魂の歌唱「アメイジング・グレイス」

2006年7月17日

この7月から一年間、本田美奈子さんが公共広告機構の骨髄バンク支援キャンペーンに起用されている。残念ながら私はまだ見ることも聴くこともできていないのだが、TV、ラジオでCMが放送されている。幸いTVCMについてはインターネットで見ることができるので、そちらで内容を確認した。

バックに流れているのは去年の7月、38歳の誕生日を前に一時退院した際、お世話になった医師、看護師のためにナースステーションでアカペラで歌った「アメイジング・グレイス」。重い病に冒されていることなど感じさせない、渾心の歌唱である。まだこれから一年間続くキャンペーンなので、いつかTVで見られるのを楽しみに待ちたいと思う。


ここをご覧の皆様にも、TVから繊細なヴィブラートに彩られた魂の歌唱が聴こえてきたら、しばしお仕事や箸を動かす手を休めてじっくりと聴き入っていただけたら幸いです。


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コメント

病気は憎い……。
僕の大切な人たちをたくさん奪っていった。
それはなにも身近の人々に限らない。
自分が愛した俳優、スポーツ選手、歌手等々。
特にその絶頂期に命を絶たれなければならない運命に遭遇した人々にかける言葉は見つからない……。本田美奈子さんもそんな一人だ。

言葉にできない

あなたに会えてほんとうによかった
うれしくて うれしくて
言葉にできない。

「生きる
 ただ、精一杯生きる。」

あなたに出会わなければ知らなかったこと

   「ありがとう」

何を書けばいいか分かりませんでした。
変わりに、ダウン症の息子とその両親の6年の歳月を見守った、僕の大好きな某生命保険のCMの文句を送ります。

美奈子 フオーエバー!

-> 風の又三郎さん

お若い方とお見受けしますが美奈子さんのことを知っていて下さってうれしく思います。本当に後少し生きることができたならどれほどの高みにまで昇りつめたのだろうと思わせる、そのキャリアにおいての絶頂期に訪れた突然の別れでした。


小田和正さんの心にしみる歌ですね。松田聖子さん、船越栄一郎さん出演のTVドラマも見ましたよ。かけがえのない命との出会いの尊さ、いつか必ず訪れる別れについて考えさせられました。


風の又三郎さんの心の中にも美奈子さんが生き続けることを願っています。

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