決めた。同時に来場所の横綱昇進もほぼ確実になった。

今場所の白鵬は序盤は勝負が決まった後とはいえ土俵際でバランスを崩して自ら倒れるような場面が目立ち、やや不安を感じさせる滑り出しではあった。しかし日を追うごとに力強さと安定感を増し、相手を寄せつけない圧倒的な相撲で白星を積み重ねた。13日目の琴光喜戦などは右四つの体勢からおっつけながら左上手を引き付けてそのまま寄り切り、すでに横綱となるに相応しいだけの力量を備えていることを見せつけた。ぜひ今後も精進を重ねて大横綱になっていって欲しい。

白鵬といえば本田美奈子さんのファンであることでも知られている。国技である大相撲の横綱が美奈子ファンだなんてうれしくなる。これからも同志として精一杯応援していきたい。

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申&趙組 現役続行

2007年5月24日

新聞報道によると申&趙組が現役を続行することになったらしい。中国紙京華時報が報じているとのこと。中国語はよくわからないのだけどおそらくこのページの記事がそうだと思う。

昨シーズンは出場した全試合で圧倒的な強さで優勝した彼らだけにやはり引退はもったいない。決断を翻意してくれたことを歓迎したい。競技に復帰することで結婚はしばらくお預けということになるようだが、今後は自他公認の恋人ペアとしてファンを魅了する演技を見せて欲しい。

追記:6月2日0時15分

ここに述べたのと違った情報も伝えられて来た。詳しくはまりりん&すけーとを参照のこと。

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桑田真澄 57日ぶり実戦登板

2007年5月23日

パイレーツに所属の桑田真澄投手が右足首靭帯断裂の怪我から復帰し57日ぶりの実戦登板を果たした

若手のマイナー選手相手とはいえいい内容だったようでほっとした。メジャー昇格へ向けて今後がますます楽しみになる。

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特許庁 “イナバウアー”の商標登録を認めず

2007年5月22日

イナバウアー”を商標登録したいとのアサヒビールの出願を特許庁が退けていたことが22日明らかになった


まあ常識的で妥当な判断だろう。というよりそもそもバウアーさんの承諾を取りつけずにこんな申請をしてしまう神経が信じられない。法的なことはよくわからないが、少なくとも道義的には特許庁より先にバウアーさんに承諾を求めるのが筋というものだろう。

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安藤美姫さん 2007年新プログラムは『ラ・ボエーム』

2007年5月20日

あちこちで見かけた情報によると、安藤美姫さんの来シーズンの新プログラムは『ラ・ボエーム』らしい。私はオペラにはあまり詳しくないのだけど、『ラ・ボエーム』は最も共感を覚えるオペラ作品である。安藤さんがどんなミミを演じてくれるのか、とても楽しみだ。

自分がこのオペラになぜそれほど惹きつけられるのかについては少し思うところがあるのだけど、ややこしい話になるので今は割愛したい。でもいつかこの場でも語ってみたい話題の一つである。

追記:6月8日21時00分

このプログラムで用いられるのは「ムゼッタのワルツ」として知られる部分だった。従って安藤さんが演じるのはミミではなくムゼッタということになる。

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カーニバルオンアイス BSジャパン放送

2007年5月19日

地上波の放送は時間をよく確認してなくて途中からしか見ていなかった。やっと今日になって全てを見られた。


浅田舞さんはますます大人びて妖艶さに磨きがかかってきた感じ。安藤美姫さんは女王らしい風格が備わってきつつあるように思った。オープニングやフィナーレの群舞でも存在感が際立っていた。意外に、と言っては失礼だけど予想以上によかったのがジョアニー・ロシェットさん。シーズン中ほどぎりぎりまで体がしぼられてなくて適度にふっくらしていたのが女性らしい雰囲気を出していたのかも知れない。

男子ではやはりジェフリー・バトル選手が印象に残った。欠場したヨナさんの分までサービスしてくれて、またまたファンを増やしたことだろう。ゲスト出演の申&趙組はやはり圧巻だった。スロージャンプでめずらしく失敗したりしていたけど、彼らにしか出せない雰囲気で魅了してくれた。


