魁皇 五敗目を喫し土俵際に
2007年11月20日
この九州場所をカド番で迎え進退を懸けて土俵を務める大関の魁皇は十日目に豊ノ島に敗れ五敗目を喫した。勝ち越すにはあと二番しか負けられないが、今場所好調の白鵬、千代大海、琴光喜の三人との対戦を残しており、非常に苦しい状況に追い込まれた。
持ち前の怪力で長年にわたり土俵を湧かせてきた大関も満身創痍で力の衰えは隠し切れない。とにかく残り五番、地元の観衆の前で悔いのない相撲を取って欲しい。多くの相撲ファンに愛された名大関の姿をしっかりと目に焼き付けておきたい。
追記:24日18時20分
魁皇は十四日目に大関琴光喜を下手投げで下して勝ち越しを決め、来場所以降の大関の地位を維持した。
コメント
魁皇関の地元なので精一杯頑張ってほしいと思います。
悔いのない相撲を取って欲しいと願っています。
-> moonさん
十一日目の安美錦との取り組みは立ち合いの呼吸が合わず両者とも拍子抜けしたような相撲になってしまいましたね。これからも正念場が続きますが、とにかく魁皇らしい姿を見せて欲しいです。
魁皇、今場所も土壇場で勝ち越しを決めましたね。いつもながらすごい根性の持ち主だと思わされました。でも、年齢的にも体力的にも勝ち越しをしても引退をする方向で話が進んでいるようです。彼のような力士にこそ横綱になってもらいたいですが。
-> モモさん
魁皇、土壇場での見事な執念でしたね。琴光喜がやはり場所前の稽古不足がたたって終盤スタミナ切れしてきたのも幸いしたかも知れません。彼が横綱になっていれば相撲人気も全く違っていたでしょうね。引退報道については本人は今日の取り組み後に否定したようです。