安馬 横綱から価値ある白星

2008年11月20日

大相撲九州場所十二日目、大関取りを狙う関脇の安馬は横綱の白鵬と対戦し、右からの下手投げで破り十勝目を上げた。

立ち合いから左をおっつけてそのまま差し、右も巻き替えて両差しになり、最後は右下手から投げる完勝だった。奇しくもTVの解説の音羽山親方(元貴ノ浪)が予測していたような展開だった。

これで安馬は白鵬と並び優勝争いのトップに立ったばかりでなく、目標としていた大関取りに向けても大きな一歩を踏み出したといえる。大関取りの目安は12勝と言われているが、仮りに11勝に終わった場合でも横綱にこれほど圧倒的な内容で勝ったというのは大きなアピールになるはずだ。

今場所は地元出身の大関魁皇の途中休場などもあり、今一つ盛り上がりに欠ける場所になっていた。いつになく観客の入りが悪かったのには数々の不祥事の影響も大きかっただろう。しかしこれまでいつも「ファンが喜ぶ相撲を取りたい」と語ってきた安馬が、その言葉に相応しい内容の相撲でファンの期待に応えようとしている。

Bookmark and Share BlogPeople 人気ブログランキング にほんブログ村

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

管理者の承認後に反映されます。

http://vita-cantabile.org/mt/tb-vc/459

コメント

sergeiさん
  
 日馬富士 優勝おめでとう! ですね。
  
 \(^O^)/ \(^O^)/ \(^O^)/

-> Kenおじさん

素晴らしい相撲でしたね。本割りの首投げも決定戦の左下手投げも実に見事な技でした。あの場にお父さんがいたらどんなに喜んだことかと思います…。

コメントを投稿

最新のコメント

author

author’s profile
ハンドルネーム
sergei
モットー
歌のある人生を♪
好きな歌手
本田美奈子さん、幸田浩子さんほか
好きなフィギュアスケーター
カタリーナ・ヴィットさん、荒川静香さんほか

最近のつぶやき

おすすめ

あわせて読みたい

Giorni Cantabili を読んでいる人はこんなブログも読んでいます。