地上波放送の段階ですでに多くのみなさんが指摘されていたけど、全ての演技をノーカットで見せてくれた編集は素晴らしかった。オープニングやフィナーレをあれだけ見せるというのも滅多にないことだ。他局もぜひ見習って欲しい。

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ノエル・ポール・ストゥーキーさん来日

2007年5月16日

このところ更新が滞ってしまっていた。あまりネタがなかったのもさることながら、長めの記事をいくつかまとめて書いたら少し疲れてしまったのかも知れない。気が乗らない時は無理しないつもりだけど、取り敢えず以前扱った話題の続報を一つ。


北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん救出への願いを込めて「SONG FOR MEGUMI」を歌う活動を続けているノエル・ポール・ストゥーキーさんが15日来日し、めぐみさんのご両親の出迎えを受けた。19日に東京都文京区の文京シビックホールでコンサートが開催される。

人々の善意が歌を通じて広がり、めぐみさんの救出に実を結ぶことを祈りたい。

関連ページ

Noel Paul Stookey Japan
ストゥーキーさんの公式情報発信サイト

追記:20日21時00分

東京新聞:「歌の力で拉致解決を」 日米歌手ら支援コンサート:社会(TOKYO Web)
19日に行われたコンサートの模様を伝える記事
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ドメイン名の由来

2007年5月 8日

ネットを徘徊していたらおもしろい企画を見つけた。

せっかくなので、みなさんのドメイン名の由来をブログしてみませんか。ドメインを持っていない人はアカウント名でも良いですよね。

ちょうどいい機会なのでここでドメイン名やサイト名、ハンドルネームの由来について説明しておこうと思う。


ドメイン名 “vita-cantabile.org

私の場合はサイト名からそのままとった。敢えて違うものをつける理由を思いつかなかったので。元々はドメインを取得するつもりはなくてXREAのサブドメインを使っていたのだけど、VALUE-DOMAINが割引きキャンペーンをやっていたので何となくつられて取得してしまった。

本当は.jpがよかったのだけどこれは高過ぎるので断念。.com、.net、.orgの中から字面がよさそうと思って.orgにした。全くの個人サイトなのにorganizationとはいかがなものかと思うけど、それは.comや.netでも同じこと。取り敢えず気に入っているのでこのまま使っていくつもりでいる。


サイト名 “Vita Cantabile” “Giorni Cantabili

「歌のある人生を」というつもりで「Vita Cantabile」とつけた。“vita”はイタリア語で人生、生活などを意味し、“cantabile”は「歌うような」という意味の形容詞。楽譜で発想標語として用いられるので音楽ファンにはお馴染みの言葉である。某マンガ作品のおかげで一般にも広まってきているのでその意味ではタイムリーなネーミングだったと思う。

実はこの名前は以前「スローライフ」はイタリア語では何というのだろう、と考えていた時に思いついた言葉である。イタリアで起こった食生活を見直す運動が「ファストフード」の反対語として「スローフード」と名づけられた。この理念を食文化のみならず生活全般に拡げたのが「スローライフ」の概念である。イタリア発祥の運動なのでどうせならイタリア語で言った方がいいのではないかと思ったのだ。考えているうちにPrestoなのかLentoなのかは問題ではなくて、本質的なのは私たちが歌を歌ったり聴いたりする時に感じるようなうるおいが暮らしの中にあるか、ということなのではないかと思うようになったのである。

このブログは毎日更新はできていないし目指してもいないが、みなさんに寄せていただくコメントなども含めて一応日々新しくなるサイトということで一日を表す“giorno”の複数形をタイトルにした。“vita”の方も含めて文法的には合っていると思うけど、イタリア語はよくわからないのでネイティヴのイタリア語話者に自分の言わんとするニュアンスがうまく伝わるのかどうかは心許ない。


