世界ジュニア選手権2008
2008年3月 3日
ブルガリアのソフィアで行われていたジュニアの世界選手権、TV放送を見ての感想を簡単に。なお全くの余談だが私はソフィアというとやはりスヴャトスラフ・リヒテルのライヴ・レコーディングを思い出してしまう(一応アフィリエイト・リンクを張っておくけどモノラルで音質は極めて悪いので要注意)。
キャロライン・ジャンちゃん
惜しくも連覇は逃してしまったけど、私にはやはり彼女の演技が一番心に残った。ジュニアとはいえ決して幼さを感じさせない選手がそろった今大会だが、音楽に合わせた感情表現という点で最も優れていたのはキャロラインちゃんだったと思う。二つ目のルッツはこれまでスパイラル姿勢からの難しい入り方をしていたがうまくいかないことが多かったので、今回はそれをやめて代わりにステップを入れていた。残念ながらそれも含めてルッツは二つともロングエッジと判定されてしまったが、それは今後の課題ということで…。とにかくかわいくて美しかった。
アダム・リッポン選手
男子は二人しか放送してくれなかったけど優勝したリッポン選手の演技が印象的だった。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「月光」に乗せて優雅な舞いを披露してくれた。音楽に合わせた表現が秀逸で、さすがにニコライ・モロゾフコーチに師事しているだけのことはある、とうならされた。これまで評判を聞くばかりで演技を見るのは初めてだったが、これで私にとっての注目選手の一人になった。
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