小山実稚恵さん 朝日新聞夕刊に登場
2007年3月16日
今日の朝日新聞夕刊に小山実稚恵さんの記事が載っていた。ネットでも見られるのでまだの方はぜひどうぞ。
12年がかりで進行する連続リサイタルに挑戦中の小山さんだが、全24回のプログラムを既に書き終えてしまっているそうだ。年を経るうちに曲目などを変更したくなるような可能性は想定していないのだろうか。何ともスケールの大きな話ではある。
抱えている愛猫は"ルービンシュタイン"君と呼ぶらしい。小山さんというと私には技巧の冴えを持ち味とするピアニストという印象があるが、その彼女を以てしても頭の中で思い描く音楽と現実の演奏とのギャップに落胆してしまうのだという。あらためて音楽の奧深さを感じさせられる。
コメント
小山さん関連の記事の紹介、ありがとうございます。
3,4年前にリサイタルを見に行った事があるのですが
ステージに出てらした瞬間に、ホールが小山さんワールドに変わり、
演奏が終わってもまだ音が聴こえてるような
そんな不思議な空間を作り上げてくれました。
なりやまない拍手、何度もアンコールにこたえてくださって
「本当に素敵な女性だなあ・・・」とその時思ったものです。
素顔は「甘いもの大好き」な女性で、
控え室で「何かお持ちしましょうか?」と聞かれると
「ではまず、甘いものを」が恒例なんだとか(^^;)
子供のピアノ教室から配布される冊子に載っていた
小山さんの「絶対に失敗のないチーズケーキ」のレシピは
私の宝物で、ことあるごとに私も作らせてもらいました。
今でもどっかにあるはず(^^;)
-> sashaさん
小山さんて普段の話し方はおっとりとしておしとやかな女性なのですが、演奏は凛とした美しさに満ちているんですよね。とても実力のある人なのに何だかのほほんとしていて、無理して人の注目を集めようというような野心が感じられないのが少し歯痒くもあり、奥ゆかしいところでもあります。
甘いものがお好きなのですか、音楽家って甘党が多いのでしょうかね。ラフマニノフもなぜそんなに素晴らしい演奏ができるのか、と聞かれて「いつも演奏前に楽屋で食べるcrème de menthe(ミント風味のクリームのお菓子らしいです)のお蔭だよ」と答えたそうです。小山さんのレシピのチーズケーキ、私も食べてみたいです。
うわ〜^^早速リンクに飛んで来ましたよー♪
小山さんのナチュラルな笑顔、暖かい人柄が思い切り出てる気が致します。
24回のプログラムといえば、小山実稚恵の世界 の事でしょうかねー♪
この本、私も持っていますが、これから演奏される曲目解説を全部ご自身で書かれています^^文才もあって本当に圧巻です♪
明日は小山さんのオール・バッハプロのコンサートへ出かけて来ます♪初めて聴く小山さんのバッハ・・・卒倒しないように心がけたいと思います!
-> ももこさん
お人柄が伝わってくる記事でよかったですね。プログラムってすでに書籍として売り出されているんですね! 曲目の解説を書くのって演奏家にとっても大変なことだと思いますが、全てご自身で書かれているのは素晴らしいですね。
10年先の予定が決まっているのってプレッシャーにはならないのでしょうかね。リヒテルなら絶対にやらないことですよね。
オール・バッハ・プログラム堪能して下さいね。もう今ごろは終演しているでしょうか、卒倒しないで無事帰って来てレポートして下さいね〜。楽しみにしています。