ついでにいうとこの名前にはフランス現代思想に対する挑戦状という意味も込められていたりする。尾崎豊が声を嗄らして自由への希求を叫んでいたまさにその時代に“音声中心主義の解体”などという馬鹿げたことを企てていた哲学教師を私はどうしても許す気になれないのだ。


ハンドルネーム “sergei

敬愛する作曲家の名前からつけた。少しだけど自分の下の名前と音が似ているということもある。人から呼びかけてもらう時に日本語入力のオン/オフの切換えが面倒だと思うのでよそでは片仮名の“セルゲイ”という表記も用いている。

掲示板等に参加するようになって何通りかのHNを使用したのだけど、自分でどうもしっくりとしなかった。このサイトを開設するにあたって今のものにして、取り敢えずは慣れてきている。日本人でありながら外国風の名を名乗るというのは妙な気分でもあるけれど、今はこれより相応しい名前は思いつかないので当面これを使っていくことになると思う。

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栃東引退

2007年5月 7日

ツ鄰ミ、ホツ邏リニハナ/strong>が引退を表明した。二度の関脇陥落から復帰した大関も病気には勝てなかった。

栃東は大相撲最高の技能派力士であり、その取り組みを最も楽しみにしていた力士の一人だった。もうあの相撲が見られなくなるのは残念でならないが、今は長い間お疲れ様、と声をかけて上げたい。今後は健康に気をつけて、あの技を受け継ぐ力士を育てて欲しい。親方としての新たな出発に期待したい。


なお、私は後から知ったけど、記者会見に先立って公式ブログで引退を表明していた。大事な決断をマスメディアを介さずに直接ファンに伝えようとした試みは斬新であり、ファンを大切にする姿勢に感銘を受けた。

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「Time To Say Goodbye」

2007年5月 6日

作詞・作曲:サルトリ、カラントット&ピーターソン 編曲:井上鑑
アルバム「AVE MARIA」COCQ-83633(2003.05.21)所収。ミニアルバム「アメイジング・グレイス」COZQ-147,8(2005.10.19)、ベストアルバム「クラシカル・ベスト〜天に響く歌〜」COZQ-255,6(2007.04.20)にも収録されている。

言わずと知れたサラ・ブライトマンさんの代表曲。元々は「Con Te Partirò」のタイトルでイタリアのテノール歌手、アンドレア・ボチェッリさんのために書き下ろされ1995年に発表されたが、サラさんとデュエットしたヴァージョンが世界的なヒットを記録した。この時にタイトルと歌詞の一部が英語に改められたようだ。今では事実上サラさんの持ち歌になっているといってもいいだろう。

楽曲は早口言葉風のレチタティーヴォとボレロ風のリズムによるアリアから構成される。聴く者の心を鼓舞するようなエネルギーに満ちた力強い曲である。


美奈子さんは2000年にシドニーで開催された日豪親善コンサートで、服部克久氏の薦めでこの歌を披露している。2001年の『ミュージックフェア』への出演でもこの曲を歌い、2002年に『題名のない音楽会21』に出演した際は布施明さんとデュエットし、同年末の『ベストテン2002』ではアカペラでひとふし歌ってみせて共演したサンプラザ中野さんらを驚かせている。

そして本格的にクラシカルクロスオーヴァーでの活躍を始めた2003年、第一弾のアルバム「AVE MARIA」にこの曲が収録されることとなった。アルバム収録曲では唯一の外国語のみの歌詞であり、ほかの歌手の持ち歌のカヴァーと見做し得るのもこの曲だけである。その後のコンサートでも頻繁にこの曲を取り上げている。こうしてみると「Time To Say Goodbye」は美奈子さんのクラシック路線を象徴する曲の一つと言えそうだ。


美奈子さんはサラ・ブライトマンさんには強いあこがれを抱いていたようで、店頭でのイベントではサラ版のカラオケでこの歌を歌ったことさえあるそうだ。ミュージカルの世界で成功を収め、クラシックとのクロスオーヴァーの領域へと活躍の場を拡げていったサラさんは、美奈子さんにとって進むべき道のりを照らしてくれる灯し火のような存在だったのだろう。

