中国大会2007 女子シングル SP

2007年11月 9日

王月人さん

名前を聞くのも初めての選手だが予定した全ての要素をミスなくこなした精一杯の演技。スケーティングもなかなかしなやかで、ステップでもしっかりと踊っていた。これからが楽しみな選手。美人ということもあり応援して上げたくなる。TVの画面を見ながらつばをつけておきたくなった。


方丹さん

この人がこういう静かな音楽で演技するのはめずらしいのではないかと思う。見た目も大人びてきているようで今までと少し印象が違っていた。


アリーナ・マルティノワさん

昨シーズン見た時よりも全体に動きにしなやかさが出てきたように思った。しかし各要素でミスが多過ぎてSP最下位は仕方がない。ロシア期待の若手としてもう少し張り切って演技してもらいたいもの。


許斌姝さん

しっとりとした演技が印象的。フリップの転倒はもったいなかったけど全体にはいいプログラムだったと思う。この人も応援して上げたくなる選手。フリーは「もののけ姫」だそうで楽しみ。


ベアトリサ・リャンさん

きびきびとした動きが印象的な演技。がっしりした体格でジャンプに独特の迫力がある。手足の長い選手が増えている分、かえって演技が個性的に見えて得をしているという見方もできるかも知れない。


キャロライン・ジャンちゃん:Spanish Gypsy

認定されたかどうかわからないがトリプルルッツ–トリプルトウループのコンビネーションを成功させるなど実力を発揮した。PCSが伸びないのは今は仕方のないところか。ディダクションは時間超過?(10日22時30分追記:ジャッジスコアにより時間超過であることを確認。コンボは3-3の認定。)


アリッサ・シズニーさん:サン=サーンス 白鳥

ルッツで着氷が大きく乱れたが、フリップを成功させその後急遽トウループを付け加えたのはジャンプの苦手なこの人にしては上出来というべきか。白い衣装での長い手足を生かした演技は本当に白鳥が舞っているようだった。


カロリーナ・コストナーさん

ルッツもフリップも危うい着氷ながら予定した全てのジャンプを成功させた。ジャンプが決まればさすがに高得点を叩き出しSPを終えてトップに立った。衣装は品のいい色合いでとてもよかった。音楽はちょっと変わっていて微妙な感じ。


村主章枝さん:Take Five

ルッツの着氷が乱れコンビネーションにできず、フリップはすっぽ抜けてシングルに。明らかに調整が間に合っておらずまさかの11位スタート。ただステップにはかなり集中して取り組んできた跡がうかがえた。

注目された曲は「Take Five」だった。五拍子で踊るというのはなかなか大変なはずで、いつも新しいことに挑戦する村主さんらしい選曲だと思った。このプログラムを今シーズンどこまで仕上げることができるか楽しみだ。


スザンナ・ポイキオさん

ますます大人の魅力を増してきているように思った。“妖艶”という言葉はこの人のために使って上げればいいのでは?


ユリア・シェベシュチェンさん

フリップは見事だったがルッツの着氷が乱れてしまったのがもったいない。緑の蛍光色の衣装はちょっとどうかと思った。


キム・ヨナさん:ヨハン・シュトラウス二世 こうもり

トリプルフリップの後のトウループがシングルになるめずらしいミス。それ以外は高い技術を発揮した。レイバックスピンの後、肩を揺すらせて踊るところがかわいかった。

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コメント

ヨナさんの表情を見ていると緊張しているのが伺えました。
コストナーさんはトリノと時比較すると大人の滑りをしていました。
村主さんは新しい試みでしたね。「TAKE FIVE」を使用している辺りはさすがです。
村主さんらしからぬミスが多くて残念です。

-> moonさん

中国大会は美人選手が多くて見るのが楽しいですね。村主さんはちょっと残念でしたけど、いつも新しいことに取り組んでいるのは素晴らしいと思います。

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