そんなサラさんへの強いあこがれを象徴するのが逝去後にメモリアルとしてゴマブックスから発行された「天国からのアンコール vol.2 2006年のマリリン」の表紙に採用された写真である。この扮装、ナゴヤドームでのコンサートの時のものだそうなのだけど、明らかにサラさんのアルバム「La Luna」のジャケットを意識しているのだ。ほとんどサラさんになりきった“コスプレ”といってもいいかも知れない。美奈子さん自身が傑出した歌手なのだからそこまでしなくても、と思うのだけど、美奈子さんにとってはそこまでしなければ気が済まないほどあこがれた存在なのだろう。


これほどまでにサラさんにあこがれた美奈子さんにとって、ソプラノアルバムの第1弾に代表曲「Time To Say Goodbye」を収録したのは極めて自然なことだったのだろう。しかし一見相応しく見えるこの選曲は実際には両刃の剣でもあったように思われる。あまりにもサラさんと強く結びついて世に知られているこの曲をクラシカルクロスオーヴァーでの活躍を始めた段階で歌うことになれば、“サラ・ブライトマンの追随者”と見做されてしまう可能性が高いからだ。

サラさんとは活躍の領域が重なるので何かと比較されるのは自然なことである。ただ、そこでしばしば「後少しでサラさんの域にまで届くところだったのに」といった評がなされるのを見ると悲しくなってしまう。こうした議論は美奈子さんのファン同士のやりとりにさえ見かけることがある。

美奈子さんは活動の期間があまりにも短かったし、世界的な人気や知名度ではサラさんに遠く及ばなかったけど、歌唱の質自体ではサラさんと比べて特に遜色ないと私は確信している。それだけに「サラさんのように成ろうとしたけど叶わずに亡くなってしまった人」というような形容がなされることがあるのにはやりきれない思いがする。ファンの間にさえこうした声があるというのはやはりプロデュースの仕方に原因があったようにも思われるのだ。


本格的にクラシックに取り組むにあたっては、むしろ逆にサラさんからの影響を意図して感じさせない方向でプロデュースするという選択肢もあり得たのではないかと思う。少し口はばったい言い方になってしまうけど、もし私が美奈子さんにアドバイスができるような立場にいたとしたら、シドニーのオペラハウスや『題名…』などで歌ったのはいいとして、ソプラノアルバムの制作が決まった時点でこの曲は一旦封印し、コンサートでのアンコールピースのような限定した形でのみ歌うようにしてはどうか、と進言していたかも知れない。

デビュー曲を「好きと言いなさい」から「殺意のバカンス」に変えたことについて美奈子さん自身アイドルとの差別化ができてよかったと語っていたらしい。“差別化”などというマーケティング理論の用語をどこで覚えたのか知らないが、デビュー当時に従来のアイドルたちとの差別化を意識していたのなら、クラシックを歌い始めるにあたってもサラさんなど先行のアーティストたちとの差別化をもう少し考慮してもよかったのではないだろうか。

美奈子さんとしては純粋にこの歌が好きだから歌っていたのだろう。そういう屈託のなさはその実力に比して人気や知名度が高くなかった一因にもなったと思う。打算や計略とは無縁の性格は芸能界の激しい競争を生き抜く上では欠陥だったともいえる。もちろん、そんな人だからこそ惚れ込んでしまうのだけど。

私の考えでは美奈子さんはサラさんともほかの歌手とも異なる独自の個性を持ったユニークなアーティストである。このことは強調しておきたい。サラさんが直線的で淡泊な表現で自身の透き通るような美しい声をじっくりと聴かせる歌い方だとすれば、敢えて下品なほどの濃密な表現に徹することでクラシカルクロスオーヴァーの領域に独自の立ち位置を見出したのがフィリッパ・ジョルダーノさん。そして濃密な表情付けを施したうねるような歌い回しを聴かせながらなおかつ清楚な美しさを失わないのが本田美奈子さん、というところだろうか。


ただソプラノ歌手としてのセルフ・プロデュースのあり方はどうあれ、「AVE MARIA」を制作した時点ですでに美奈子さんにはわずかな時間しか残されていなかったことを思えば、美奈子さん自身愛したこの曲の正規のスタジオ録音やライヴ映像が残されることになったのは結果的に幸運だったとも言える。邪念を排して歌だけに耳を傾ければ美奈子さんらしい名演であることに違いはない。外国語の発音は決して得意でなかった美奈子さんだが、原則として語尾が母音になるイタリア語は比較的楽にこなせたのではないだろうか。“goodbye”の“good”や“partirò”の“ti”の母音を長く伸ばすルバート感覚などはとても日本的だと思う。


美奈子さんがこの曲をレパートリーとするきっかけとなった服部克久氏が美奈子さん逝去後のインタビューに答える中で「今聴くと、つらいね」とぼそりと述懐していたのが印象に残っている。これはおそらく英語のタイトルのことを指しているのだろう。しかしオリジナルのタイトルであり曲中何度も繰り返される「Con te partirò」という言葉はイタリア語で「君と共に旅立とう」という意味である。このことからわかるように、これは別れの歌ではなく出発の歌なのだ。これからはいつも美奈子さんがそばに寄り添っていてくれる、そんな思いを込めて聴いていきたい。

謝辞

この記事を書くにあたっては以下のページを参考にさせていただきました。ここに記してお礼申し上げます。ありがとうございました。

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朝日新聞beに高橋大輔選手の記事

2007年5月 5日

今日の朝日新聞土曜版beに高橋大輔選手の記事が掲載されていた。ネットでも読めるのだけどアスパラクラブへの会員登録(無料)が必要になるらしい。自分も入会してみようかと思ったのだけど記入する項目がたくさんあって面倒なのでやめてしまった。紙面で読むことができなくて会員登録が面倒でない大ちゃんファンの方はご覧になるといいと思う。

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Sports@nifty フィギュアスケートアワード2007 投票

2007年5月 3日

Sports@niftyのフィギュアスケート特集で開催されているフィギュアスケートアワード2007、今回も参加してみた。投票内容は以下の通り。


1. 今シーズン、最も輝いていたフィギュアスケーター(シニア)を1名(1組)お答えください。

2. 1のスケーターを選んだ理由は何ですか?

申&趙組
全ての試合で圧倒的な力を発揮して優勝した。技術、表現力ともに完成された演技はペア競技として最高峰のもので、人々に深い感銘を与えた。

やはり今シーズンは彼らの充実ぶりが際立っていたと思う。NHK杯などで何度も日本を訪れてくれた二人が最後の花道を東京で飾ったことは感慨深かった。ささやかだけどこの投票を以て私からの婚約祝いとしたい。


3. 1で選んだスケーター以外で輝いていたスケーター(シニア)を3名(3組)までお答えください。

4. 3のスケーターを選んだ理由は何ですか?

安藤美姫選手
不断の努力により昨シーズンの不振から抜け出し、再び世界の一線に返り咲いた。試合中に体調不良や肩の故障に見舞われるなどトラブルも多かったが、それら全てを乗り越えて世界選手権優勝に輝いた姿は見る者に大きな感動を与えた。
ブライアン・ジュベール選手
出場した全ての大会で優勝したばかりでなく、3年ぶりに一つのプログラムで3度の4回転ジャンプを成功させるなど、男子シングルを新たな4回転ジャンプの時代へと導いた。

5. 今シーズン、最も輝いていたジュニアフィギュアスケーターを1名(1組)選んでください。

6. 5のスケーターを選んだ理由は何ですか?

キャロライン・ジャン選手
ジャンプ、スピンなどあらゆる要素で高い技術を見せ人々を驚嘆させた。表現力もジュニアの域を脱しており、素晴らしい演技を披露した。

7. 今シーズン、すべてのフィギュアスケート(アマチュアの競技)のプログラムのなかから、心に残ったものを3つまでお答えください。

8. 7のプログラムを選んだ理由は何ですか?

タイスの瞑想曲(申&趙組フリー)
情感溢れる表現に長足の進歩を遂げた彼らの持ち味が最大限にいかされた芸術的なプログラムだった。
あげひばり(キム・ヨナ選手フリー)
キム・ヨナ選手のしなやかでのびやかな演技と調和し、彼女の妖精のような可憐な魅力が放たれていた。
白鳥の湖(太田由希奈選手SP)
繊細で優美な音楽表現に秀でた太田由希奈選手の持ち味が発揮された素晴らしいプログラムだった。

9. 今シーズン、すべてのフィギュアスケートコーチのなかから、最も賞賛したい1名をお答えください。

10. 9のコーチを選んだ理由は何ですか?

ニコライ・モロゾフコーチ
弟子たちを世界選手権女子シングルの金メダル、男子シングルの銀メダルに導いた。振り付けの芸術性のみならず、試合で結果を勝ち取るための戦略にも優れた手腕を発揮した。

濱田美栄コーチと書きたい気持ちをぐっとこらえてモロゾフコーチに投票した。やはり選手の個性に合わせた芸術的な振り付けのみならず、選手の精神面のケアから大会本番でのジャンプ構成を巡る戦術的な駆け引きに至るまで、全てにおいて卓越した手腕を発揮したと思う。

しかし冗談でも身びいきでもなく、今シーズンは濱田&田村コンビの躍進も著しかった。四大陸選手権をきっかけにあの"でこぴん"も注目の的となったし、これからますます名コーチとして(あの美貌と共に)国際的に知られるようになっていくだろう。


11. 今シーズン、すべてのフィギュアスケーター(アマチュア選手)の衣装のなかから、気に入ったものを3つまでお答えください。

12. 11の衣装を選んだ理由は何ですか?

安藤美姫選手の世界選手権フリー演技での衣装
安藤美姫選手の女性らしい魅力をひき立て、メンデルスゾーンの音楽の世界とも調和してプログラムの完成度を高めていた。

浅田真央ちゃんも今シーズンとても輝いていた選手の一人なのだけど、真央ちゃん関連の項目が一つもない結果になってしまった。まあ真央ちゃんは今後もますます輝いていくはずの存在なので、来シーズン以降にとっておくことにしたい。

この企画、昨年の第1回は受賞者の発表が大幅に遅れて次のシーズンが始まった後という間の悪い時期になってしまったのだった。今年は受賞者発表:6月1日!となっているけど、本当に間に合うのだろうか。

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「天に響く歌 歌姫・本田美奈子.の人生」

2007年5月 1日

先日のエントリーとタイトルが似ているけど今回は同時期に発売された本田美奈子さんの伝記についてのレヴュー。特に長大な本ではないのだけど、一つ一つの記述が胸にこたえて数日かけて読了した。美奈子さんの人柄や芸術を物語るエピソードを過不足なく取り上げていて、美奈子さんをよく知る人が回顧する上でも、美奈子さんについてあまり知らない人が詳しく知ろうとする上でも好適な本だと思った。ここではこれまであまり伝えられてこなかった話題を中心に感想を記したい。


この本を読んで一番印象に残ったのは、美奈子さんが『ミス・サイゴン』への出演にあたって「私は舞台では、演じないからね。生きるからね。強く生きてみせるからね」と意気込みを語っていたことだった。なぜこの言葉が興味深いかというと、「舞台で役柄を演ずるのではなく役柄に生きる」というのは現代の演劇に決定的な影響を与えた俳優・演出家のコンスタンティン・スタニスラフスキー(1863-1938)の演出法において強調されることだからである。私は『ミス・サイゴン』のような全編歌で構成されるミュージカルではリアリズムの手法とは違った方法論で演出されるものと思っていたのだけど、こうしたリアリズムとは懸け離れた音楽劇の現場にもスタニスラフスキーの影響が及んでいるようだ。

舞台が初めての経験である美奈子さんは、おそらく準備のためのスクールで講義を受けたか、あるいは稽古場での演出家の指導からこの言葉を知ったのではないかと思う。あのキムの内面に肉迫した演技・歌唱を支えていたのがこの言葉だったというのは重要な発見といっていいと思う。


歌や舞台の関係ではこのほかにはあまり目新しいことはなかった。新事実が多かったのはやはり闘病生活に関わることである。

病名の告知と最期の瞬間にお父様が同席されていたことは初めて知った。これまでお母様との親密な交情については詳細に伝えられてきたけど、お父様のことはほとんど聞かなかったのでデビュー直後のご両親の離婚以来お父様とは全く疎遠になってしまっていたのかと思っていた。こうした重大な局面に立ち会ってもらえるだけの交流が続いていたことには安堵を覚えた。「わたしのお父さん」や新たにリリースされた歌詞付きヴァージョンの「ゴッドファーザー愛のテーマ」も違った味わいで聴くことができそうだ。

TV番組で仕事仲間からの寄せ書きに岸谷五朗さんが「がんばれ」と繰り返し書いているのを見ていたので心配だったのだけど、南野陽子さんやYU-KIさんは「がんばれ」という言葉を避けながらそれぞれに思いやりを込めたメッセージを届けていたらしい。BOSSさんからは「ゆっくり休んでなさい」と声をかけられていた。闘病生活の中でも周りへの気配りを欠かさなかったけど、お母様の前では泣いたり甘えたりすることもできていたようだ。

9月に病気が再発して2度目の入院をしてからも何度か一時退院をしていた、とかスタジオを借りて録音をする準備を進めていたといった情報がこれまで伝えられてきた。深刻な状況でなぜそんなことができたのかと訝しんでいたのだが、これは先が長くないことを見越してできる限り本人の希望を叶えさせて上げようという病院側の配慮だったことがわかり腑に落ちる思いがした。過酷な治療で精根尽き果てた状態であの世へと旅立っていったのではないかと憂慮していたのだけど、病院も望みの薄い治療のために無駄に心身を痛めつけることのないようそれなりに気を配ってくれていたものと思われる。

総じて言えばつらい闘病生活の中でもたくさんの愛情に包まれて穏やかに時を過ごすこともできていたようで、その点は少し救われる思いがした。


もうあれからかなり時間が経っているので落ち着いて読むことができるだろうと思っていたのだけどとんでもなかった。読み進めるうちにあの当時の絶望的な悲しみがまざまざと蘇ってきた。この稿を準備しながらも何度も涙が溢れそうになった。

しかし何度そういう体験をしても、その度にやはりこの人を好きになってよかったという思いをますます強くする。あまりにも身の程知らずな片想いはつらい思い出ばかりになってしまったけど、それでも美奈子さんが私の人生に与えてくれた華やいだ彩りはかけがえのない大切な宝物である。最早全く叶うことのない思いではあるけれど、読み終えて美奈子さんの魂に少し近づくことができたような気になることができた。


なおこの本の中で井上鑑さんが仲間のミュージシャンに「wish」の制作に協力を呼びかける手紙が引用されている。この曲のタイトルについては以前ある掲示板でちょっとした議論をしたことがあるのだけど、井上さんの手紙によるとこれは入院中の美奈子さんに届けたデモDVDの段階で井上さんが仮のタイトルとしてつけていたもののようだ。徳光和夫さんと和田アキ子さんのTV番組で歌詞がつく前のメロディーを「LIVE FOR LIFE」と紹介していたのだけど、これは別の機会につけられたのだろう。


「ANGEL VOICE」

それから4月18日に東芝EMIから未発表曲8曲を含むアイドル時代のベストアルバム「ANGEL VOICE」も発売されている。ただ私にとってアイドル時代の美奈子さんを回顧するのは生乾きのかさぶたを剥ぎ取るような痛みを伴うことでもあり(“骨髄穿刺”に比べたら取るに足らないものだろうけど…)、今は詳細なレヴューは割愛することにしたい。一言だけいうとしたら—、ジャケットの写真がかわいすぎて心に痛い。

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2007年5月

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